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令和6年10月

記事ID:0392196 2024年11月6日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

10月31日(木曜)の公務報告

<13時30分から 岐阜市内で、薬草文化の魅力発信イベント「薬草フォーラム」に出席>

 日本百名山に選ばれる「伊吹山」は、古くから薬草の山として知られています。岐阜薬科大学の調査では、自生する1300種の植物のうち、薬草は約280種に及び、これだけ多くの薬草種が自生しているのは全国的にも珍しく、薬草の宝庫とも言われています。そうした中、伊吹山麓に位置する揖斐川町春日地区では、薬草の採取・生産や、煎じて飲んだり、お風呂に入れるなど暮らしの中で薬草を利用する文化が引き継がれています。

 今回、国民文化祭のプログラムに位置付け、薬草文化を発信するフォーラムを揖斐川町と連携して2日間にわたり開催。本日(10月31日)は、フォーラム2日目として、岐阜グランドホテルで、国際薬膳師でタレントの麻木久仁子さんにご講演いただき、薬草利用のトークセッションにもご登壇いただきました。また、ホテルシェフによる薬草を利用したスープの試食などもあり、皆さんに薬草の魅力に触れて、味わっていただく機会となりました。次は是非、薬草の里である揖斐川町へも足を運んでいただき、薬草文化を体感いただければと思います。

薬草フォーラム

<15時30分から 県庁で、高科淳 2025年日本国際博覧会協会理事・副事務総長と面談>

 大阪・関西万博は、来年(2025年)4月13日から10月13日までの184日間、大阪市夢洲で開催されます。開幕まで半年を切る中、日本国際博覧会協会の高科副事務総長が、準備状況などのご報告にお越しくださいました。

 参加国・地域数は161、想定来場者数は約2,820万人というビックイベント。本県でも、6月9日(月曜日)、10日(火曜日)は、岐阜県の日としてEXPOホールで催事を開催する予定です。また、万博を契機として参加国との相互交流を促す「万博国際交流プログラム」には、開催地の大阪府と並び、都道府県として全国最多の8カ国を登録。フランス、ポーランド、リトアニア、中国などとの交流を進めているところです。

 万博開幕まで、あと164日。しっかりと準備を進めていきたいと思います。

日本国際博覧会協会理事・副事務総長と面談

<18時00分から 岐阜市内で、「ぎふ・リスト音楽院マスターコース」創設30年目を記念した、ハンガリーのリスト・フェレンツ音楽院のクトニャンスキー・チャバ  学長代理副学長、オンツァイ・チャバ 教授らの歓迎レセプションに出席。同コース修了生で、ブラチスラバ国際チェロコンクールで優勝した清水陽介さんに対し、清流の国ぎふ栄誉賞を授与>

 リスト・フェレンツ音楽院は、1875年にハンガリー王室音楽院として設立され、バルトークやコダーイといった偉大な音楽家を輩出している世界屈指の音楽名門校です。その音楽校とともに開始した「ぎふ・リスト音楽院マスターコ―ス」は今年で30年目を迎えました。

 本日は、その記念として11月2日(土曜日)にサラマンカホールで行われる「海外交流 ガラコンサート」を前に、歓迎レセプションを開催。また、今年9月にスロバキアで行われたブラチスラバ国際チェロコンクールで1位に輝いた清水陽介さんに、お祝いを申し上げるとともに、その栄誉を称え、文化・スポーツ等での活躍が顕著で、県の名声を高めた方にお贈りする「清流の国ぎふ栄誉賞」をお渡ししました。清水さんは、本県出身の22歳。マスターコ―ス修了後、同音楽院を卒業し、国内外で活動中です。今後の更なる活躍を応援しています。頑張ってください。

「ぎふ・リスト音楽院マスターコース」創設30年歓迎レセプション

10月30日(水曜)の公務報告

<11時00分から 多治見市内のモザイクタイルミュージアムで、中部圏知事会議メンバーとともに、同施設を視察>

<13時05分から セラミックパークMINOで、同メンバーとともに、「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」を視察>

<13時45分から 第121回中部圏知事会議に出席>

<16時10分から 同記者会見>

 中部圏(富山、石川、福井、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、滋賀)の各県知事さんらを本県にお招きして、中部圏知事会議を開催しました。

 今回は、国際陶磁器フェスティバルが開催中の多治見市内を会場に、6年振りの本県開催となります。

 始めにモザイクタイルミュージアムを、次にセラミックパークMINOでフェスティバルのメインイベントである「第13回国際陶磁器展美濃」や「アール・ブリュット美濃展」を視察し会議へ。

 会議では、来年に迫った大阪・関西万博の機運醸成、南海トラフ地震への対応、国への提言など、喫緊の課題を踏まえた議題について、意見交換をしました。特に、現在、国文祭の真っ只中でありますが、文化行政をテーマに取り上げ、地域に根ざした文化の創造と継承について、それぞれが抱える課題や取組状況などを紹介しながら、議論しました。本県では、県民の皆さんが地域への愛情と誇りを再確認し、一人ひとりがともに輝く「共生・共創社会」の実現に向けて取り組んでいますが、意見交換の中で、県域を越えて共通する課題や新たな連携の可能性も感じました。また、子どもや障がい者の皆さんの表現も大事にしていきたいという共通認識もありました。これらを踏まえ、中部圏知事会として、文化芸術の魅力を積極的に発信することや、気軽に触れられる機会の創出、地域固有の文化財の保存・活用・継承、多様な主体との連携を進めること等を盛り込んだ宣言を、取りまとめました。この会議を契機に、中部圏の文化の更なる発展に向けて、ともに取り組んでいきたいと思います。

視察 第121回中部圏知事会議

10月29日(火曜)の公務報告

<14時40分から 岐阜市内で、令和6年度全国和牛能力共進会岐阜県戦略推進会議に出席>

 2027年に北海道で開催される「第13回全国和牛能力共進会北海道大会」に向けて、3回目となる県戦略推進会議に出席しました。この戦略会議は2022年の鹿児島大会での日本一奪還に向けて2018年に設立された組織。現在は、北海道大会に向けて、関係団体が一丸となって取組みを進めており、今回の会議では、進捗状況を皆さんと共有し、意見交換しました。

