本文
<14時00分から 県美術館で、「清流の国ぎふ」文化祭2024事業として開催される展覧会「PARALLEL MODE:山本芳翠-多彩なるヴィジュアル・イメージ-」、「PARALLEL MODE:オディロン・ルドン-光の夢、影の輝き-」、「アートまるケット つなぐ人 日比野克彦」の合同開場式に出席>
岐阜県美術館では、「清流の国ぎふ」文化祭2024事業として、昭和57年(1982年)の開館以来、収集と研究を続けてきた本県出身の明治の洋画家山本芳翠とフランスの画家オディロン・ルドンの回顧展を開催します。この芳翠とルドンは、同じ師から学び、同じ時代を生きた二人であったことから、名称を「PARALLEL MODE」と名付け、開館記念展以来、約40年ぶりのダブル個展となります。
山本芳翠展は、国の重要文化財「裸婦」や明治洋画の重要作品「浦島」のほか、皇居三の丸尚蔵館に特別協力いただき「琉球中城之東門」なども展示します。芳翠の初期から晩年までの200点を超える作品が一堂に会するものとなっています。また、オディロン・ルドン展では、250点に及ぶ世界有数のコレクションを今回はじめて一度に観覧できる展覧会になっており、近年収集した「窓」や「起源」を初めて公開します。
加えて、日比野館長が両作家ゆかりのフランスの地をナビゲートする、アートまるケットも開催。
会期は、9月27日(金曜日)から12月8日(日曜日)まで。是非、ご覧いただきたいと思います。
岐阜県美術館の展覧会はコチラ
https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>
<11時20分から 第33回オリンピック競技大会(パリオリンピック)馬術競技総合馬術出場の戸本一真 選手が、恩田佳幸 岐阜県馬術連盟会長とともに、同大会団体銅メダル獲得、個人5位入賞を報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>
今年7月、パリオリンピックにおいて「障害馬術」で団体3位(銅メダル獲得)、個人5位に入賞した戸本一真選手が、その報告にお越しくださいました。
戸本選手は、本巣市出身の41歳。高校在学中から本格的に競技を開始し、大学進学後は全日本学生馬術選手権大会で優勝。その後、日本中央競馬会(JRA)に入り競技を続け、近年はイギリスを拠点にヨーロッパの競技会に出場しています。東京2020オリンピックでは4位入賞し、今大会で、ついにメダルを獲得されました。馬術競技での日本勢メダル獲得は92年ぶり、団体種目での獲得は史上初となる快挙です。
戸本選手からは、これからもチャレンジを続けていきたいことや、次の世代をしっかりと育てていきたい意気込みを、お聞きしました。私からは、お祝いを申し上げるとともに、その栄誉を称え、スポーツ等での活躍が顕著で、県の名声を高めた方にお贈りする「清流の国ぎふ栄誉賞」をお渡ししました。今後の更なる活躍を応援しています。頑張ってください。
<13時00分から 石川県能登地方の大雨への支援に係る派遣職員出発式に出席>
総務省の「応急対策職員派遣制度」に基づき、本県では、石川県輪島市へ応援職員を派遣することになりました。輪島市では、相当数の住家が浸水被害を受けており、現時点でも500名を超える方々が避難所に避難されています。本県では、こうした避難所の運営支援を一手に担う予定であり、第1陣として、県と岐阜市、瑞穂市、関市の職員、合計16名を派遣します。中学校や公民館などに設置された避難所での活動となりますが、安全と健康に十分留意しつつ、被災地の皆さんの気持ちに寄り添い、地域の課題について情報交換しながら、支援してほしいと思います。
<15時45分から 石川県能登地方の大雨に係る第1回岐阜県災害支援対策本部員会議及び第1回県・市町村連携会議に出席>
9月20日からの記録的な豪雨により、石川県奥能登地域では、大きな被害が発生しました。お亡くなりになられた方に心からお悔やみ申し上げるとともに、被災された方々に対して、お見舞い申し上げます。
今回の豪雨では、土砂崩れによる道路寸断、多くの地域での孤立、断水、停電など、今年1月の能登半島地震と同様の被害が発生しており、また、復旧工事現場の被災や仮設住宅が浸水するなど、大変厳しい事態となっています。
