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令和6年度統計調査にかかる大学生インターンシップ
岐阜県では、岐阜大学地域協学センターと連携・協働し、地域課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材の育成及び統計調査のよき理解者・協力者として良好な調査環境の確保に寄与する人材の育成を目指し、毎年インターンシップ事業を実施しています。令和6年度は、8月26日、27日、28日、30日の4日間にかけて実施しました。今年度は4名の学生に参加していただきました。
カリキュラム内容
1日目
講義では公的統計の意義や重要性を学ぶ「統計の基礎、統計調査の現状と課題」を受けました。演習ではExcelの操作方法、データの分析・入手方法及びグラフ作成方法の基礎を学びました。その後は人口データから、課題分析のベースとなるグラフを分担して作成しました。
2日目
午前は、講義「統計から見た岐阜県について」を受けました。その後は2つのグループに分かれ、課題市の人口について、データ分析やグラフ作成を行い、分析結果から課題を設定し、その解決策を検討し、発表資料の作成を進めました。午後には中間発表を行い、お互いの発表に対し意見交換をしました。
3日目
中間発表で交換した意見や各自でインターネットから入手した資料をふまえて、各グループの分析をさらに深めました。また、午後には実際に統計調査の現場で活躍されている統計調査員との交流会を実施しました。
4日目
午前は、県行政の職場体験として、「公務員の服務、倫理、県の行政組織について」の講義を受け、理解を深めるとともに、環境生活部次長や若手県職員と意見交換をしました。また、岐阜県庁の見学も行いました。午後からは、各グループで行ったデータ分析結果及び課題解決策の発表と4日間の振り返りを行いました。
参加した学生の感想
・Excelの使い方、グラフに必要な情報など、これからの大学生活や社会人になってからも活かせるような知識が身に付けられ、とてもプラスになった。
・統計データを集め、分析する方法が身に付いたと感じた。
・データをもとに、現状を分析し、課題を見つける中で、課題市について、深く知るきっかけになるとともに、自分の市についても調べてみたいと思った。
・グループワークでは、現状把握や根拠の発見、提案内容と根拠の使い方が難しかった。