 先日、フランスを訪れましたが、世界最大規模の食品総合見本市「SIAL Paris2024」では飛騨牛の柔らかさに驚かれ早速お問い合わせをいただきましたし、有名レストランのシェフらからは色々な料理にあう素晴らしい食材であるとの評価もいただきました。関係者皆さんのご尽力の賜物で、飛騨牛が世界各地に広がり、日本のトップブランドとなりました。

 北海道大会まであと3年。和牛日本一を目指しオール岐阜で取り組んでいきたいと思います。

全国和牛能力共進会岐阜県戦略推進会議

10月27日(日曜)の公務報告

<8時45分から 県消防学校で、「消防感謝祭」第73回岐阜県消防操法大会に出席>

 今回で73回となる県消防操法大会は、消防団の消防技術の向上と士気の高揚を図り、また地域における消防活動の充実を目的として開催しています。

 伝統ある行事ではありますが、実践的な操法の実施と団員の負担軽減のため、随時、見直しを図っています。大会会場は、従前、県内各地で開催していましたが、昨年からは県消防学校に固定するとともに、今年からは、熱中症を考慮し、開催時期を8月から10月に変更しました。

 このところ、毎年のように全国各地で様々な災害が発生しており、本県でも、今年8月末からの台風第10号による大雨では、西濃地域で多くの家屋が浸水被害に見舞われました。その際、消防団の皆様には、ゴムボートによる住民救出や、住宅地にたまった泥水の排水作業にご尽力いただくなど、懸命に活動いただきました。改めて感謝申し上げます。消防団は地域防災力の要であり、今後とも県民の皆さんの安全・安心の確保に向け、ご尽力をお願いしたいと思います。

消防感謝祭 第73回岐阜県消防操法大会

10月26日(土曜)の公務報告

<9時30分から OKBぎふ清流アリーナで、「第35回岐阜県農業フェスティバル」開会式に出席>

<10時10分から 県庁で、「農福連携全国都道府県フォーラム in ぎふ」開会式に出席>

 本県の秋の風物詩「岐阜県農業フェスティバル」に出席しました。昭和60年に始まり、今年で35回。昨年は4年振りに復活し、20万を超える方々が訪れるなど、県下最大級のイベントとなっています。今年も県庁20階や「ぎふ結のもり」、OKBぎふ清流アリーナなどを会場に、県内各地から集まる旬の野菜や果実、特産品、加工品、スイーツはもちろん、寄せ植えや花飾り等の花きのほか、岐阜を味わえる屋台やキッチンカーなど、約300ブースが出展しました。

 また、昨年度に引き続いて「全国農福連携マルシェinぎふ」も同時開催。出展規模を約2倍に拡大し、全国のノウフク商品を取り揃え、多く皆さんに農業と福祉のコラボレーションにより生み出された商品をPRしました。

 その後、県庁ミナモホールで開催する「農福連携全国都道府県フォーラムinぎふ」に出席。基調講演や先進事例の報告、ノウフク新商品の発表など盛りだくさんの内容でしたが、全国の関係者が一堂に会する機会を通じて、皆さんには、今後の取組みにつながるヒントを持ち帰っていただけたと思います。今後も、皆さんのお力添えをいただきながら、農福連携の取組みを進めていきたいと思います。

第35回岐阜県農業フェスティバル開会式 農福連携全国都道府県フォーラムinぎふ

<17時00分から 「岐阜をどりを愉しむ集い」に出席>

 芸妓の皆さんが日頃から研さんしている邦楽・邦舞などの多彩な演目を披露される「岐阜をどりを愉しむ集い」に出席しました。長唄「越後獅子」でスタートし、大和楽「寿」、小唄二題「六段くずし」「日吉さん」などが続き、フィナーレは出演者全員の勢揃いの踊りが披露されました。

 コロナ禍では、文化芸術分野においても様々な制限が余儀なくされましたが、そうした苦難の中にあっても、岐阜芸妓組合では、岐阜の伝統芸能と心情を次世代へ引き継ぐべく、若い担い手を育てる努力を重ねてみえます。今後も、清流・長良川が育んだ岐阜の遊宴文化の継承、発展のため、ご尽力いただきますよう、よろしくお願いします。

岐阜をどりを愉しむ集い

10月23日(水曜)の公務報告

※以下、現地(フランス)時間

<10時45分から パリ市内の酒類専門家養成学校「IFCO(イフコ)」パリ校で、伊藤秀光 県議会副議長、県内酒蔵関係者とともに、県・県酒造組合連合会・フランスの日本酒コンクール主催団体「Kura Master協会」の3者が連携して開催する日本酒セミナーに出席。同校関係者、ソムリエ・酒類バイヤー等を目指す現地受講生に対し、県産日本酒をPR>

 4日目です。岐阜県産日本酒の販路開拓を目指し、パリにあるワイン等酒類専門家養成学校「IFCO」で日本酒セミナーを開催しました。この学校は、酒類業界のスペシャリストを育成する社会人向け専門機関で、現在、パリやリヨンなどフランス国内で4校を展開。ソムリエ、酒類バイヤーなどとして働くための専門知識を座学やインターンで習得するカリキュラムを提供しています。今回のセミナーは、県酒造組合連合会、フランスの日本酒コンクール主催団体と一緒になって開催しました。県内6つの酒蔵の皆さんも参加され、それぞれの味や香り、合う料理、地域や歴史などを、実際に試飲もしながら紹介。受講者の皆さんからは、「ワインは香りを最も重要視するが、日本酒は香りと味、どちらを重要視するのか」「日本酒特有の味を楽しむための温度は」などといった質問も多く寄せられ、活発な意見交換が行われました。

 また、学校の方にも岐阜県産の日本酒を知っていただく良い機会となり、学校代表のドマ氏からは、今後も連携して取組みを継続していきたい旨、お話もありました。

 今回の受講生の日本酒を学ぼうとする姿やご意見を聞き、フランスの皆さんに日本酒を理解いただける日が到来したと実感しました。今後も、岐阜県産日本酒の認知度向上とさらなる販路開拓に向けて、取組んでいきたいと思います。

