令和6年中の交通事故発生状況

交通事故発生状況（令和6年11月末）

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1　交通事故発生状況

（1）全国及び管区内各県の死者数

区分		死者数								増減数								増減率
全国		2,376人								-2人								-0.1%
管区計		291人								-16人								-5.2%
	富山	20人								-7人								-25.9%
	石川	26人								+1人								+4.0%
	福井	22人								+5人								+29.4%
	岐阜	58人								+10人								+20.8%
	愛知	126人								-8人								-6.0%
	三重	39人								-17人								-30.4%

（2）県下の交通事故発生状況

区分		人身件数								死者数								負傷者数
令和6年		2,569件								58人​								3,170人​
令和5年		2,798件								48人								3,466人
増減数		-229件								+10人								-296人
増減率		-8.2%								+20.8%								-8.5%

 

（3）月別死者数

区分	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
令和6年	6人	6人	3人	1人	4人	8人	3人	6人	6人	5人	10人	－
令和5年	2人	2人	1人	8人	1人	5人	6人	3人	6人	11人	3人	2人
増減数	+4人	+4人	+2人	-7人	+3人	+3人	-3人	+3人	±0人	-6人	+7人	－

（4）ブロック別の死者数

区分	岐阜	西濃	中濃	東濃	飛騨	高速隊
令和6年	17人	11人	9人	9人	7人	5人
令和5年	16人	10人	11人	1人	7人	3人
増減数	+1人	+1人	-2人	+8人	±0人	+2人

〈過去10年間の死者数の推移〉

年別	H26	H27	H28	H29	H30	R1	R2	R3	R4	R5	R6
11月末	81人	91人	81人	73人	78人	75人	37人	55人	67人	48人	58人
年間	93人	106人	90人	75人	91人	84人	43人	61人	75人	50人	…

2　死亡事故（55件、58人）の特徴

　今年の死亡事故は55件58人発生し、前年同期より10件10人増加している。
　全国での岐阜県の位置（ﾜｰｽﾄ順位）は、死者数13位、増減数8位、増減率10位。
　また、人口10万人当たりの死者数は3.00人、全国ワースト9位。（全国平均：1.91人）

（1）高齢者の死者が約6割

　高齢者の死者が35人で、前年同期より2人減少しているものの、全死者（58人）の60.3％を占め、このうち歩行中が16人と多く、いずれも75歳以上であった。

（2）自動車乗車中の死者が4割強　うちシートベルト非着用者の死者が半数近くを占める

　自動車乗車中の死者が24人で、前年同期より1人増加し、全死者の41.4％を占め、このうちシートベルト非着用者が11人と自動車乗車中死者の45.8％を占め、9人が着用していれば死亡には至らなかったと思われる。

（3）交差点での事故が増加

　交差点での事故が24件で、前年同期より9件増加し、全事故（55件）の43.6％を占め、このうち信号の無い交差点での事故が21件で、特に車対歩行者の事故が13件と多い。

（4）夜間の事故が増加

　夜間の事故が28件で、前年同期より11件増加し、全事故の50.9％を占め、特に車対歩行者の事故が12件と多い。

（5）歩行者の死者が3割強

　歩行者の死者が19人で、前年同期より5人増加し、全死者の32.8％を占め、このうち道路横断中の死者が17人（うち横断歩道横断中3人）と多い。