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遭難統計
令和5年中の山岳遭難
発生件数:133件遭難者数:143人
死亡 | 行方不明 | 負傷 | その他 | |
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遭難者数 |
18人 |
4人 | 61人 | 60人 |
令和5年中の主な特徴
- 前年に比べ発生件数・遭難者ともに増加
- 単独登山者の発生件数が56.4%(75件)
- 月別では8月の発生件数が最多で18.0%(24件)
- 北アルプスでの発生件数が39.1%(52件)
- 主要山系以外での発生件数が53.4%(71件)
- 態様別では滑落・転倒の遭難者が24.5%(35人)
- 年齢別では60歳以上の遭難者が48.3%(69人)
- 県外居住者の遭難者が68.5%(98人)
過去の山岳遭難事例
日時 | パーティー | 場所 | 状況 | |
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1 |
3月 |
単独 |
大野郡白川村 |
バックカントリースキー目的で入山し、スキーで登っている途中に雪庇(せっぴ)を踏み抜いて滑落【死亡】〜登山届あり |
⇒単独登山の危険性・登山届の重要性 |
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2 |
3月 |
2人 |
山県市 |
日帰り登山の下山中に地理不案内により道に迷い、ビバークして翌朝に救助要請し防災ヘリで救助【ケガなし】 |
⇒地図とコンパス(方位磁石)の重要性 |
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3 |
5月 |
単独 |
中津川市 |
急勾配の雪道で足に違和感を覚え、その後、両足がつって行動不能となり県警ヘリで救助 |
⇒自分の体力に応じた山選びの重要性 |
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4 |
5月 |
2人 |
北アルプス |
疲労で動けなくなり、テントを設営して回復を待ったが、雨で濡れて低体温症となり、他の登山者が通報して県警ヘリで救助【低体温症】 |
⇒低体温症の危険性 |
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5 |
6月 |
単独 |
可児郡御嵩町 |
単独ハイキング中にのどが渇き脱水症状となったことから救助要請があり、防災ヘリで救助 |
⇒熱中症の危険性 |
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6 |
7月 |
2人 |
北アルプス |
技量不足と険しい登山道で足がつって行動不能となり、同行者も技量不足でその場から動くことが出来なくなり県警ヘリで救助【ケガなし】 |
⇒自分の技量にあった山選びの重要性 |
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7 |
8月 |
2人 |
北アルプス |
岩稜帯足首脱臼】 |
⇒もしもの時のための装備品の重要性 |
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8 |
8月 |
単独 |
北アルプス |
雨の中で下山中に靴が壊れ、疲労も重なり行動不能となって救助要請、山岳警備隊員と共に下山。【ケガなし】 |
⇒装備品点検の重要性・最新の気象情報確認の重要性 |
過去の統計資料
・令和4年統計資料「稜線」 [PDFファイル/4.99MB]
・令和3年統計資料「稜線」 [PDFファイル/1.17MB]
・令和元年統計資料「稜線」 [PDFファイル/1.57MB]
・平成25年統計資料「稜線」 [PDFファイル/1.17MB]
全国の統計資料
警察庁Web:山岳遭難・水難[全国統計]<外部リンク>