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「第6波」は、ピークアウトの兆しがみられるものの、10万人あたり新規陽性者数、病床使用率はいまだ高い水準に止まっていること、ワクチンの追加接種も総人口の2割から3割程度と道半ばであることなど、引き続き、十分に警戒が必要な状況です。
このため、本日から3月21日までの間、愛知県と岐阜県では「まん延防止等重点措置」を再延長し、また、三重県では、独自の「再拡大阻止重点期間」に基づき、それぞれ対策に取り組んでまいります。
こうした中、人流が活発化し、過去2年感染が急増した「年度替わり」の時期を迎えます。感染拡大の抑制・リバウンドの防止に向け、皆様一人ひとりのご協力をお願いします。
また、今後、感染の再拡大やまん延の抑制に取り組んでいく場面においては、愛知・岐阜・三重の東海3県が連携し、一体となって対策を講じてまいります。
・ オミクロン株にも有効な、マスク着用(不織布マスクを推奨)・手洗い・手指消毒・人との距離確保・こまめな換気・体調不良時はすべての行動をストップなど「感染しない、させない」基本的な感染防止対策の取組みを徹底してください。
・ 卒業旅行や春休みの旅行・レジャーなど、不要不急の東海3県を含む県をまたぐ往来は避けてください。通勤、通学、通院など生活の維持に必要な場合等により移動する場合は、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
・ 会食・飲食は、マスク会食・黙食の徹底、各県の認証店舗の利用をお願いします。また、歓送迎会、謝恩会、卒業パーティー、お花見の宴会などによる、大人数・長時間の飲食を避けてください。(同一グループ同一テーブルで4人以下、2時間以内を目安でお願いします。)
・ 従業員の欠勤等により、社会経済活動の低下が引き続き懸念されます。各事業所においては、事業継続計画を点検し、未策定の場合は早急に策定をお願いします。
・ ファイザー製・モデルナ製いずれのワクチンでも、追加接種により発症予防効果が再び上昇し、重症化予防効果も維持されます。3月からは一般向けの追加接種が本格化します。また、希望する小児へのワクチン接種も開始します。皆様には接種の検討をお願いします。
2022年3月7日
愛知県知事 大村 秀章
岐阜県知事 古田 肇
三重県知事 一見 勝之