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この夏も感染拡大に警戒を ~夏休みを台無しにしないために~

 ​新型コロナウイルス感染症は、例年、夏と冬に感染の波が生じています。この夏も、全国的に感染が拡大しており、本県においても、6月初旬以降、感染者数が増加し始め、特に7月に入ってから急増しています。
 7月18日には梅雨明けし、気象庁からは、夏の平均気温が高くなると発表されています。エアコンの効いた閉め切った部屋では換気が不充分になりがちであり、また、夏休みを迎えて人流が活発にもなるこれからの時期は、例年さらなる感染拡大がみられるため、警戒が必要です。

 新型コロナは、ただの風邪ではありません。若い方でも高熱や激しいのどの痛みが生じるほか、後遺症のリスクもあり、感染すれば、日常生活に大きく影響します。
 また、これまでのワクチン接種により、一定の重症化予防効果は見込まれるものの、高齢者や基礎疾患のある方は、入院に至るケースも多く、新型コロナは依然として危険な病気です。高齢者施設でのクラスターも急増しています。
 あなたの夏の予定を台無しにしないために、また、高齢者などハイリスクの方を命の危険から守るために、換気や手洗い、マスク着用といった基本的な感染対策が重要となります。
 また、新型コロナ以外の感染症にも注意が必要です。手足口病は、7月初旬に週当たりの患者報告数が過去最高を記録しました。溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌)は、6月までの患者報告数がすでに昨年1年間の報告数を上回っています。ヘルパンギーナも6月以降増加傾向にあるなど、多くの感染症が流行しています。

 いずれの感染症も飛沫や接触などにより感染するため、基本的な感染対策が有効です。県民の皆様におかれては、ご自身や大切な人を守るため、場面に応じた適切な感染対策を行っていただき、新型コロナをはじめとする感染症の拡大に十分な警戒をお願いいたします。

令和6年7月25日

県民の皆様へのお願い

感染を拡大させないために

  • 定期的な換気こまめな手洗い手指消毒など、引き続き基本的な感染対策を
  • 「混雑した場所や会議室などの密閉空間にいる場合」、「医療機関や高齢者施設へ訪問する場合」、「高齢者や基礎疾患のある方と会う場合」などには、マスク着用などの配慮を
  • 高リスクの方が混雑した場所へ出かける場合は、マスクを着用するなど自らの命を守る取組みを 

感染したかも?と思ったら

  • 体調不良の際は、症状が軽くても無理をせず行動をストップし、かかりつけ医の受診や手持ちの検査キットによる積極的な検査
  • 陽性と診断され、医師の処方があった場合は、コロナ治療薬(抗ウイルス薬)の服用
    • 医療機関を受診する際は、事前に連絡し注意事項を確認
    • 救急車の利用は真に必要な場合のみとし、判断に迷う場合は「#7119(救急安心センターぎふ)」のご利用を

​岐阜県メッセージ(この夏も感染拡大に警戒を) [PDFファイル/235KB]                                                              

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