令和2年7月31日知事会見(新型コロナ「第2波非常事態」について)<外部リンク>
1.「第2波非常事態」
- 「第2波」が到来
- 7月の感染増加は、4月を上回るスピード。
- 「新規感染者数」、「感染経路不明者数」、「入院患者数」が基準超過。
- 「PCR検査陽性率」急増。
- 「愛知県、特に名古屋」の酒類を伴う飲食店で感染多発
- 本県感染者の約6割が、愛知県由来。
- 愛知県由来のうち、繁華街のクラブ等、酒類を伴う飲食店での感染者が、約7割超。
- 「若者」の感染急増、「学校クラスター」の相次ぐ発生
- 20代以下の感染者は、直近1週間では全感染者の5割超に急増。
- 全国初となった高校クラスター。続いて大学クラスターも発生。
- 若者から高齢者への感染拡大の懸念
- 高齢者に拡大すれば、急速に医療機関を圧迫。(重篤者数の増大リスク)
- 在住外国人への感染拡大も要警戒。
- 今後、人の動きの活発化
- 8月1日から本格的な「夏休み」
- 帰省ラッシュの「お盆休み」
- 「GoToキャンペーン」
2.緊急対策(「オール岐阜」での取り組み)
(1)県民の皆様へ
- 愛知県、特に名古屋での酒類を伴う飲食の回避
(感染状況、防止対策について愛知県、名古屋市と積極的に情報共有)
- 学校夏休み、お盆休み対策の徹底
- 児童生徒は、健康チェックカードによる毎日の体調管理。
- 保護者は、児童生徒の感染防止対策の確認。
- 教員は、自らの感染防止対策の遵守と体調不良時の報告。
- 大学生は、特に、締め切った場所及び多人数での懇親会やパーティー、カラオケを自粛。
- 学校内の「衛生管理者」による校内コロナ衛生管理の徹底。
- 県をまたぐ外出、感染拡大地域、特に愛知県との往来は慎重に。
- 感染防止対策の基本の徹底
- 「人との距離確保」「マスク着用」「手洗い」。
- 3密の場(「密閉」「密集」「密接」)の回避。
- 家族以外の集団での会食の回避。
- 毎日、体調を自己チェック、体調異常の場合は、外出ストップ。
- 県の「感染警戒QRシステム」と政府の「接触アプリ(COCOA)」の活用。
- 行動指針、ガイドラインの遵守徹底
- 感染防止対策を徹底していない店舗において、感染者が発生した場合には、感染症法等に基づく店名公表、立ち入り検査。
- クラスターが発生した店舗には、特措法に基づく個別の休業要請及び業界指導。
- 「コロナ対策実行中!」ステッカーの掲示徹底と掲示店舗の利用推奨(県ホームページ、雑誌、サイトへの掲載)。
- 「GoToキャンペーン」などに備え、特に観光、宿泊施設の感染防止対策を再点検。
- 在宅勤務(テレワーク)、時差出勤を推進。
(2)医療福祉対策
- 「積極的PCR検査」
- 1日当たりのPCR検査能力を1,000件に(現在能力464件)。
- 地域外来・検査センター3か所増設。
- 医療施設、福祉施設、学校において発生した場合は、濃厚接触者にとどまらず、より積極的にPCR検査を実施。
- 「自宅療養者ゼロ」(十分な病床・後方施設確保)
- 県内のすべての感染者が入院又は後方施設に入所。「自宅療養」となる患者は発生させない。
(病床)確保病床281床を7月29日以降387床に拡充。今後、入院患者が120人を超えた時点で625床に拡大
(後方施設)全5圏域で計466室確保。7月29日から受け入れ再開。
- 個人防護具等の備蓄拡大
- サージカルマスク、N95マスク、医療用ガウン、消毒液の備蓄を現在の1か月分から、3か月分に拡大。
- 高齢者・障がい者入所施設の対策強化
- 専門家による施設運営指導。
- 施設職員に対する研修、訓練の実施。
- 感染発生時における地域医療機関との連携、施設間応援体制。
「第2波非常事態」に対する緊急対策(PDF:916KB)
3.夏休みを迎える児童生徒等へ
夏休みを迎える児童生徒等に対するメッセージ(PDF:168KB)
4.大学等高等教育機関の皆さまへ
大学等高等教育機関に対するメッセージ(PDF:470KB)
<外部リンク>
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