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令和2年度統計調査にかかる大学生インターンシップ
県では、岐阜大学地域協学センターと連携・協働し、地域課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材の育成及び統計調査のよき理解者・協力者として良好な調査環境の確保に寄与する人材の育成を目指し、令和2年8月24日、25日、27日、28日の4日間にかけて、インターンシップを行いました。今年度は5名の学生が参加しました。
プログラム内容
1日目
まず初めに、公的統計の意義や重要性を理解するため、講義「統計の基礎・統計調査の現状と課題」を受けました。
次に、データの入手・分析方法及びグラフ作成の基礎を学びました。その後は実際の人口などのデータを活用し、グラフ作成、課題分析、さらにその解決策の検討を行い、発表資料の作成に取り掛かりました。
2日目
午前中は、講義「統計から見た岐阜県について」を受けました。その後は各自分析と発表資料の作成を進め、午後には中間発表を行いました。互いの発表に対し意見交換を行いました。
3日目
中間発表で交換した意見や、各自インターネットで入手したデータを反映させながら、各々の分析をさらに深めました。
4日目
午前中は、統計行政の現場体験として、公務員の服務や行政組織について理解するとともに、環境生活部次長や統計課職員との意見交換を行いました。午後からは、データ分析結果及び課題解決策の発表を行いました。
参加した学生の感想
・統計データを使うことで、自分の主張に説得力を持たせることができるとわかった。
・必要なデータを自分で見つけ出すというのは、情報リテラシーと深く結びついており重要な力だと感じた。
・統計調査について、一人一人の理解が必要であることを改めて感じることができた。
・初日の段階では統計というものは難しく自分からは遠い存在のように感じていたが、日常のいたるところに統計は使われており、何か物事を始めたりする際には欠かせないものだということがよくわかった。
・県職員の方から、公務員の在り方、岐阜県に対する思いなど、生の声を聞けて、新たな考えを持つことができた。