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※知事及び記者の発言内容については、事実誤認や単純ミスと思われる字句、重複した言葉づかい等を整理の上、発言の趣旨を損なわない程度に整理して作成しています。
司会 |
お願いします。 |
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知事 |
まず、本日もお陰様で感染者ゼロということで7日連続になりました。それから東濃の(発熱外来・検査)センターがスタートしましたけれども、今日のところはまだ(検体の)持ち込みはありませんでした。 |
記者 |
今の教育推進協議会についてなんですけれども、まず学校の再開時期について何か方針をここで示されるものなのかというところと、9月入学制についても、県としての意見というのをここである程度固められるのかというのをお伺いします。 |
知事 |
何か県の意思決定をここの議論に基づいてやるという、そういう固い会議ではなくて、もっと幅広く意見交換していただこうということで、当然、ここで出てくる様々な意見が私どもの一つひとつの意思決定に影響していくことは間違いないわけですけれども、何かカチッと、ここでこうやって次にこういうことが決まるというか、そういうふうには固くは考えておりません。あくまで9月入学制はこれから国でいろいろ議論される話でもありますけれど、岐阜県の有識者の皆さんから見るとどういうふうに見えるのかと。 |
記者 |
もう一点、政府のほうが今日、ある程度、緊急事態宣言の延長の方針というのを固めていますけれども、これについて、県として今は5月6日までとしている休業要請とか公共施設の閉鎖とか、外出の自粛とかの部分ですね、この辺の延長について県としてはどういうふうに考えていますか。 |
知事 |
正式に国の方針を伺ったわけではありませんので、それは最終的に結論が出て、恐らくいつものパターンですと、専門家会議をやって、諮問委員会をやって、それで安倍総理が記者会見されますから、その辺の意思決定の、単に結論部分だけではなしに、どういうことをどう判断されたのかとか、そういう現状認識から判断のプロセスとか、そういったものもそういった中でお聞きをして、そこで考えたいと思っております。現時点で言えば私どもは、とにかくこのゴールデンウイークが一つの大きな山場であるという意識は変わりませんし、それを前提に5月8日の議会に補正予算も出します。明日になるのかな、これは。議会に提出することになりますから、これはもう、5月7日以降がどうであれ、今、我々としてやらなければいけないことを十全に盛り込んだ案にしたいと思っております。そこは直ちにこの場で何か違ったことを申し上げることはないです。 |
記者 |
一方で知事が前からおっしゃっているように、これは長期的に考えていかないといけないというお話はされていらっしゃると思うので、そうするとやっぱり、5月6日で「はい、終わり。」というわけでは決してないかなと思うのですが。 |
知事 |
岐阜県は特定警戒県ですから。突然何かが変わるとは私自身は思っておりませんし、それはあくまでも、どういう基準でどう判断するかというのは国の方のお考えですから、その結論をいただいたうえで、その結論を見ながら我々としてベストの選択をしていくと。 |
記者 |
重ねてというか、しつこくて申し訳ないですけれども、今、国の方で検討というか調整している中で、延長期間は1か月程度という話が出ていますけれども、この期間に延長するというような動きについて、知事としてはどういうふうに受け止めていらっしゃいますでしょうか。 |
知事 |
ゴールデンウイークのお尻が5月6日です。5月6日の2週間後というと5月20日です。そこら辺からゴールデンウイークの結果が、感染者がどうなるかとか、いろんなところに反映されてくる、感染状況がそこで出てくるわけですから。そうなるとその辺の状況を見て分析していると、月末になりますよね。 |
記者 |
教育推進協議会以外の質問で恐縮なんですけれども、パチンコ店が全店休業要請に応じられました。ある意味、店名を公表することもなく、理想的な形になったのかと思いますが、知事からのコメントもいただいておりますが、改めて、このことについての見解をいただけますか。 |
知事 |
店名公表という次の手段に訴えることなく、ご理解をいただき対応していただいたというのは大変良かったと思います。ここに至るまでに、一つは、パチンコ業界の方々自身も、協同組合として、組合の皆さんに今の、目下の情勢の中で協力していこうではないかということを自ら呼び掛けていただきましたし、私どもも個別に丁寧にまわらせていただいて、話をさせていただきましたし、その際には県だけではなくて市町村の職員の方も一緒に行っていただきました。 |
記者 |
教育推進協議会について、当然、期間もこれからということだと思いますし、これから協議内容も明日また全体的に詰めていくということなのですが、現時点で、知事ご自身で、急いで議論していかないといけない部分というのはどこになるのでしょうか。 |
知事 |
この休業期間が、当初は休業がスタートした時には、割と短期間で春休みにかかりました。それで春休みが終わって、さあどうするんだと。いろいろ議論がありまして、もともと4月の上旬に入学式とか始業式があるわけですけれども、そこで一つの決断をしたわけであります。これも、やがてゴールデンウイークということで、長い休みに入ったということですから、何か休みが絡んで、休業してきたという部分が今まであったと思うのですが、今度は5月、さらに6月がどうなるのか、7月はどうなるのか、夏休みまでは結構な期間があるわけです。この期間を今のふわっとした状態で進むわけにはいかないのではないかと。 |
記者 |
今回、教育推進協議会の取組みというのは、あくまで岐阜独自の取組みなのか、例えば他県に同じようなことがあって、参考にされたということがもしあれば教えてください。 |
知事 |
特に、他県でどうしておられるかは全く知りません。私自身のアプローチとして、特にこの(新型)コロナ問題については、ウイルスは場所を選ばないので、対策を考える時には、まずオール岐阜でどういうふうに組み立てていくかと考えるものですから、この問題も最初からオール岐阜で行こうということで、こういう体制なりこういうアジェンダを考えたので、ちょっと他県のことは知りません。 |
記者 |
議論の前で恐縮なのですが、区切りになる6年生だったり、中学3年生を先に復帰させるという意見も出ていると思うのですが、何か所感があればお願いします。 |
知事 |
私自身が1971年の6月30日に卒業しているんです。あの時は一つの学校だけでしたから。やりくりしたのは。一つの学校の中での学年ごとのいろいろ玉突きの中、授業のやりくりをして、最終的に6月30日に押し出されていったと。それで社会人になったのは7月1日と。一方で企業やら官庁やら受け皿の方は7月1日まで待っていてくれた。 |