IFCOパリ校にて日本酒セミナーに出席 IFCOパリ校にて日本酒セミナーに出席

10月22日(火曜)の公務報告

※以下、現地(フランス)時間

<12時00分から パリ市内のレストラン「アストランス」で、伊藤秀光県議会副議長、玉田和浩 県議会議員・世界農業遺産「清流長良川の鮎」推進協議会会長、櫻井宏 岐阜県農業協同組合中央会代表理事会長、山内清久 全国農業協同組合連合会岐阜県本部運営委員会会長らとともに、下川眞樹太 駐フランス日本国特命全権大使、クリスチャン・マセ フランス会計監査院特別顧問、パスカル・バルボ 同レストランオーナーシェフ、山岸啓介 レストラン「エチュード」シェフら現地のレストラン関係者らとの昼食懇談会に出席。飛騨牛をはじめとした県産食材及び日本酒をPR>

<17時00分から 駐フランス日本国大使公邸で、下川眞樹太 駐フランス日本国特命全権大使、村井嘉浩 全国知事会長・宮城県知事、一見勝之 三重県知事、中島正信 全国知事会事務総長、伊藤秀光 県議会副議長、玉田和浩 県議会議員・世界農業遺産「清流長良川の鮎」推進協議会会長らとともに、全国知事会・在フランス日本国大使館主催の現地の旅行・メディア関係者向け観光プロモーションイベント「日本ならではの観光と食」に出席。本県の「観光・食・モノ」をPR>

 3日目です。昼は、現地のレストラン関係者や流通事業者、メディアの皆さんを招待し、パリのレストラン「アストランス」で、本県の食の魅力を発信するプロモーションを行いました。フランスのベストシェフにも選ばれたバルボシェフから、本県の飛騨牛、岐阜鮎、柿、栗、飛騨山椒などの食材の魅力を最大限に引き出したメニューを提供いただくとともに、岐阜県の酒とのペアリングを提案。現地関係者の皆さんからは、「飛騨牛の多くの部位を堪能し、素材として奥深さを感じた」「鮎は食材として期待しており、早速試したい」などの感想をいただきました。本県には魅力的な食材が沢山あることや、これを機会に本県の応援団になっていただきたい旨、お願い申し上げました。

 夜は、フランス現地旅行会社やメディアの皆さんに対して、全国知事会のメンバーで観光プロモーションを実施しました。岐阜県のブースでは、飛騨牛や岐阜鮎、柿のほか富山県とコラボした飛騨牛握りや、フランスの日本酒コンクールで受賞した酒などを提供するとともに、伝統工芸品や動画なども活用してPRしました。皆さんからは、「陶磁器、刃物、和紙の産地であり、体験もできる。フランス人が好む分野であり、是非取材に行きたい」などといった声をお聞きしました。また、現地テレビ放送局からの取材も受けましたので、日本の原風景や匠の技、文化の継承など、日本の本物が岐阜にあることを、しっかりとお伝えしてきました。

県産食材及び日本酒をPR 「日本ならではの観光と食」に出席 「日本ならではの観光と食」

10月20日(日曜)、21日(月曜)の公務報告

全国知事会による、日本産食品の海外販路拡大や訪日外国人観光客誘致に向けた海外プロモーションに参加するため、10月20日から4泊5日でフランスを訪問し「清流の国ぎふ」の観光・食・モノをPRします。

 

10月20日(日曜)

<10時25分 羽田空港から、フランスのシャルル・ド・ゴール国際空港へ出発>

※以下、現地(フランス)時間

<17時55分 シャルル・ド・ゴール国際空港に到着>

<20時00分から パリ市内の在フランス日本国大使公邸で、村井嘉浩 全国知事会長・宮城県知事、一見勝之 三重県知事、中島正信 全国知事会事務総長とともに、下川眞樹太 駐フランス日本国特命全権大使主催の夕食懇談会に出席。日本産食品の海外販路拡大及び観光誘客に関する意見交換>

 初日は羽田空港からのフライトでフランスへ。

 到着後は、全国知事会で一緒に参加する宮城県の村井知事、三重県の一見知事と一緒に駐フランス日本国大使公邸を訪問。下川大使に本県の海外販路拡大や観光誘客施策についてご説明した後、最近の同国における動向について意見交換しました。

 

10月21日(月曜)

※以下、現地(フランス)時間

<10時30分から パリ市内で、村井嘉浩 全国知事会会長・宮城県知事、一見勝之 三重県知事、中島正信 全国知事会事務総長とともに、フランスの日本旅行専門会社「Japan Experience社」のティエリー・マンセント代表取締役社長と、欧州市場における観光プロモーションに関する意見交換>

<​16時00分から 村井嘉浩 全国知事会会長・宮城県知事、一見勝之 三重県知事、石黒憲彦 日本貿易振興機構(JETRO)理事長、高山成年 農林水産省大臣官房輸出促進審議官らとともに、世界最大規模の食品総合見本市「SIAL Paris 2024」のジャパンパビリオンを視察。出展事業者を激励。>

<​18時00分から 「日本の食の地域性と多様性」をテーマとした「SIAL Paris 2024」のサイドイベントに出席。現地の食品・メディア関係者に対し、「日本の食」に関するプレゼンテーション及び飛騨牛などの県産食材をPR>

 2日目です。午前中はフランスの訪日旅行会社「Japan Experience社」へ。同社はパッケージツアーの造成やインフルエンサーを活用したプロモーション活動を行っている老舗日本旅行専門会社です。本県を訪れるツアーや体験コンテンツも取り扱っており、多くの方を本県に送客いただいています。同社のマンセント社長と、欧州市場の状況やフランス人の好み、旅行時に好まれる施設・食・体験、効果的なプロモーションなどについて、意見交換しました。

 午後からは、世界最大規模の食品総合見本市「SIAL Paris 2024」の開催会場へ。この見本市は、約130カ国から7,500社の企業が出展しており、5日間で30万人弱の来場が見込まれます。今回、全国知事会・農林水産省・ジェトロの3者がタッグを組んで出展。ジャパンパビリオンには、全国の14県を含む81社・団体が出展しており、本県では飛騨牛と栗きんとんをPRしました。続いてSIALサイドイベント「日本の食の地域性と多様性」では、フランスのレストラン、小売、卸などの食品関係者や現地メディアの皆さんに対して、PR活動を行いました。試食された皆さんからは、「今まで食べた和牛の中で一番おいしい」「栗きんとんを初めて知った。栗をそのまま食べるよりおいしい」などの感想をいただきました。

