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定例会6月10日
定例会議の開催概要
令和2年6月10日定例会
令和2年6月10日に開催された定例会議の開催内容は次のとおりです。
<岐阜県警察から報告・説明があった事項>
林委員長は、「6月4日付けで、奥野省吾本部長がご着任されました。今後ともよろしくお願い致します。」旨述べた。
1 令和2年第3回岐阜県議会定例会について
総務室長は、「会期は、6月23日から7月9日までの17日間で、一般質問は、7月1日から7月3日の3日間で開催される。警察関連提出議案は、『パーソナルコンピュータの取得について』である。」と説明した。
この報告に関し、矢橋委員は、「性能が良いパソコンを取得していただき、犯罪捜査に活かしていただければと思います。」旨述べた。
2 山岳遭難の救助について
地域部長は、「本年5月25日に、岐阜県本巣市内における山岳遭難を認知した。この事案による捜索は、本年5月26日から、警察のほか、消防、市役所による体制で実施したところ、同月28日に岐阜県関市の山中で、県警ヘリによって遭難者2名を発見救助した。今後、山岳遭難防止対策として、安全登山の指導、関係機関との連携、山岳警備隊の救助技能の向上を図っていく。」と説明した。
この報告に関し、佐々木委員は、「受傷事故防止に配意して、活動してください。」旨述べた。
3 岐阜県暴力団排除条例による暴力団組長等への勧告について
刑事部長は、「岐阜県関市内の飲食店を営む法人の代表取締役が、暴力団員に対し、暴力団が開催する会合の場所として同店舗の和室を貸して弁当等の飲食物を提供し、暴力団の活動を助長した事案を認知したため、岐阜県暴力団排除条例に基づき、供与者である事業者及び受供与者である暴力団組長に対し岐阜県公安委員会名で『勧告書』を発出する。」と報告した。
この説明に関し、林委員長は、本件発覚の端緒等について質問した。
4 令和2年岐阜県警察豪雨災害警備図上訓練の実施について
警備部長は、令和2年岐阜県警察豪雨災害警備図上訓練の実施について、「本訓練は、今月17日に実施する予定で、複合災害(コロナ禍における災害発生)時の緊急事態対処能力の向上を図ることを目的とする。訓練は、事前に被害状況等を提示しない「ブラインド方式」による図上訓練とし、訓練進行役が無線等により被害や事案等の想定条件を付与し、警備本部指揮総括班がその対処方針等を検討するほか、各部(室)長、警察署に対して、訓練状況の映像配信を行い、組織的共有を図る。本訓練において、『3密』回避のため、訓練参加者を本来の警備体制の約半数とするほか、遮蔽用シートを利用する等し、新型コロナウイルス感染症防止対策を徹底する。」と説明した。
この報告に関し、佐々木委員は、「災害対応時にもコロナ対策が必要となり対応が大変となりますが、よろしくお願い致します。」旨述べた。
5 初任科生に対する無線従事者養成課程の実施について
情報通信部長は、「電波法において、無線設備の操作は無線従事者に限ると規定されており、無線従事者になるには、総務大臣の免許が必要となる。警察官は、業務上、警察無線機を操作するため、警察学校初任科教養時に無線従事者養成課程にて第二級陸上特殊無線技士の免許を取得する。本年度は、5月13日、14日に短期生対象の授業を行い、試験を5月15日に行った結果、全員合格した。長期生は、本年7月に実施する予定である。」と報告した。
この報告に関し、林委員長は、試験内容等について質問した。
<決裁等>
公安委員会に属する事務等について33件を決裁した。