本県では、発災後から消防の緊急消防援助隊、警察の広域緊急援助隊が石川県に入り、捜索、救助活動を行っています。また、9月23日には、総務省から輪島市の対口支援団体に本県が指定されましたので、直ちに輪島市役所に職員をリエゾン(連絡員)として派遣しました。輪島市からは、避難所の運営支援を一手に担ってほしい旨、要請を受けましたので、早速、本県及び県内市町村の職員を派遣していきます。さらなる要請にも速やかに対応できるよう、しっかりと準備を進め、県と市町村が一丸となって支援していきたいと思います。
<12時30分から 岐阜市内で、国民文化祭応援事業のアートラボぎふ展覧会「現代ニホンガのレゾンデートル-千年を未来につむぐ-」を鑑賞>
<13時30分から ぎふ清流文化プラザで、歌舞伎俳優の市川笑三郎さんに地芝居大国ぎふ応援大使を委嘱するとともに、「清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル」地歌舞伎公演を鑑賞>
本日(9月23日)は、2つの文化イベントに参加、鑑賞しました。
1つ目は、岐阜市にある老舗日本料理店「後楽荘」を舞台に日本画家5名の作品を展示した「現代ニホンガのレゾンデートル-千年を未来につむぐ-」を鑑賞。この企画は、県内各地で様々なアートに親しむ「アートラボぎふ」の一つとして9月14日から23日まで開催。文化イヤーの今年も、大人も子どもも誰もがアートに出会い、触れて、知り、発信できる様々な体験プログラムを準備していますので、是非、ご参加いただければと思います。
2つ目は、「清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル」に参加しました。9月1日(日曜日)に予定していた幕開け公演が、台風第10号の接近により中止となりましたので、本公演が「ぎふ清流座」での最初の公演となります。
子ども達による「幕開けの口上」から始まった公演は、私も主催者としてご挨拶申し上げるとともに、中津川市出身の歌舞伎俳優 市川笑三郎さんに「地芝居大国ぎふ応援大使」を委嘱しました。11月24日(日曜日)までの期間中、ぎふ清流座をはじめ、各地の芝居小屋で40以上の公演が開催される、またとない機会です。是非、各地を巡って、地歌舞伎、文楽、能、獅子芝居の魅力を楽しんでいただければと思います。
「アートラボぎふ」についてはコチラ
https://artlabgifu-online.jp/<外部リンク>
「清流の国ぎふ 地芝居・伝統芸能フェスティバル」についてはコチラ
https://jishibai.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>
<11時30分から パリ2024パラリンピック競技大会テコンドー男子K44 70kg級出場の工藤俊介 選手が、山野光徳 MYG代表、岡本敏美(一社)岐阜県障害者スポーツ協会会長とともに、同大会5位入賞を報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>
今年8月30日、パリ2024パラリンピックにおいて「テコンドー競技男子K44 70kg級」で5位に入賞した工藤俊介選手が、その報告にお越しくださいました。工藤選手は、恵那市出身の30歳。パラスポーツのイベントでテコンドーと出会い、本格的に競技を始められました。
前回出場した東京2020パラリンピックは無観客のなかで7位に入賞しましたが、今回は観客の応援のなかでの5位入賞。工藤選手からは、応援してくれた皆さんへの感謝と、自身の成長の成果を、お聞きしました。
私からは、お祝いを申し上げるとともに、その栄誉を称え、スポーツ等での活躍が顕著で、県の名声を高めた方にお贈りする「清流の国ぎふ栄誉賞」をお渡ししました。入賞、おめでとうございました。
<13時30分から 「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」岐阜県選手団結団式に出席>