日本産食品の海外販路拡大及び観光誘客に関する意見交換 SIALParis2024 SIALParis2024

10月19日(土曜)の公務報告

<11時30分から 下呂市内の南飛騨健康増進センターで、山内登 南飛騨アートプロジェクト実行委員会会長・下呂市長、瀧康洋 同副会長、今井政嘉 同顧問、北川フラム 総合ディレクターらとともに、「清流の国 文化探訪『南飛騨 Art Discovery』」開会式に出席>

 10月19日(土曜日)から11月24日(日曜日)までの37日間、下呂市萩原町の南飛騨健康増進センターで「清流の国 文化探訪『南飛騨 Art Discovery』」を開催します。総合ディレクターは、これまで新潟県十日町の「大地の芸術祭」や、香川県・岡山県の「瀬戸内国際芸術祭」などをプロデュースされている北川フラムさん。今回の開催にあたっては、北川さんが実際に県内市町村をくまなく訪れ、地域資源を調査したことを踏まえ、下呂市萩原のこの地を会場とすることになりました。施設全体を会場に、21組のアーティストが、豊かな自然を舞台に、地域を題材にした作品を展開し、歌や踊り等のパフォーマンスイベントなども実施します。また、「匠」や「食」などをテーマにワークショップや物販を行う体験型・交流型のマルシェなど、多彩な催しも予定しています。

 清流の国ぎふ文化祭2024の中でも重要なプロジェクト。自然、歴史、文化など、地域の魅力を見つけ、作家の力で引き出そうという素晴らしい取組みです。是非、足を運んでいただき、この地域の豊かな自然と美しい風景に触れながら、身体全体でアートを感じていただければと思います。

<南飛騨 Art Discoveryについてはコチラ>

https://minamihida-art-discovery.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>

南飛騨Art Discovery開会式

10月18日(金曜)の公務報告

<10時05分から セラミックパークMINOで、細野道仲 国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会事務局長、高木貴行 多治見市長、水野光二 瑞浪市長、加藤淳司 土岐市長、冨田成輝 可児市長とともに、佳子内親王殿下をお出迎え>

<10時30分から 佳子内親王殿下御臨席の「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」開会式に出席>

<14時05分から 土岐市内の織部の里公園で、水野正敏 県議会議長、加藤淳司 土岐市長、西尾隆久 同市議会議長らとともに、佳子内親王殿下の同公園御視察に随従>

 本日(10月18日)、名誉総裁として秋篠宮佳子内親王殿下の御臨席を仰ぎ「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」開会式を開催しました。1986年の初開催以来、これまで38年の歴史を積み重ね、今回で13回目。過去最多の77カ国・地域から3,890作品の応募をいただき、世界四大陶磁器コンペティションの中でも最大級の祭典となりました。本日から11月17日までの31日間、多治見、瑞浪、土岐、可児のセラミックバレー一帯で特別展や体験ワークショップ、講演会、コンサートなど多彩なプログラムを展開します。これら五感を刺激するイベントを通じて、皆さんには「やきもの」の魅力を存分に堪能いただくとともに、釉薬のように彩り豊かで、かつ刺激的で、忘れえぬ機会になることを期待したいと思います。

<「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」についてはコチラ>

https://www.icfmino.com/<外部リンク>

国際陶磁器フェスティバル美濃’24

<18時00分から サラマンカホールで、「リトアニアNOW2024」オープニングイベントに出席>

 岐阜とリトアニアとの交流事業「リトアニアNOW2024」のオープニングイベントに出席しました。2018年の第1回以来、リトアニアの音楽や踊りのコンサート、物産フェア、写真展など、その文化、生活に触れ合う機会として開催しており、今年で7回目となります。

 本日(10月18日)のオープニングでは、リトアニアで最大規模を誇るフォークダンスグループ「ネムナス」のメンバー41人が、歌と踊りを披露。また、本県の八百津小学校の児童の皆さんと共演し、清流の国ぎふ文化祭2024のテーマソング「君が明日と呼ぶものを」の合唱も披露いただきました。このオープニングを皮切りに、国際交流員による文化教室、岐阜駅隣接のアクティブGでの写真パネル展、THE GIFTS SHOPでの物産フェアを開催します。是非、足をお運びいただければと思います。

<「リトアニアNOW2024」についてはコチラ>

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/387202.html

リトアニアNOW2024オープニングイベント

10月17日(木曜)の公務報告

<13時50分から 多治見市内のモザイクタイルミュージアムで、水野正敏 県議会議長、高木貴行 多治見市長、柴田雅也 同市議会議長とともに、佳子内親王殿下をお出迎え>

<15時40分から セラミックパークMINOで、細野道仲 国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会事務局長、高木貴行 多治見市長、水野光二 瑞浪市長、加藤淳司 土岐市長、冨田成輝 可児市長らとともに、佳子内親王殿下の「第13回国際陶磁器展美濃」及び「アール・ブリュット美濃展」の御視察に随従>

 10月18日(金曜日)に開幕する「国際陶磁器フェスティバル美濃24」への御臨席、併せて地方事情御視察のため、佳子内親王殿下にお成りいただきました。

 本日(10月17日)は、多治見市にあるモザイクタイルミュージアムとセラミックパークMINOを御視察いただき、私も随従しました。

 モザイクタイルミュージアムは、タイルの原料を掘り出す「粘土鉱山」をモチーフにした外観が特徴的な施設です。立地する多治見市笠原町は、モザイクタイル発祥の地であり、全国一のタイル生産量を誇っています。御出迎えした地元園児達と御交流いただくとともに、タイルの製造工程や歴史、様々な製品や絵タイルがあるギャラリーなどを御覧いただきました。

