本文
新型コロナウイルスの変異株は、現在主流となっているオミクロン株の BA.2系統から、感染力がより強いといわれるBA.5系統等への置き換わりが進み、「第7波」に突入したものと考えられ、東海3県においても、新規陽性者数は急激に増加しています。
ワクチン接種後の時間経過に伴う抗体量の低下に加え、特に、これから8月にかけては、3連休、夏休み、お盆など、普段会わない人とマスクを外して会う機会が増えること等から、一層の感染防止対策が必要となります。
今後、さらに感染拡大が進めば、医療提供体制がひっ迫し、社会・経済活動の維持が困難になることが懸念されます。
こうしたことから、「第7波」の感染拡大の波をできるだけ小さく、早く抑え込むため、愛知・岐阜・三重の東海3県は連携し、一体となって対策に取り組んでまいりますので、県民・事業者の皆様のご協力をお願いします。
・ 熱中症に注意しながらマスク着用(不織布マスクを推奨)・手洗い・手指消毒・人との距離確保・こまめな換気を行い、体調不良時は外出を控え、早期に受診するなど「感染しない、させない」基本的な感染防止対策の取組を徹底してください。
・ 帰省や旅行など、県をまたいだり、長距離・長時間の移動を含む外出の際にも、基本的な感染防止対策を徹底するとともに、移動先での感染リスクの高い行動は控えてください。特に帰省等で、高齢者や基礎疾患をお持ちの方と会う場合は、家庭内であってもマスクの着用や換気を行い、短時間とするなど感染防止対策の徹底をお願いします。
また、出発前のPCR等検査の受検についても検討をお願いします。
・ 会食の際は、マスク会食・黙食の徹底、各県の認証店舗の利用をお願いします。
・ 新型コロナワクチンの追加接種により、発症予防効果と重症化予防効果の回復が期待されています。若年層(10~30代)を含む3回目接種がお済みでない方や、4回目接種の対象となっている方は、積極的にワクチン接種の検討をお願いします。
2022年7月15日
愛知県知事 大村 秀章
岐阜県知事 古田 肇
三重県知事 一見 勝之