本文
新規感染者数は、1月中旬以降減少を続け、医療提供体制には厳しさが見られるものの、負荷は軽減しつつあります。緊急事態宣言が解除される中、社会の雰囲気として感染防止策が疎かになりかねないため、引き続き最大限の警戒感をもって、感染防止対策の徹底をお願いします。
・3月・4月に行われる卒業式や入学式等の行事については、人と人との距離の確保など、適切な開催方法を検討して、感染防止対策の徹底を。特に大学の卒業式・入学式など、より多くの人が集まる行事は、適切な開催の在り方を慎重に判断。
・歓送迎会、謝恩会、お花見に伴う宴会、卒業パーティー、追い出しコンパ、新歓コンパ、仕事の打ち上げなどは自粛を。
・感染者が多数発生している地域への卒業旅行や友人との旅行、春休みの旅行は控えて。
・花見など多数の人が集まる「季節の行事」に参加する場合は、人と人の距離の確保、マスクの着用、手指衛生、大声での会話の自粛など、「基本的な感染防止対策」の徹底を。
・特に、緊急事態宣言が継続している首都圏1都3県や感染者が多数発生している地域への不要不急の移動は自粛を。
・感染拡大の防止には、一人ひとりが確実に感染防止対策を行うことが重要です。マスク着用・手洗い・手指消毒、人との距離の確保など基本的な感染防止対策の徹底を
・全ての施設で、業種別の感染拡大予防ガイドラインや、3県知事から地域の特性に応じて個別に依頼している対策もふまえて、実効性のある感染防止対策を。
・接触機会の低減に向け、テレワークやローテーション勤務の徹底を。
・医療機関や高齢者の方が多く利用する施設等では、感染拡大防止対策の徹底を。
感染者自身のほか、感染者が発生した団体に属する人、医療従事者、県外から帰省された方等に対する差別・偏見、さらにSNSやうわさ話などデマによるいわれのない差別・偏見は絶対に行わない社会にしましょう。
2021年3月3日
愛知県知事 大村 秀章
岐阜県知事 古田 肇
三重県知事 鈴木 英敬
・愛知・岐阜・三重3県知事共同メッセージ [PDFファイル/169KB]