10月19日(土曜日)から22日(火曜日)までの4日間、鳥取県で開催される「ねんりんピックはばたけ鳥取2024」に参加する選手団の結団式に出席しました。本県からはソフトボールやサッカーなど21種目150名の選手の皆さんが参加されます。団長の木村選手からは、全国の参加選手と交流の輪を広げ、思い出深い大会としていきたい旨、決意表明がありました。来年は本県で「ねんりんピック岐阜2025」を開催しますが、県の代表として、最高のパフォーマンスを発揮され、多くの皆さんとの交流も深められることを期待しています。頑張ってください。
<16時35分から 「清流の国ぎふ総文2024」で上位入賞した県内高校生徒が成績を報告>
今夏の7月31日(水曜日)から8月5日(月曜日)の6日間、県内各地を会場に「清流の国ぎふ総文2024」を開催しました。全国から約2万人の高校生が本県に集い、観覧者などもあわせると、約10万人が集まる祭典となり、文化の大交流となりました。本日(9月20日)は、今大会で上位入賞を果たした「パレード」「演劇」「美術・工芸」「写真」「放送」「将棋」「弁論」「郷土研究」各部門の生徒の皆さんが、受賞報告にお越しくださいました。生徒の皆さんからは、高校生活で一番の思い出となったことや、交流の輪を広げることができたこと、他校の素晴らしい作品から刺激を受けたことなど、お話がありました。
上位入賞、誠におめでとうございました。今回の総文祭を通じて、岐阜の高校生の底力を見ることができました。まもなく「清流の国ぎふ」文化祭2024もスタートしますが、この総文の成果とエネルギーを、しっかりとつなげていきたいと思います。
<10時00分から 県庁で、県議会定例会に出席>
県議会が開会し、一般会計補正予算案など33の議案を提出するとともに、その内容について説明をしました。また、今般の台風第10号の被害と対応状況や県強靭化計画の見直し、県こども計画の策定、新型インフルエンザ等対策行動計画の改定のほか、清流の国ぎふ総文2024の開催や海外との交流、リニア中央新幹線の工事状況など、県政を巡る最近の状況についても報告させていただきました。
これから10月10日(木曜日)までの22日間、県議会議員の皆さんにご審議いただき、必要な取組みをしっかりと前に進めていきたいと思います。
<16時50分から 那須史明 岐阜バスケットボール(株)代表取締役社長、田中昌寛 同代表取締役兼岐阜スゥープス選手らが、2024-2025シーズン体制を報告>
バスケットボールのB3リーグに参戦している岐阜スゥープスの皆さんが、間もなく開幕する2024-2025シーズンを前に、お越しくださいました。
昨シーズンは18勝34敗で18チーム中14位。上位8チームが出場するプレーオフへの進出は叶いませんでした。一方で入場者数は前シーズンに比べ3割以上増加し、目標を上回る結果となっています。
今シーズンからは、初の専任ヘッドコーチとして、B1リーグのトップアシスタントコーチを務めた方を招へい。また、チームにマッチする外国人選手や、一昨年のエースが復帰するなど、大幅な戦力アップが期待されます。
田中選手からは、シーズンを通じてチーム力を上げて最低でもプレーオフに出場したい旨、意気込みをお聞きしました。
岐阜スゥープスもかなり県内に定着してきたと思います。今シーズンの活躍、期待しています。頑張ってください。
<14時00分から 岐阜メモリアルセンターで、「第78回国民スポーツ大会(SAGA2024)岐阜県選手団結団式」に出席>
10月5日(土曜日)から佐賀県で開催される第78回国民スポーツ大会「SAGA2024」に向けた岐阜県選手団結団式に出席しました。
大会スローガン「新しい大会へ。すべての人に、スポーツのチカラを。」のとおり、今大会から名称が「国民体育大会(国体)」から「国民スポーツ大会(国スポ)」に変更され開催されます。
国スポに参加する県勢は、36競技、481名の選手団となり、本日(9月18日)の結団式には、選手、役員など約300人が参加されました。
熱心なご指導のもと、選手の皆さんが「心技体」すべての面での向上を目指し日々鍛錬に努められ、県の代表として国スポに出場されることに、心よりお祝い申し上げます。
本県では、世界や全国を目指す選手の皆さんへのきめ細やかな支援や施設の充実を進めていますが、その成果として、先般のパリオリンピックでの本県ゆかりの選手の活躍や、前回の鹿児島特別国体、今夏のインターハイなどでの県勢の活躍につながっており、今回の国スポでも活躍が大いに期待されます。
