ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

水難事故

印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示
<外部リンク>
記事ID:0004179 2024年9月27日更新

岐阜県で多発する水難事故

ライフジャケット

-  自分の命は自分で守る - 

- 水の事故は救助を求めるいとまがない -

天候の急変に注意

上流で降った雨の影響で、川は急に増水します。

上流の天候などの気象情報も把握したうえで注意をしましょう。

上流にダムはありませんか? 放流に備え、ダムの場所も確認してください。

 

体調管理は万全に

体調の悪いときは釣りや川遊びを控えましょう。

休憩し水分補給するなど、体調管理を行いましょう。

川や水辺での体調不良は、直ちに命に係わる事態になります。

 

ライフジャケットを着用する

万が一に備えてライフジャケットを着用しましょう。

過去に発生した水難死亡事故の多くが、ライフジャケットを着用していれば亡くならなかったと考えられます。

着ているだけでもカッコいいのに命まで守ってくれます。

 

危険な場所に立入らない

危険を示す看板や標識がある場所は、過去に多くの水難事故が発生している危険な場所です。

水面は穏やかに見えても、川の中には渦があります。

川には思わぬ所に深みがあったり、水中では流れが速くなっている所があります。

転倒しても流されない場所で釣りや川遊びをしましょう。

 

道具が流されても無理に追わない 

釣り竿バイバイ・サンダルバイバイ、道具より命が大切です。

道具を追いかけたり、持っている道具を離せなかったことにより、水難死亡事故が発生しています。

『別れの数だけ人は成長する』この気持ちで命を守れた子供や自分を褒めてあげてください。

 

泳いで川を横断するのは危険

川の横断という冒険により、今までに多くの方が命を失いました。

プールと川は全く別の場所です。

プールで1km泳げたとしても、川では100m泳げないと考えてください。

その理由は、川の水流と川底の渦の存在があるためです。

 

絶対にお酒を飲んで川に入らない

水を触る程度の川遊びであっても、お酒を飲んでいる状態で川に入ることは非常に危険です。

毎年、多くの方が飲酒して川に入り亡くなっています。

飲酒による判断能力・運動能力の低下、視野が狭くなる、平衡感覚が乱ることで簡単に溺れます。

 

子供から目を離さない

川において、子供を管理しすぎている、ということはありません。

少なくとも、子供を上流で遊ばせ、大人は助られる下流で見守ります。

子どもは遊ぶことに夢中です、危険に対する認識が大人とは違います。

危険な場所や子どもだけでの水遊びを見かけたら、自分の子でなくても声をかけてください。

自宅付近だから、浮き輪を使っているから、これは安心できる材料とはなりません。

 

自然からの危険サイン

◎川が出す危険サイン

川の水が急に濁ってくる

上流から大量のゴミが流れてくる

◎風が出す危険サイン

好天時は吹き上げる谷風、山から吹き下ろしてくる山風は雨のサイン

◎雲が出す危険サイン

山の頂上を覆うような笠雲や、うろこ雲、ひつじ雲の出現は、天候急変のサイン

◎音が出す危険サイン

遠くからの音がよく聞こえだすと雨が近いサイン

統計資料

警察庁Webサイト(水難)へのリンク 

  水難の概況(全国統計)<外部リンク>

 

岐阜県の令和6年夏期の水難発生状況

令和6年6月の水難事故

発生件数    10件

事故者数    13人

 うち死亡   7人

 うち行方不明 0人

 うち重傷   1人

 うち軽傷   0人

 うち無事救助 5人

 

令和6年7月の水難事故

発生件数    10件

事故者数    11人

 うち死亡   3人

 うち行方不明 0人

 うち重傷   0人

 うち軽傷   1人

 うち無事救助 7人

 

令和6年8月の水難事故

発生件数    15件

事故者数    17人

 うち死亡   6人

 うち行方不明 0人

 うち重傷   1人

 うち軽傷   0人

 うち無事救助 10人

 

岐阜県の年間発生状況

 

令和5年中の水難事故

発生件数 事故者数  
うち死亡 うち行方不明 うち重傷 うち軽傷 うち無事救助
57件 66人 28人 0人 5人 5人 28人

 

 

※年間の水難事故発生状況詳細は以下の『水難事故のあらまし』に記載しています。

 

水難事故のあらまし表紙R5

 

ライフジャケットは必須(岐阜県の鮎釣り名人)

雑誌やYoutubeなどで郡上の鮎釣り名人として有名な白滝治朗さんと一緒に水難事故広報活動を行いました。

鮎釣りは、おとりの鮎を使って釣りをする珍しい釣り方法で、ひざ下から場合によっては胸まで川の中に浸かって釣りをします。

鮎釣り名人の白滝さんが水難事故についてどのような考え方をしているのかをお聞きしました。

郡上市漁業組合長白滝治朗さん&岐阜県警察コラボレーション水難広報<外部リンク>(岐阜県警公式Youtubeチャンネル)

白滝治朗さんコラボ<外部リンク>

(岐阜県警公式Youtubeチャンネル)

 

岐阜県河川にたたずむ危険生物からのお願い

岐阜県警察公式Youtubeチャンネルでは、長良川をはじめとする水難事故が発生している河川から、水難事故防止を目的とした動画を撮影しています。

危険生物からのお願い<外部リンク>(岐阜県警公式Youtubeチャンネル)

わに<外部リンク>

(岐阜県警公式Youtubeチャンネル)

 

 

岐阜県警察地域課Xへのリンク

岐阜県警察地域課では河川や山岳情報に限らず、それらに関する有益な情報をX(旧ツイッター)<外部リンク>で日々発信しています。

 

河川の利用方法を知るリンク

岐阜県河川課 水難事故等に関するQ&A(よくある質問)

岐阜県河川課が「川で安全に泳げる場所がどこ?」「橋から飛び込みができる?」「ライフジャケットを着なくても泳げる川はどこ?」「釣り好きの父親へのプレゼントは何がいいか?」などの質問に迷うことなく最も的確な回答をします。

 

河川財団HP<外部リンク>

事故発生場所の地図一覧があり、自宅の付近でどのような事故が発生しているのかがわかります。

子供から大人まで年代ごとに河川を知る・学べるコンテンツが充実。

 

 

Adobe Reader<外部リンク>

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)