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定例会(令和3年2月10日)

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記事ID:0137974 2021年2月10日更新

定例会議の開催概要

定例会(令和3年2月10日)

開催内容は、次のとおりです。

岐阜県警察からの報告・説明事項
1 令和2年度3月補正予算の概要について

 総務室長は、令和2年度3月補正予算の概要について、「警察管理費及び警察活動費の減額措置により、総額5億7,755万7千円の減額補正をすることとなった。」と説明した。

 この報告に関し、矢橋委員は、「県民の安全安心のために、必要なところに予算を付けていただければと思います。」旨述べた。

2 令和3年度当初予算の概要について

 総務室長は、令和3年度当初予算の概要について、「来年度における警察費当初予算の総額は477億4,235万2千円で、前年比8,390万6千円の減額となった。主な要求事業として、勤務管理システムの整備、多治見警察署の改築、感染症対策強化、ニセ電話詐欺防止対策、高齢者安全対策、交通安全施設の整備、災害対策の強化等がある。」と報告した。

 この報告に関し、林委員長は、他県警察の予算状況について質問した。

3 令和3年度の組織・定数要求に対する県人事課の内示結果及び組織体制の変更等について

 警務部長は、令和3年度の組織・定数要求に対する県人事課の内示結果及び組織体制の変更等について、「県人事課の内示結果として、組織関係において多治見警察署長の格上げ、定数関係において一般職員定数3名の増員が認められた。また、組織体制の変更等は、特殊詐欺事件捜査の所掌変更、人身安全関連事案対策の強化、少年補導職員の本部集中運用、審査請求業務の所掌変更となる。今後も、治安情勢等を踏まえ、組織を不断に見直し、安全・安心な『清流の国ぎふ』づくりに邁進していく。」と説明した。

 この報告に関し、佐々木委員は、「適切な部署で、適切に対応することが大事だと思いますので、時代の変化に即した組織運用をお願いします。」旨述べた。

4 令和2年中の人身安全関連事案の認知状況等について

 生活安全部長は、令和2年中の人身安全関連事案の認知状況等について、「昨年中のストーカー・DV事案等の認知件数は、ストーカー事案は784件、DV事案は2,134件、高齢者虐待事案は307件、障害者虐待事案は30件、児童虐待事案は784件であった。特徴として、ストーカー・DV・高齢者虐待の認知件数が前年より増加、ストーカー行為者の検挙が74件で前年比27件増加、高齢者虐待行為者の検挙が69件で前年比16件増加、児童虐待事案のうち心理的虐待が521件であった。行方不明事案は、受理件数が1,624件で前年比217件減少し、動機や原因については、疾病関係、家庭関係、仕事関係、学業関係等が多く、不詳を除いて認知症が最も多かった。今後も、行方不明に対しては、犯罪被害によるものである可能性を考慮した組織的対応を図りつつ、関係機関との連携に努めていく。」と説明した。

 この報告に関し、林委員長は、「ストーカー等の対応について、未然防止、検挙等を適切に対応していただいているので、引き続きよろしくお願いします。」旨述べた。

5 令和2年中の警察航空隊活動状況について

 地域部長は、令和2年中の警察航空隊の活動状況について、「昨年中の航空機の運航状況は、飛行時間が477時間15分で前年比11時間10分増加した。主な活動は、北アルプス等での救難救助活動、業務支援活動等として薬物密売事件の検挙、悪質交通違反の指導取締り支援、災害対応・訓練のために出動した。」と説明した。

 この報告に関し、矢橋委員は、「パイロットの育成を計画的に行っているので、引き続きよろしくお願いします。」旨述べた。

6 令和2年中の機動捜査隊活動概況と取組みについて

 刑事部長は、令和2年中の機動捜査隊活動概況と取組みについて、「昨年中の活動実績は、検挙件数が291件で前年比117件増加、検挙人員が323人で前年比124人増加、出動件数が1,161件で前年比12件増加した。新たな取組みとして、侵入盗検挙等に向けた取組みの強化、警察署刑事課長のWLB促進等への支援、新型コロナウイルス感染等に対する警察署支援を実施した。今後も、検挙力の更なる向上、初動体制の強化、WLBに資する活動を推進していく。」と説明した。

 この報告に関し、佐々木委員は、「検挙件数の増加は良いことですので、引き続き『攻めの捜査』を推進していただきたい。」旨述べた。

7 各務原警察署管内における殺人事件の検挙について

 刑事部長は、各務原警察署管内における殺人事件の検挙について、「令和2年7月6日に、各務原市内のグラウンドにおいて、被害者に対し、暴行を加え、同グラウンドの側溝内で溺死させた殺人事件が発生した。本件認知後、司法解剖結果及び現場の状況等から殺人容疑事件として捜査を開始し、被害者の身辺捜査から被害者とトラブルのある容疑者を浮上させたほか、広範囲に現場周辺の防犯カメラ等を確認し、本年1月27日に被疑者を通常逮捕した。」と説明した。

 この報告に関し、林委員長は、「約半年間の捜査で大変だったと思います。引き続き、本件の全容解明をお願いします。」旨述べた。

〈決裁等〉

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