結団式では、アーチェリー競技の赤塚紘子選手から、持てる力を発揮して県民の皆さんに勇気と感動を届けたい旨、「誓いのことば」をお聞きしました。
選手の皆さんには、ひとつでも上を目指す精神でチーム一丸となって頑張って欲しいと思います。皆さんの健闘を心からお祈りしています。
「第78回国民スポーツ大会(SAGA2024)」についてはコチラ
https://saga2024.com/<外部リンク>
<17時00分から 高山市内で、「食のぎふ清流観光特使」委嘱式に出席>
<17時30分から ホテルアソシア高山リゾート開業30周年記念レセプションに出席>
高山市にあるホテルアソシア高山リゾートで、「食のぎふ清流観光特使」の委嘱式及び開業30周年記念レセプションに出席しました。
30年前の平成6年(1994年)は、関西国際空港が開港し、外国からの訪日客が益々期待された年。以来30年、飛騨高山を代表するホテルの一つとして、多くの観光客の皆さんを受け入れていただいています。また、飛騨牛、いちご等の県産食材を使ったフェアの開催や、新たなメニューの開発・提供など、本県の食の魅力発信にも取組んでいただいており、感謝申し上げます。
今年に入り、本県への観光客も着実に増加しており、インバウンドも過去最高の年間166万人を上回るペース。また、10月中旬からは県内各地で「清流の国ぎふ」文化祭2024の行事が開催され、全国から大勢の方がご来県されます。ホテルアソシア高山リゾートさんには、引き続き、最高のサービス、食の魅力発信を期待したいと思います。30周年、誠におめでとうございました。
<13時30分から 県消防学校で、岐阜県防災航空隊殉職者慰霊祭に出席>
平成21(2009)年9月11日、北アルプスにおいて朝倉操縦士、三好整備士、後藤副隊長が救助活動中の事故により、その職に殉ぜられました。誠に痛恨の極みであり、15年の歳月が流れた今もなお、その衝撃はいささかも消え去ることはありません。
以来、我々は、お亡くなりになった3名の隊員の尊い犠牲を決して無にすることのないよう、この事故を教訓として防災ヘリコプターの安全体制の確保、維持を最優先に、運航に努めています。操縦士の二人体制や「航空安全管理監」の配置、毎月の安全会合などを実施するとともに、各消防本部と合同で林野火災や水難救助、山岳救助などを想定した訓練もしっかりと積み重ねているところです。
令和6年能登半島地震では、緊急消防援助隊として出動した本県防災ヘリは、物資や救急患者の搬送など、被災地での応援活動を展開しました。全国で頻発する大規模自然災害に対して、本県では「明日は我が身」どころか「今日の我が身」の心構えで取組みを進めていますが、その要として防災ヘリの役割は益々重要不可欠になっています。
我々は、3名の方々が命をかけて示された職務に対する崇高な精神に思いを致し、安全運航に万全の努力を尽くすことを、改めてお誓いしました。
韓国政府の各国要人招へいプログラムでお招きいただきましたので、2泊3日で韓国を訪問し、利川、世宗、釜山の各地で意見交換や視察等を行いました。
【9月10日(火曜)】
<9時10分 中部国際空港から、韓国の仁川空港へ出発>
以下、現地(韓国)時間 ※日本との時差なし
<11時10分 仁川空港に到着>
<15時00分から 利川市内の京畿陶磁美術館で開催中の、世界四大陶磁器コンペティションの一つ「京畿世界陶磁ビエンナーレ」を主催する韓国陶磁財団の崔文煥 代表取締役と面談。「国際陶磁器フェスティバル美濃’24」との交流に関する意見交換・視察>
本県では、今年10月18日(金曜日)から11月17日(日曜日)まで、世界四大陶磁器コンペティションの一つとされる「国際陶磁器展美濃」を開催します。今回、同じくその一つとされる「京畿世界陶磁ビエンナーレ」の関係者の皆さんと面談しました。意見交換では、過去最多の3,890点の応募があった国際陶磁器展美濃について、韓国からの応募も増加したことへのお礼を申し上げるとともに、開催に向けたPRも行いました。
【9月11日(水曜)】
<10時15分から 世宗特別自治市内の韓国土地住宅公社で、洪萬杓 同市海外協力官らと、ソウルから世宗への首都機能移転に関する意見交換・視察>
<11時30分から 世宗人材生涯教育振興院で、南宮英 同院院長らと人材育成及び生涯学習に関する意見交換>
