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令和5年度統計調査にかかる大学生インターンシップ
岐阜県では、岐阜大学地域協学センターと連携・協働し、地域課題の解決に向けてリーダーシップを発揮できる人材の育成及び統計調査のよき理解者・協力者として良好な調査環境の確保に寄与する人材の育成を目指し、毎年インターンシップ事業を実施しています。令和5年度は、9月4日、5日、6日、8日の4日間にかけて実施しました。今年度は13名の学生に参加していただきました。
プログラム内容
1日目
講義では公的統計の意義や重要性を学ぶ「統計の基礎・統計調査の現状と課題」を受けました。演習ではExcel操作の方法、データの入手・分析方法及びグラフ作成の基礎を学びました。その後は実際の人口などのデータを活用し、グラフ作成、課題分析、さらにその解決策の検討を行い、発表資料の作成に取り掛かりました。
2日目
午前は、講義「統計から見た岐阜県について」を受けました。その後は4つのグループに分かれ、分析と発表資料の作成を進め、午後には中間発表を行い、お互いの発表に対し意見交換をしました。
3日目
中間発表で交換した意見や各自インターネットで入手したデータを反映させながら、各グループの分析をさらに深めました。また、午後には実際の統計調査の現場で活躍されている統計調査員との交流会を実施しました。
4日目
午前は、県行政の現場体験として、公務員の服務や県の行政組織について理解するとともに、環境生活部次長や若手県職員との意見交換を行いました。また、岐阜県庁の見学も行いました。午後からは、各グループで行ったデータ分析結果及び課題解決策の発表と4日間の振り返りを行いました。
参加した学生の感想
・Excelの使い方や統計の取り方、グラフの作り方など今後の学習で活かせる力を身に付けることができた。
・統計の分析の仕方やそれを用いた課題発見、解決策の提案の方法を学ぶことができた。
・統計データは統計調査員の苦労、努力の上に成り立っている貴重な資料であることが分かった。
・同じグループの仲間と一緒に話し合いを深めながら、データを分析し、発表できたのでとても深い学びの時間となった。
・公務員の仕事について、具体的な内容を知るきっかけとなり、貴重な体験だった。この経験を踏まえて、計画的に将来を考えていきたいと思った。
・公務員として岐阜に貢献することの魅力をより一層感じ、自分らしい働き方の参考にしたいと思った。