 また、セラミックパークMINOでは、第13回国際陶磁器展美濃とアール・ブリュット美濃展を御視察されました。アール・ブリュット美濃展では、障がいのある方たちが作成した作品を御覧いただくとともに、作品制作者の方々と御交流いただきました。(写真は過去、撮影されたものです)

セラミックパークMINO

10月16日(水曜)の公務報告

<9時30分から 高山市内で、エリック・ストローマン アルザス・欧州自治体副議長(フランス・コルマール市長)、カトリーヌ・トロットマン アルザス・欧州日本学研究所所長、小川正人(一社)ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構理事長、伊藤秀光 県議会副議長、田中明 高山市長、成原茂 白川村長らとともに、ONSEN・ガストロノミーウォーキングに参加>

<12時25分から 高山市とフランス・コルマール市との協力協定書締結式に立会>

 万博国際交流プログラムとして、フランスのアルザスと連携した「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」を、「清流の国ぎふ」文化祭2024に合わせて開催しました。

 本県は、平成26年からアルザスと重層的、継続的な交流を進めておりますが、平成29年にフランスで「アルザスウォーク」に参加したことを契機として、翌年(平成30年)から高山市奥飛騨温泉郷平湯温泉で第1回目となるONSEN・ガストロノミーウォーキングがスタート。以来、コロナ禍で中止した時期もありましたが、中津川市、池田町、恵那市を舞台に継続して開催しており、今年は交流10年間の集大成として、再び高山市へ。

 今回は、昨年(2023年)9月の渡仏時にお会いしたアルザス欧州自治体の皆さんもご参加いただき、高山市街地を舞台に開催しました。今回のコースは、古い町並み、朝市、高山祭屋台会館など、歴史、文化を感じながら、道中、飛騨の地酒、郷土料理、またアルザスゆかりの食べ物、飲み物を楽しみながらウォーキング。全国各地からお越しいただいた参加者の皆さんにも、存分に清流の国ぎふの魅力、清流文化を体感いただけたと思います。

 また、続いて高山市とコルマール市の協力協定書の更新締結式に立会しました。今回、アルザスの皆さんが岐阜を訪問され、ウォーキングや国文祭開会式への出席のほか、子どもたちのフェンシングや剣道といったスポーツ活動の視察もされました。今後も、岐阜県とアルザス地方の多層で幅広い交流を、さらに深化していきたいと思います。

主催者挨拶 ONSEN・ガストロノミーウォーキングに参加 高山市とコルマール市の協力協定書の更新締結式

10月15日(火曜)の公務報告

<10時15分から ぎふ木遊館で、竹下景子 同館名誉館長、合田哲雄 文化庁次長らとともに、天皇皇后両陛下の「第39回国民文化祭『木育プログラム』」の御覧に随従>

<11時35分から ぎふ清流文化プラザで、福岡資麿 厚生労働大臣、高木敏彦 (公財)岐阜県教育文化財団理事長らとともに、天皇皇后両陛下の「第24回全国障害者芸術・文化祭『いろんなみんなの展覧会~大地に、つどう。~』」の御覧に随従>

<15時45分から 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で、常田佐久 同館館長、浅野健司 各務原市長、川嶋一生 同市議会議長らとともに、天皇皇后両陛下の同館御視察及び「第39回国民文化祭『空宙博特別企画展 月への挑戦-アポロ計画から50年、人類は再び月を目指す-』」の御覧に随従>

<19時00分から 岐阜羽島駅で、水野正敏 県議会議長、松井聡 羽島市長、野口佳宏 同市議会議長らとともに、天皇皇后両陛下をお見送り>

 天皇皇后両陛下の行幸啓2日目です。

 昨日は、岐阜県庁で、1階ホワイエにある作品「岐阜に舞う」や、県内地場産品や、本県の自然、文化、歴史、匠の技などの魅力を紹介する「GALLERY GIFU」、20階の清流ロビーからの眺望を御覧いただきました。

 本日(10月15日)は、はじめに、ぎふ木遊館で木育プログラムを御覧いただき、私も随従しました。岐阜県産材を使った、どんぐりのキーホルダーや、ファーストスプーンを製作する様子を御覧いただくとともに、木のおもちゃで遊んでいる子供たちとも御交流いただきました。

 次に、ぎふ清流文化プラザで、障がいがある作家たちのアートフェスティバル「いろんなみんなの展覧会」を御覧いただきました。それぞれの作品について、作者本人が御説明申し上げるとともに、オープンアトリエでは、制作に取り組む姿を御覧いただき、各作者に対してお声がけいただきました。

 最後に、先日企画棟が完成した岐阜かかみがはら航空宇宙博物館へ。特別企画展「月への挑戦」では、アポロ15号が採取した「月の石」や小型月着陸実証機「SLIM」の模型を御覧いただくとともに、県内高校の生徒達が自らが取り組む小型人工衛星の開発プロジェクトについて御説明申し上げました。

第24回全国障害者芸術・文化祭 第39回国民文化祭空宙博特別企画展

10月14日(月曜・祝)の公務報告

<11時45分から 岐阜羽島駅で、水野正敏 県議会議長、松井聡 羽島市長、野口佳宏 同市議会議長らとともに、天皇皇后両陛下をお出迎え>

<12時35分から 県庁で、天皇皇后両陛下の庁舎御視察に随従>

<15時45分から 岐阜メモリアルセンターで、天皇皇后両陛下御臨席の「『清流の国ぎふ』文化祭2024」開会式に出席>

<19時10分から 岐阜市内で、天皇皇后両陛下に県勢概要を御説明>

<20時55分から 鈴木敏夫 行幸主務官、伊藤温秀 侍従とともに、行幸啓に関する記者会見>

 本日(10月14日)、天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ「『清流の国ぎふ』文化祭2024」開会式を開催しました。会場には、42市町村の「推し」を和紙と竹を素材として制作した行灯状のオブジェ「ちーオシスタチュー」が集結。冒頭、能登半島地震と豪雨災害からの復興に向けて、石川県輪島市の御陣乗太鼓保存会による力強い演奏から式典がスタート。オープニングステージでは、清流文化の春夏秋冬として「龍神火まつり(下呂市)」や「杵振り花馬祭り(中津川市)」、「谷汲踊(揖斐川町)」が、また、鵜飼をテーマとする謡と舞踊、関ケ原合戦をイメージしたマーチングバンドなど、次々とパフォーマンスが披露されました。クライマックスでは、海外の方も含め、出演者が勢揃いして郡上おどり「春駒」を踊り、そして、大会テーマソング「君が明日と呼ぶものを」を観客の皆さんも一緒になって歌いました。

