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統計調査にかかる大学生インターンシップ
平成29年度統計調査にかかる大学生インターンシップ
県では、岐阜大学地域協学センターと連携・協働し、地域課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材の育成及び、統計調査のよき理解者・協力者として良好な調査環境の確保に寄与する人材の育成を目指して、下記のとおりインターンシップを実施しました。
統計の基礎、統計調査の現状と課題
はじめに、統計課の職員等がインターンシップの趣旨とともに、統計から見た岐阜県の現状や、公的統計の種類・仕組み等のほか、統計調査環境の非協力事案の増加など統計調査にかかる現状と課題について講義を行いました。
統計調査の課題解決のためのワークショップ
(ファシリテーター:岐阜大学地域科学部三井栄教授)
4名の統計調査員をお招きし、実際の統計調査の現場についてお話しをいただくとともに意見交換を行いました。
その後、調査員の方々と統計課職員も交えて、統計調査の課題解決のための解決策を検討し、グループごとに発表を行いました。
大学生ならではの多く意見が出されるなど、とても盛り上がったワークショップとなりました。
公的統計データを活用した資料の作成
大学生の公的統計データの利活用を推進するため、約2日間にわたって、統計データの入手方法や、分析及びグラフ作成の実習を行いました。
具体的な市町村の人口等のデータをもとに、グループワークによる課題分析及び解決策の検討を行いました。
県庁舎の見学等、データ分析結果の発表
県環境生活部次長から大学生へメッセージなどをお話しました。
大学生からは「仕事で苦労したことは?」等、率直な質問が多く出されました。
また、議会議事堂などを見学するなど、県庁舎の雰囲気を感じてもらいました。
最後に、今まで学んだ内容を踏まえ、学生による市町村に係る人口推移の状況や人口動態の分析、課題解決策のグループ発表を行いました。