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平成30年度統計調査にかかる大学生インターンシップ
県では、岐阜大学地域協学センターと連携・協働し、地域課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材の育成及び、統計調査のよき理解者・協力者として良好な調査環境の確保に寄与する人材の育成を目指し、平成31年2月12日(火曜日)から15日(金曜日)の4日間にかけて、インターンシップを行いました。
インターンシップカリキュラムの概要[PDFファイル/45KB]
1日目:2月12日(火曜日)
オリエンテーション
はじめに、統計課の職員が、インターンシップの趣旨及び全体のスケジュールについて説明しました。
統計課マスコットキャラクター「テルミー」
<統計課職員からの趣旨説明>
【演習】公的統計データを活用した資料の作成
エクセルを用いたデータの分析、グラフ作成などの講義を行った後、実際に政府統計の総合窓口である「e-Stat」から統計データを入手する演習を行いました。
<データ分析の講義の様子>
2月13日(水曜日)
【演習】公的統計データを活用した資料の作成(続き)
前日に学んだことをもとに、具体的な市町村の人口などのデータを活用し、グループワークによる課題分析及び解決策の検討を行いました。
<グループワークの様子>
2月14日(木曜日)
【講義】統計の基礎、統計調査の現状と課題
統計の法制度や仕組み、統計調査員の職務や、統計調査環境において非協力事案が増加している現状など、統計調査にかかる現状と課題について講義を行いました。
<統計の基礎に関する講義の様子>
【講義】公務員の服務、公務員倫理、県の行政組織について
人事課職員を講師に招き、公務員の服務・倫理、岐阜県の行政組織、一般の公務員と非常勤の公務員である統計調査員の違いなどについて、講義を行いました。
<公務員の服務・倫理等の講義の様子>
【講義】統計から見た岐阜県について
最新の公的統計データをもとにした岐阜県の現状に関する講義を行いました。
<統計から見た岐阜県についての講義の様子>
【演習】統計調査の課題解決のためのワークショップ
統計調査の非協力事案が増加している現状について、課題解決策の提案を行いました。
講師にお招きした3名の統計調査員からは、「調査拒否された時は、統計調査が、国の政策を作っていくうえでの基礎データになるということを丁寧に説明し、調査に協力してもらっている」などの経験談をお話いただきました。
統計調査員の方々や、統計課職員と意見交換を行い、グループごとに課題解決策を考え、発表を行いました。
受講生からは、「国の政策は統計調査から成り立っていることを知った」「調査員さんの日頃のご苦労や、丁寧な対応を知った」などの感想がありました。
<統計調査員との意見交換の様子>
<グループ発表の様子>
2月15日(金曜日)
環境生活部次長、統計課職員と語る会
統計課が所属する環境生活部の次長との意見交換会を行いました。
環境生活部次長からは、大学生に向けてのメッセージを送るなどし、学生からは、「公務員という仕事がよくイメージできるようになった」「残りの学生生活で、より多くのことを経験し、立派な社会人になりたい」などの感想がありました。
<意見交換会の様子>
データ分析発表会
1日目、2日目に公的統計データを活用し、市町村に関する人口推移の状況や人口動態の状況を分析した内容について、グループごとに課題解決策の発表を行いました。
<データ分析発表会の様子>
4日間のインターンシップに参加した学生からは、「今まで統計や統計調査については全く知らなかったけれど、国などの政策を決めていくうえで、とても重要であることを学んだ」、「私たちのような大学生の関心の低さを感じたので、まずは統計調査に協力しなくてはいけない」、「公務員の仕事についても詳しく知ることができた」などの感想がありました。