<14時00分から 公州市及び扶余郡内で、ユネスコ世界遺産の「百済歴史遺跡地区」を視察>
<17時00分から 世宗特別自治市庁舎で、崔旼鎬 同市長と面談>
2日目は、世宗特別自治市に移動。2012年の発足した同市は、国内で唯一の政府直轄広域自治団体に位置付けられており、行政中心複合都市とも呼ばれる韓国の中央官庁が集積する都市です。面積は465Km2で関市とほぼ同じ大きさ、人口は約36万人。現在も中心地では開発が続けられており、今後も人口は増加していく見込みです。
同市では、崔旼鎬 同市長と面談するとともに、韓国土地住宅公社を訪れ、関係者とソウルから世宗への首都機能移転に関する意見交換などを行いました。
【9月12日(木曜)】
<12時00分から 釜山広域市内で、金光會 同市未来革新副市長らと、同市内で発生が確認されている「アフリカ豚熱(ASF)」の水際対策及び観光交流政策に関する意見交換>
<14時30分から 同市職員の案内で、世界最大規模のメディアアート展示館「アルテミュージアム釜山」を視察>
<17時55分 釜山・金海国際空港から福岡空港へ出発>
以下、日本時間
<18時50分 福岡空港に到着>
最終日は釜山へ。人口330万人の釜山広域市は、ソウルに次ぐ韓国第2の都市で、古来より日本と朝鮮半島を結ぶ交通の要衝となっています。下関市や福岡市までは200kmほどの距離で、同市にある「金海国際空港」「釜山港」は、それぞれ空と海の玄関口として、多くの方々が利用されています。
その一方で、感染率と死亡率が高い「アフリカ豚熱(ASF)」に感染した野生いのししが、2023年12月に市内で初確認されています。同市では、副市長らと面談し、アフリカ豚熱が確認された際の対応や、家畜伝染病の水際対策などについて話を伺うとともに、観光交流等について意見交換しました。
<14時00分から 県庁で、「エンジン03 in 岐阜」オープニング・シンポジウムに出席>
各分野の第一線で活躍する文化人・知識人たちが一堂に集まり知の大交流を図る「エンジン03 in 岐阜」のオープニング・シンポジウムに出席しました。
令和4年(2022年)は岐阜市でエンジン01を、令和5年(2023年)は高山市でエンジン02を、3回目となる今回は、岐阜市、大垣市、各務原市の3市を舞台に開催しました。県庁ミナモホールでのシンポジウムでは、「今年の岐阜は文化イヤー!文化の力と幸せの関係ってナンヤローネ?」をテーマに、日比野克彦県美術館長、俳優の中江有里さん、新潮社執行役員の中瀬ゆかりさん、社会学者の古市憲寿さん、医師の和田秀樹さんが登壇され、意見を交わしていただきました。また、夜には、コロナ禍で実施できなかった飲食店を会場に講師と交流する「夜学」を県内初開催するとともに、翌8日には、「信長」や「俳句」「空と宇宙」といった3市にちなんだテーマも含む多様な講座を、一流の講師陣28名の皆様に担当していただきました。
「清流の国ぎふ」文化祭2024の開幕まで、あと約1カ月。文化イヤーが益々盛り上がっていくことを期待したいと思います。
<19時00分から 関ケ原町内で、関ケ原ナイト2024「追憶-関ケ原外伝」に出席>
夜の関ケ原古戦場の魅力を創出・発信するためのイベント「関ケ原ナイト2024」に出席しました。
今回は、「野外朗読音楽絵巻『追憶-関ケ原外伝』歴史の分水嶺~慶長五年九月十五日~」と題して上演。私も冒頭、関ケ原町長や武将ご子孫の石田さん、大谷さんと一緒に、開宴を告げる号令を行いました。「いざ、出陣!」の掛け声で幕を開けたステージは、俳優の竹下景子さんによる朗読と、声楽家の城宏憲さんや田島聖子さんらの詠唱で、関ケ原の戦いを描いていただきました。
また、ステージ最後には、アンコールに呼応し「清流の国ぎふ」文化祭2024テーマソング「君が明日と呼ぶものを」を披露したのち、鎮魂と平和の願いを込めた花火を打ち上げました。
本日(9月7日)のステージを皮切りに、10月20日(日曜日)まで、「大関ケ原祭2024」と銘打ち、関ケ原研究に関する講演、東西人間将棋、東西対決花いけバトル、海外古戦場トークなどを開催します。是非、お越しいただき、楽しんでいただければと思います。
<大関ケ原祭2024はコチラ>