 いよいよ10月14日から11月24日までの42日間、「ともに・つなぐ・みらいへ~清流文化の創造~」のキャッチフレーズのもと、県内全42市町村を舞台に、「清流の国ぎふ」文化祭2024が始まりました。300を超える多彩なプログラムを展開していきますので、是非、皆さんもご参加いただきたいと思います。(※写真は10月13日前日リハーサルの様子)

 

<「清流の国ぎふ」文化祭2024についてはコチラ>

https://gifu-bunkasai2024.pref.gifu.lg.jp/koku-shou-bunsai/<外部リンク>

清流の国ぎふ文化祭2024開会式

10月12日(土曜)の公務報告

<11時30分から 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館で、常田佐久 同館館長、浅野健司 各務原市長、ジュリアン・マリエズ 駐日フランス国立宇宙研究センター地域代表、クリスチャン・ハイデック ドイツ航空宇宙センター東京事務所副所長らとともに、新企画棟「スペースボックス」の完成を記念した特別企画展「月への挑戦-アポロ計画から50年、人類は再び月を目指す-」のオープニングセレモニーに出席。同企画展を観覧>

 岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)は、平成30年3月のリニューアルオープンから6年半が経過しました。コロナ禍もありましたが、おかげさまで先月には来館者150万人を達成し、多くの皆さんに支えられ、愛される施設となっています。

 今回、新たに企画棟「スペースボックス」を増築。記念として特別企画展を本日(10月12日)から来年3月9日まで開催します。初めて人類が月へ挑んだアポロ計画や、日本人宇宙飛行士の着陸が期待されるアルテミス計画のほか、企業や本県の宇宙へのチャレンジを、実物、模型、映像で紹介しています。

 これからも、スペースボックスという名前にふさわしい夢いっぱいのプロジェクトを考えていきますので、是非、多くの皆さんにお越しいただきたいと思います。

新企画棟スペースボックス完成記念特別企画展のオープニングセレモニー

10月10日(木曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 9月19日(木曜)に開会した今議会は22日間にわたって県議会議員の皆さんに熱心にご審議いただき、令和6年度補正予算案などの議案を可決いただいて閉会しました。今議会での議論を十分に踏まえて、今後の県政を力強く進めていきます。また、閉会の挨拶では、10月14日(月・祝)から天皇皇后両陛下の御臨席を仰ぎ、「清流の国ぎふ」文化祭2024を開催する旨、お話させていただきました。330を超える文化プログラムや様々な関連行事も展開し、清流文化を力強く創造、発信していきたいと思います。

県議会定例会

<11時45分から 栗山知 県人事委員会委員長、岡本知彦 同委員会委員、伊在井みどり 同委員会委員から、職員の給与等に関する勧告を受領>

 人事委員会の栗山委員長、岡本委員、伊在井委員から、給与改定の勧告と、人材の確保、育成、長時間労働の是正、ハラスメント防止対策、子育て、介護等の家庭生活と仕事の両立支援など公務運営の改善等に関する報告をいただきました。職員一人一人がより一層持てる力を県政に発揮できるよう、丁寧に検討していきたいと思います。

職員の給与等に関する勧告を受領

<13時00分から 「木曽川水系連絡導水路整備促進議員連盟」設立総会に出席>

 木曽川水系連絡導水路事業は平成21年に検証の対象となって以来、約15年、事業がストップしていましたが、今年8月、国において事業継続と決定されました。この事業は、徳山ダムに確保した水を木曽川や長良川に導水することで、可茂・東濃地域の渇水被害を大きく軽減するととともに魚類等の生息環境の保全に資する、重要な国家プロジェクトです。今回、導水路事業の整備促進を図るため、県議会の県政自民クラブ所属議員の皆さんによる議員連盟が設立されましたので、設立総会に出席しました。流域全体で水問題に取り組む機運を高めるきっかけとなることを期待しています。

木曽川水系連絡導水路整備促進議員連盟創立総会に出席

10月8日(火曜)の公務報告

<11時15分から 石川県能登地方の大雨に係る派遣職員報告会に出席>

 本県では、今般の能登地方の大雨に係る被災地支援として、救助や捜索活動の他、輪島市の避難所運営支援を一手に担っています。今回、石川県内の被害状況や県からの支援概要とともに、被災地で実際に活動された消防や警察、職員の皆さんから活動報告がありました。中学校体育館に設置された避難所の支援を行った女性職員からは、女性にとって更衣室は優先度が高いので早期に設置することや、避難者は老若男女、様々であることから避難所運営マニュアルを随時見直す必要がある旨、報告があり、支援の課題や改善点について、意見交換しました。

 しっかりと課題を共有しながら、今後も「オール岐阜」一丸となって支援するとともに、本県の更なる災害対策にも取り組んでいきたいと思います。

派遣職員報告会

<13時00分から 野島征夫 県議会濃飛横断自動車道建設促進議員連盟会長らから、濃飛横断自動車道の整備促進に関する要望書を受領>

 濃飛横断自動車道は、郡上市を起点とし、下呂市を経由して中津川市へ至る延長約80kmの高規格道路です。東海北陸自動車道と中央自動車道を結び、また、リニア中央新幹線を県の発展につなげるために欠かすことができない重要な道路になることから、私も県議会の皆さんや地元の皆さん方とともに、一丸となって国に対し整備促進を訴えてきたところです。令和5年度からは郡上の「堀越峠工区」が国による権限代行事業で進められており、県においても隣接する「和良工区」を進めています。この勢いで整備を進め、一日も早く全線が開通するよう、引き続き、皆さんとともに取り組んでいきます。

