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定例会R2年7月22日
定例会議の開催概要
令和2年7月22日定例会
令和2年7月22日に開催された定例会議の開催内容は次のとおりです。
〈岐阜県警察から報告・説明があった事項〉
林委員長は、「県内で豪雨による災害が発生し、警察の方の対応は本当に大変だったと思いますが、引き続き適切な対応をどうぞよろしくお願いいたします。」旨述べた。
1 令和2年第3回岐阜県議会定例会の結果について
総務室長は、「令和2年第3回岐阜県議会定例会は、本年6月23日から7月9日までの会期で開催された。警察関連の質問として、小川県議から『県警察における新型コロナウイルス感染症対策について』、高木県議から『運転免許更新業務休止を受けた対応と感染拡大を見据えた今後の取組みについて』、長屋県議から『SNS上の名誉毀損事案、誹謗中傷に対する県警の対応について』、野村県議から『性暴力をなくすための警察本部としての取組みについて』、山本県議から『横断歩道での交通安全について』、それぞれ質問がなされ、警察本部長が答弁した。また、教育警察委員会において、付託案件2件について審議され可決されたほか、報告案件2件について報告した。」と説明した。
この報告に関し、佐々木委員は、「新型コロナウイルス感染症対策について、発生当初と比べるとより良い対応の仕方も判明してきておりますので、警察における対応も適時に更新されると良いのではないかと思います。」旨述べた。
2 各務原警察署の留置保護室整備に伴う留置施設の一時閉場について
警務部長は、「本年9月中旬から令和3年2月下旬までの間、各務原警察署の留置保護室整備に伴う留置施設の一時閉場を行う。工事の間は、他の警察署の留置施設を使用する。また、関係警察署員を弾力的に運用し検察庁や拘置支所との移送等の連絡調整を密にしていく。」と説明した。
この報告に関し、佐々木委員は、「長期間にわたり大変なことと思いますが、留置事故の無いように整備を進めていただきたい。」旨述べた。
3 令和2年上半期の犯罪情勢(暫定値)について
刑事部長は、「令和2年上半期の犯罪情勢の暫定値は、刑法犯認知件数が前年比941件減少の5,274件、検挙件数が前年比263件増加の2,295件、検挙率が前年比10.8ポイント増加の43.5%で、犯罪検挙の一定の成果が認められた。罪種別では、重要犯罪の認知件数が前年比17件減少の37件、重要窃盗犯の認知件数が前年比152件減少の609件、特殊詐欺の認知件数が65件で横ばい傾向であったものの被害額が前年比5,072万円減少の9,548万円で大幅に減少した。また、暴力団犯罪は検挙件数、検挙人員ともに微増、来日外国人犯罪は検挙件数、検挙人員ともに増加した。上半期の結果を踏まえ、下半期も引き続き犯罪検挙の向上に努めていく。」と報告した。
この説明に関し、林委員長は、「検挙率が増加した理由について検証していただき、引き続き治安維持に努めて下さい。」旨述べた。
4 令和2年上半期の交通事故発生状況と下半期の取組について
交通部長は、「令和2年上半期の死者数は前年比18人減少の22人で、4月は月別の統計を開始した昭和27年以降で初めて月間死者数が0人となった。交通死亡事故の主な特徴は、高齢者の死者が約6割、高齢運転者の事故が約4割等であった。下半期においても、通学路や生活道路に対する交通指導取締りを強化するなど、交通事故抑止対策を推進していく。」と報告した。
この報告に関し、矢橋委員は、「4月に月間交通事故死者数が0人は素晴らしいことだと思う。引き続き適切な交通事故抑止対策を推進していただきたい。」旨述べた。
5 災害通信対策合同訓練の実施について
情報通信部長は、「合同訓練は、本年6月23日に大垣市上石津町地内において、機動通信課、通信指令課、養老警察署の3所属合同で、無線不感地帯を想定した無線確保訓練、災害現場における映像伝送訓練について実施した。今後も、災害のみならず、各種事案対処能力の向上に向けた合同訓練を継続して実施して参りたい。」と説明した。
この報告に関し、佐々木委員は、「有事に即応できるように訓練を繰り返すことは大切ですので、引き続きよろしくお願いします。」旨述べた。
<決裁等>
公安委員会に属する事務等について43件を決裁した。