https://daisekigaharasai.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>
<10時00分から 木曽川中流域観光振興協議会に出席>
木曽川中流域の観光振興を目的として令和3(2021)年7月に設立された「木曽川中流域観光振興協議会」の報告会に出席し、今年7月のドイツ渡航結果や10月に予定しているイベントの進捗報告、今後の方向性について意見交換をしました。美濃加茂市長さんや可児市観光協会長さんからドイツ渡航の報告がありましたが、ライン川観光の拠点都市であるコブレンツ市に訪問した際、現地の方が地域間協力の重要性を非常に強くおっしゃっていたことが印象的でした。また、協議会を発足して3年間の取組みで導き出したものに、ドイツ渡航から持ち帰った要素を盛り込んで、今後の方向性を協議、合意しました。今年に入り、日本ライン下りの試験的な再現を軸に、ガストロノミー・ウォーキングや中流域を一周するサイクリングイベントなど、徐々に広域観光の形ができつつあります。木曽川中流域を新たな日本ラインとして、持続可能な観光地域づくりを着実に進めながら、その魅力を広域的に発信していきたいと思います。
「日本ライン・KISOGAWA River to Summit2024」はコチラ
https://kisogawa.jp/<外部リンク>
<15時00分から 記者会見>
10月14日(月・祝)から開催する「清流の国ぎふ」文化祭2024について、ガイドブックや各種行事を記者発表しました。
まずは、公式ガイドブックについて。本文化祭で開催する全333イベントを掲載した公式ガイドブック「全編版」が完成しました。デジタル版も制作しましたので、是非、スマートフォンやタブレットからもご覧いただければと思います。
次に、各種行事についてご紹介します。
県現代陶芸美術館で、10月18日(金曜日)より「Ways of Earth ハンガリー・日本陶芸作家交流展」を開催します。ハンガリーと当県を拠点にする陶芸作家3名が、両国を行き来し、交流から生まれた作品を展示します。
次に、リトアニアNOW2024について。今年で7回目を迎える岐阜とリトアニアの交流事業を、10月18日(金曜日)から11月15日(金曜日)まで岐阜市内や八百津町内で開催。コンサートや講演会、文化体験のほか、物産フェアも予定しています。
次に、ポーランドの国立民族合唱舞踊団「シロンスク」の公演について。昨年も大変ご好評を博した同団体による公演を、今年は、10月10日(木曜日)に恵那文化センターで、10月11日(金曜日)にサラマンカホールで行います。観覧申込は9月10日(火曜日)からになりますので、是非、お申込みください。
最後に薬草フォーラムについて。伊吹山は古くから薬草の山と知られており、麓の揖斐川町の旧春日村地域では、薬草の採取や生産、生活の暮らしの中での利用といった文化が引き継がれています。この薬草文化の魅力を発信するフォーラムを、10月30日(水曜日)、31日(木曜日)に、揖斐川町と一緒に開催します。
今年は国民文化祭にあわせて各種行事が開催されます。是非、ガイドブックをご覧いただきながら、自分の行きたいイベントを探し、ご参加いただければと思います。
「清流の国ぎふ」文化祭2024公式ガイドブック(全編版)はコチラ
https://gifu-bunkasai2024.pref.gifu.lg.jp/koku-shou-bunsai/<外部リンク>
「Ways of Earth ハンガリー・日本陶芸作家交流展」はコチラ
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/386950.html
リトアニアNOW2024はコチラ
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/387202.html
ポーランド国立民族合唱舞踊団「シロンスク」公演はコチラ
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/386486.html
薬草フォーラムはコチラ
https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/387225.html