濃飛横断自動車道の整備促進に関する要望書を受領

<14時00分から 吉田芳治 県木材利用推進協議会長らから、木材利用の推進に関する要望書を受領>

 本日(10月8日)は、木の日です。(漢字の「十」と「八」を組み合わせると「木」になります)。毎年、この日に合わせて、県木材利用推進協議会の皆さんから、木材利用の拡大に対する施策について要望をいただいています。

 同協議会は、木材生産から木材産業、木造建築までの上流から下流までが一体となって組織された団体で、木材の優れた特徴や木材を活用する意義等のPR、公共建築物の木造化、木造住宅の建設促進などに向けて活動されています。

 今回、木材の供給体制の強化、公共建築物への木材利用拡大、住宅建築・改装における県産材の利用促進など6項目26事項について、要望をいただきました。しっかりと受け止め、十分に内容を検討させていただきたいと思います。

木材利用の推進に関する要望書を受領

<17時00分から 名古屋市内で、リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会会長として、沿線市町長とともに、丹羽俊介 東海旅客鉄道(株)代表取締役社長に、リニア中央新幹線の整備に関する要望書を提出>

 リニア中央新幹線に関係する県内22市町村や、商工会議所等209団体で組織する「リニア中央新幹線建設促進岐阜県期成同盟会」の会長として、多治見、中津川、瑞浪、恵那、土岐、可児、御嵩の各市町長と一緒に、JR東海に要望活動を行いました。今年3月、JR東海から東京ー名古屋間の2027年開業は実現できないことが明らかにされましたが、一日も早い開業に向けて整備を進められるとともに、開業時期を明確にされたい旨、申し上げました。また、工事を進めるうえでは、安全・安心の確保に万全を期すとともに、問題が生じた場合には速やかな情報提供、適切な対策を早急に講じられることをお願いしました。

 急がば回れという言葉もありますが、対策をしっかりと進め、課題を一つ一つ乗り越えて、前に進まなければなりません。JR東海と県、沿線市町等が一層連携して取り組みを進め、早期開業を目指していきたいと思います。

要望書を提出

10月7日(月曜)の公務報告

<14時00分から 県庁で、筒井和浩 日本労働組合総連合会岐阜県連合会(連合岐阜)会長、伊藤正博 県議会議員らから、「2025年度 岐阜県への政策・制度 要求と提言」を受領>

 連合岐阜による県への政策提言は平成2年(1990年)から継続して行われており、今回で35回目となります。雇用や労働、地域医療・福祉、教育、ジェンダー平等、防災・まちづくりなど、県政全般に関する20項目の政策提言書を受け取りました。

 これら提言は働く人たちの現場の声を踏まえた貴重な声であり、どれも取り組むべき課題でありますので、丁寧にフォローしていきたいと思います。

連合岐阜から政策提言書を受領

<15時30分から 自由民主党東濃県議団の水野正敏 県議会議員らから、東濃圏域における各種施策実施に関する要望書を受領>

 東濃圏域における重点的な取組みや各種施策・事業の推進を求める要望書をいただきました。東濃圏域は、昨年から観光客や宿泊者が戻りつつあり、多治見駅周辺の再開発、恵那地域への進出企業の増加や、リニア中央新幹線開業に向けたまちづくりが進められています。一方で、他の圏域と同様に、原油価格や原材料価格の高騰、急激な円安などによる課題にも直面しています。これらを踏まえ、今回、全12項目、52事項について、要望、意見をまとめていただきました。しっかりと受け止め、十分に内容を検討させていただきたいと思います。

自由民主党東濃県議団から要望書を受領

10月4日(金曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第4回県議会一般質問の3日目です。

 午前中は広瀬修議員(岐阜市)ら3議員から、午後は布俣正也議員(飛驒市)ら5議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 平野祐也議員(各務原市)からは、「県内の子どもの『体験格差』を埋めるための施策」として、県有施設の無料体験バウチャー券の配布等、県民優先の施設運営施策の推進について、ご質問をいただきました。

 「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」「ぎふ清流里山公園」「世界淡水魚園」など、都市公園、文化施設等の県有施設は、子どもの情操教育など、県民福祉の増進に寄与する施設です。それと同時に、本県の誇るべき地域資源を活かした「清流の国ぎふ」の魅力を県内外に広く伝える施設であり、県外から多くの方を呼び込む観光拠点施設でもあります。

 県有施設が行う体験プログラム等における県民の優先利用についてご提案がありましたが、当施設は本県の魅力を県内外に広く伝える施設でもあり、県民優先利用の取扱いは、打ち出し如何によっては、これまでせっかく県外からも高い評価を得てきた本県の施設ひいては本県全体のイメージダウンにもつながりかねず、場合によっては県外からの施設利用の減少も懸念されます。したがって、一律的なやり方で県民優先利用の制度を導入することについては、慎重でなければならないと考えています。このため、先ずは個別施設毎に体験プログラム等の定員の充足状況、県内の子どもの利用状況などを十分調査をしつつ、特に混雑が著しい施設については、状況に応じ、体験プログラムの実施回数や定員の増加、さらには施設の拡大などを検討していきます。いただいたご提案については、その上での議論になる旨、お答えしました。

一般質問3日目

10月3日(木曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第4回県議会一般質問の2日目です。

 午前中は県議会公明党の代表質問として澄川寿之議員(岐阜市)ら3議員から、午後は国枝慎太郎議員(揖斐郡)ら6議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 

 澄川議員からは、「5期20年の県政の振り返りと今後の県政の課題」として、人口減少社会における取組みと今後の課題について、ご質問をいただきました。

 この5期20年の県政にありまして、人口減少との斗いは、一貫して最重要課題の1つでありました。人口減少は静かに進む有事であるとの危機感に立って、平成17年に、「岐阜県少子化対策推進本部」及び「岐阜県人口・少子化問題研究会」を設置し、平成19年には「岐阜県少子化対策基本計画」を策定。平成21年には、全国に先駆けて「人口減少時代への挑戦」をテーマとした「岐阜県長期構想」を発表し、この歴史的・構造的課題に真正面から取り組んできました。平成26年には、政府においても、人口減少対策として地方創生の取組みが本格的に始まり、私も全国知事会地方創生本部長を拝命し、東京一極集中を是正するべく、立法化や制度創設を提言してきました。平成27年には「清流の国ぎふ」創生総合戦略を策定し、その後も一貫して人口減少問題に取り組んできました。

