令和6年中の交通事故発生状況

交通事故発生状況（令和6年中）

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交通事故発生状況（令和6年中） [PDFファイル／88KB]

1　交通事故発生状況

（1）全国及び管区内各県の死者数

区分		死者数								増減数								増減率
全国		2,663人								-15人								-0.6%
管区計		332人								-8人								-2.4%
	富山	22人								-9人								-29.0%
	石川	30人								+2人								+7.1%
	福井	23人								+3人								+15.0%
	岐阜	70人								+20人								+40.0%
	愛知	141人								-4人								-2.8%
	三重	46人								-20人								-30.3%

（2）県下の交通事故発生状況

区分		人身件数								死者数								負傷者数
令和6年		2,835件								70人​								3,483人​
令和5年		3,077件								50人								3,806人
増減数		-242件								+20人								-323人
増減率		-7.9%								+40.0%								-8.5%

 

（3）月別死者数

区分	1月	2月	3月	4月	5月	6月	7月	8月	9月	10月	11月	12月
令和6年	6人	6人	3人	1人	4人	8人	3人	6人	6人	5人	10人	12人
令和5年	2人	2人	1人	8人	1人	5人	6人	3人	6人	11人	3人	2人
増減数	+4人	+4人	+2人	-7人	+3人	+3人	-3人	+3人	±0人	-6人	+7人	+10人

（4）ブロック別の死者数

区分	岐阜	西濃	中濃	東濃	飛騨	高速隊
令和6年	21人	12人	11人	12人	7人	7人
令和5年	18人	10人	11人	1人	7人	3人
増減数	+3人	+2人	±0人	+11人	±0人	+4人

〈過去10年間の死者数の推移〉

年別	H26	H27	H28	H29	H30	R1	R2	R3	R4	R5	R6
年間死者数	93人	106人	90人	75人	91人	84人	43人	61人	75人	50人	70人
指数	100	114	96.8	80.6	97.8	90.3	46.2	65.6	80.6	53.8	75

2　死亡事故（67件、70人）の特徴

　令和6年中の死亡事故は67件70人発生し、死者数は前年より20人増加した。
　全国での岐阜県の位置（ワースト順位）は、死者数12位、増減数1位、増減率4位。
　また、人口10万人当たりの死者数は3.63人で、全国ワースト7位。（全国：2.14人）

（1）夜間の事故増が加

　夜間の事故が36件（37人）で、前年より18件増加し、全事故（67件）の53.7％を占め、特に車対歩行者の事故が19件と夜間事故の半数以上を占めた。

（2）交差点での事故が増加

　交差点での事故が30件で、前年より14件増加し、全事故の44.8％を占め、このうち信号の無い交差点での事故が25件と交差点事故の大半を占めた。

（3）歩行者の死者が増加

　歩行者の死者が25人で、前年より10人増加し、全死者（70人）の35.7％を占め、このうち道路横断中の死者が21人（うち横断歩道横断中5人）であった。

（4）高齢者の死者が6割強

　高齢者の死者が43人で、前年より4人増加し、全死者の61.4％を占め、このうち歩行中が20人（いずれも75歳以上）で、高齢死者の46.5％を占めた。

（5）自動車乗車中の死者が約4割　うちシートベルト非着用者の死者が半数近くを占める

　自動車乗車中の死者が26人で、前年より3人増加し、全死者の37.1％を占め、このうちシートベルト非着用者が12人で自動車乗車中死者の46.2％を占め、10人が着用していれば死亡には至らなかったと思われる。