<11時00分から 三重県明和町内で、一見勝之 三重県知事、大村秀章 愛知県知事、河村たかし 名古屋市長、中野祐介 浜松市長とともに、斎宮歴史博物館を視察>
<13時20分から 東海三県二市知事市長会議に出席>
毎年この時期に開催される東海三県二市知事市長会議に出席しました。
今回は、三重県明和町で開催され、始めに伊勢神宮に仕えた「斎王」を紹介する「斎宮歴史博物館」を視察。その後、グリーンスローモビリティ「牛車(もうぐる)」に乗車して、会議会場へ移動しました。
会議では、今般の台風第10号の被害・対応状況をはじめ、スポーツを活用した地域活性化、地域公共交通の維持・活性化、国内外からの観光誘客などをテーマに意見交換しました。
特に、観光誘客については、全国的に旅行需要が回復する中、大阪・関西万博やアジア競技大会の開催、東海環状自動車道の全線開通などの好機を生かし、このエリアでの周遊、長期滞在を促すため、各県市の観光地づくりや誘客取組事例を紹介しながら、意見交換をしました。本県のインバウンドは、今年、過去最高を記録したコロナ前の2019年(166万人)を上回ると期待しており、200万人に手がかかりそうな勢いです。コロナ禍も継続してアジアへのプロモーションやサステイナブル・ツーリズムに取り組んでいた成果が、こうした回復につながっていると考えています。今後は、こうした取組みとともに、「飛騨高山」や「白川郷」に加えて、さらに「もう一泊」してもらう旅行商品の造成や、ストーリー性、希少性が高い着地型コンテンツ(現地オプショナルツアー)の造成なども進めながら、インバウンドの全県展開、観光消費の拡大を目指していきたいと思います。
<10時00分から 県庁で、県こども政策推進本部員会議に出席>
<10時25分から 県強靱化推進本部員会議に出席>
<11時10分から 県公共施設等総合管理推進本部員会議に出席>
県庁で各本部員会議を開催し、現在の状況や課題、今後の取組みについて意見交換をしました。
今回の県こども政策推進本部員会議では、今年度末の策定を予定している「岐阜県こども計画」の骨子案について、意見交換しました。
本計画では、こども・若者を取り巻く現状や、減少要因、社会課題を分析した上で、政策の方向性として4つの柱を構成し、各施策を位置付けていきます。中でも、その柱の一つである「ライフステージに応じた切れ目のない支援」では、(1)こどもの誕生前から幼児期、(2)学童期・思春期、(3)青年期、(4)ライフステージ全般と、各ステージでどのような施策を進め、充実していくのか、検討、整理する必要があります。
また、こども政策は総力戦。多くの政策の組み合わせが必要であり、こどもの目線で政策を考え、見直していくことも必要です。
こどもの支援や少子化対策は県政にとって喫緊の重要課題であり、強い危機感をもって臨むべきものです。計画には、具体的な施策もしっかりと盛り込むとともに、こどもの声が聞こえる地域の豊かさや楽しさも伝わるよう、知恵を絞っていきたいと思います。
<15時00分から 県災害対策本部員会議に出席>
台風第10号は8月29日(木曜日)に鹿児島県に上陸し、九州・四国を通って東海道沖へ。台風の動きが遅いため、総雨量が多くなっており、九州では宮崎県や大分県などで、近県では静岡県や愛知県などで人的被害や多くの住家被害が確認されています。
本県では、29日から災害対策本部を設置、対応する中、西濃地域を中心に大雨となり、31日(土曜日)には、養老町、揖斐川町、大垣市、大野町で土砂災害警戒情報が発表されました。杭瀬川の氾濫などで、大垣市や池田町では家屋の浸水被害や道路冠水が相次ぎ、県としても、災害救助法を適用し、避難所の設置や運営、物資提供など支援体制を整えています。会議では、今後の大雨に備えて、被害情報の収集、住民避難の支援、災害に備えた事前対策、警察、消防、自衛隊等との情報共有の徹底を指示するとともに、市町村におかれては着実な避難につながるよう、あらゆる手段で情報を住民の皆さんに届けることや、早めの避難を呼びかけるよう、お願いしました。
県民の皆さんにおかれましても、これまでの大雨で、地盤が緩んでいる場所や増水している河川もありますので、最新の気象情報や避難状況に十分に注意いただき、「自らの命は自らで守る」という意識で対応をお願いしたいと思います。