 この間、第1に人口減少を食い止める観点、第2に人口減少下においても地域の活力を維持・強化する観点、この2つの観点から様々な政策を展開してきましたが、3年余のコロナ禍を経て、事態は一段と厳しくなっています。2050年には、本県の人口は現在の192万人から136万人にまで減少すると推計していますが、今後の状況次第では、更に厳しい結果ともなりかねません。

 こうした中、本年6月に「岐阜県人口問題研究会」を再スタート。年内には中間報告をまとめるとともに、今後策定する「岐阜県こども計画」のみならず、教育、雇用、地域振興など、幅広い分野の施策につなげていかなければならない旨、お答えしました。

 

 次に、国枝議員からは、「インバウンドの全県展開に向けた市町村に期待する取組み」として、インバウンドの全県展開にあたり今後の市町村への期待について、質問がありました。

 これまで、本県では、海外で十分通用するであろう本県の魅力を発掘して磨き上げて、これをトップセールスなど色々な形で「観光・食・モノ」一体となった「岐阜ブランド」として発信してきました。そして、これに伴ってインバウンドの拡大に努めてきました。また、これらに際しては、インバウンド誘客を含めた海外展開に意欲・関心をお持ちの市町村、団体、企業などとも連携して取り組んでおり、例えば、昨年度、県が出展した海外旅行博には、県内12の市町村が参加されています。県としては、全県的な魅力のキャンペーンのみならず、県内市町村の皆さんが海外展開するための「きっかけづくり」、海外で挑戦する「場づくり」、そして海外のプレイヤーとの間で、あるいは市町村の間を繋ぐ「ネットワークづくり」といったことにも注力してきました。

 今後は、東海環状自動車道の全線開通、リニア中央新幹線の開業など交通ネットワークが大きく広がり、広域観光による新たなインバウンド獲得のチャンスが格段に広がります。そうした展望の下で、市町村単独では「点」にとどまりかねない取組みも、県と市町村、市町村同士、更には隣県との広域連携を図ることで、中部圏全域での展開へと、大きく「面」的に広がっていくことが期待されます。今後、インバウンドの全県展開を進めるにあたっては、県、市町村、民間との間で、緊密な情報交換と明確な広域戦略を共有し、共同歩調をとっていくことが必要である旨、お答えしました。

一般質問二日目

10月2日(水曜)の公務報告

<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>

 本日は令和6年第4回県議会一般質問の初日です。

 午前中は県政自民クラブを代表して加藤大博議員(加茂郡)から、午後は県民クラブを代表して伊藤正博議員(各務原市)ら3議員から、県政全般にわたりご質問をいただきました。

 

 加藤議員からは、「古田県政5期20年の成果と県政への思い」として、現時点での成果や思いについて、ご質問がありました。

 任期満了まで4か月。今は開幕を控えた「『清流の国ぎふ』文化祭2024」をはじめ、様々な政策や事業に全力で取り組んでいるところであり、まだ総括する余裕はありませんが、その一端を振り返りました。

 知事就任後の「政策総点検」では全ての政策を見直し、また、一貫して改革を進め起債許可団体から脱却を果たしました。持続可能な財政運営に一定の道筋を付けられたことが、その後の県政発展に向けた基礎となりました。

 政策の推進については、第1に「『清流の国ぎふ』をコンセプトとした地域の魅力と活力づくり」として、「清流の国ぎふ」が育んだ伝統文化、食、地場産品などの魅力を更に磨き上げ、ブランディングし、国内外に発信する取組みを一貫して進めてきました。その成果として、インバウンドの増加、ユネスコ無形文化遺産への登録、企業の進出などにつながっています。第2には、「県民の安全・安心な暮らしの確保、危機管理」として、豪雨、台風、火山噴火などの自然災害に加え、高病原性鳥インフルエンザ、豚熱、新型コロナなどの前例のない危機事案に次々と見舞われましたが、常に前線に立って先手先手の対策を実行するよう心がけてきました。これらの難局を通じて生み出された「オール岐阜」体制の取組みやノウハウは、将来の危機事案への対応も含めた県政推進のモデルとして生かしていくことができると考えています。

 様々な局面で県民の皆様、そして議会の皆様のご理解、ご支援、ご協力をいただきました。また、職員の皆さんの献身的な努力も忘れることができません。それら全てに改めて感謝申し上げる旨、お答えしました。

 

 次に、伊藤議員からは、「次期知事選不出馬の思いと5期20年の県政の総括」として、8月8日の記者会見で表明に至った事情や県政運営への思いについて、質問がありました。

 5期目をスタートするに当たり、新型コロナが猛威を振るう中、県民の生命と暮らしを守り抜くこと、そして新たな日常をつくること、この2つが最大の課題と心得て、以来、緩みなく取り組んできました。

 その新型コロナは、昨年、第5類感染症に円滑に移行。アフター・コロナの「新たな日常」に向けた取組みに力を注いできました。また、10年近くかけて議論を積み上げてきた新県庁舎も無事開庁。そして今年は「文化イヤー」として、清流文化の創造・発信に努めてきています。特に初夏にかけては、大きな行事が目白押しであり、これらのスケジュールが一区切りついたところで、5期目に目指したゴールの姿が見えつつあるとの思いに至りました。同時に、残る秋の国民文化祭が、私の知事としての役割にとって、大きな区切りとなるものと判断しました。そうした思いにたって、平成17年2月に踏み出した「はじめの一歩」は、20年の歩みを経て、国民文化祭が「最後の一歩」になる、という旨を表明させていただきました。

 また、20年の総括ということで、1期から5期を時系列で振り返りました。決して平坦な道のりではありませんでしたが、様々な困難や課題を乗り越える中、「オール岐阜」を確固たるものにできたのは、今後の県政を進めていくうえでも大きな収穫であったと思います。もちろん、議会、市町村、県民の皆様のご理解とご協力あってのことであり、また、県職員一人ひとりが共に考え、行動し、「オール県庁」で取り組んできてくれたからこそ成し得たものです。心から感謝申し上げる旨、お答えしました。

一般質問初日

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