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令和6年8月

8月29日(木曜)の公務報告

<18時00分から 名古屋市内で、県産食材を使用した岐阜フェア「岐阜バル」に出席、挨拶>

 名古屋マリオットアソシアホテルでは、8月1日(木曜日)から9月13日(金曜日)まで、飛騨牛や鮎をはじめ岐阜県産食材をふんだんに使った「岐阜フェア」を開催中です。加えて、8月29日、30日の両日には同ホテルで県産食材を使ったメニューをビュッフェ形式で提供する「岐阜バル」も、併せて開催されます。本日(8月29日)、岐阜バルに出席し、ご挨拶申し上げるとともに、間近に迫った「清流の国ぎふ」文化祭2024のPRを行いました。会場では、飛騨牛やボーノポーク、奥美濃古地鶏、鮎、えだまめ、トマト、メロンなど、本県産の食材がふんだんに使用されたフードメニュー、お酒、そして会場には県産のバラが飾り付けられ、まさに岐阜一色。是非とも、多くの皆さんに岐阜の魅力を味わっていただければと思います。

岐阜バル 岐阜バル

8月28日(水曜)の公務報告

<15時00分から 記者会見>

 3点について、記者会見をしました。

 1点目は、「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館(空宙博)の新企画棟完成記念特別企画展」について。平成30年3月にリニューアルオープンした空宙博に、間もなく約400m2の展示場を有した新企画棟が完成します。そのこけら落としとして、「清流の国ぎふ」文化祭2024の開幕に合わせて、特別企画展「月への挑戦~アポロ計画から50年、人類は再び月を目指す~」を開催します。目玉展示は、アポロ15号が地球に持ち帰った「月の石」。10月12日(土曜日)から来年3月まで開催しますので、是非、お越しいただければと思います。

 2点目は、「ぎふ森フェスの開催」について。県内各地の森林空間を活用して、森林アスレチック、Eバイクサイクリングツアー、森林浴ツアーなど40を超える体験プログラムを楽しめるイベント「ぎふ森フェス」を開催します。期間は9月28日(土曜日)から11月30日(土曜日)まで、県内各地で開催します。各体験プログラムは事前予約制となり、8月29日(木曜日)からWEBサイトで申込を受付します。是非、多くの皆さんにご参加いただきたいと思います。

 3点目は、「『匠の国ぎふ』の技を支える道具展の開催」について。「清流の国ぎふ」文化祭2024の期間と同じく、10月14日(月・祝)から11月24日(日曜日)まで、高山市の飛騨・世界生活文化センターで開催します。この道具展は、「匠の国ぎふ」の伝統技術を継承するため、実際に現場で使われている道具と、その道具が生み出す製品の魅力を紹介するもので、合わせて500点を超えるものを展示します。期間中には職人による実演・ワークショップなども開催しますので、是非、足を運んでいただきたいと思います。

 最後に台風10号について。8月22日に発生した台風10号はゆっくりとした速さで進んでおり、予報円も大きく、また接近前でも、大気の不安定な状況が続く見込みです。県民の皆さんには、台風への備えを今一度確認していただくとともに、最新の気象情報や避難情報に注意いただきながら、早め早めの対応を心掛けていただきたいと思います。なお、9月1日に予定しておりました総合防災訓練は、台風のため、見送ることとしました。

【空宙博の特別企画展についてはコチラ】

https://www.pref.gifu.lg.jp/site/pressrelease/385171.html

【ぎふ森フェスについてはコチラ】

https://gifu.visit-town.com/shinrin/morifes/<外部リンク>

【「匠の国ぎふ」の技を支える道具展についてはコチラ】

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記者会見

<16時30分から 城南高等学校調理科3年の冨成柚凪さんが、石井亮一 学校法人石井学園学園長らとともに、オリジナル雑煮レシピコンテスト「第2回Z-1グランプリ」におけるグランプリ受賞を報告>

 今年6月に最終審査が行われた「第2回Z-1グランプリ」でグランプリを受賞した冨成柚凪さんが、報告にお越しくださいました。このZ-1グランプリは、日本の食文化を代表する郷土食「お雑煮」のオリジナルレシピコンテストで、今回は、全国の小中高校生が応募した約1100作品から、見事グランプリに選ばれました。冨成さんの雑煮「信長雑煮」は、奥美濃地鶏、飛騨のホウレンソウ、各務原のニンジン、岐阜の大根といった本県産の食材を使い、出汁には酒粕を入れ、信長が好んだとされる干し柿を添えたものです。私も信長雑煮をいただきましたが、見た目のインパクトがあり、干し柿と酒粕の組み合わせが素晴らしいものでした。

 グランプリ、おめでとうございます。これからも頑張ってください。

オリジナル雑煮コンテストフランプリ受賞報告

8月21日(水曜)の公務報告

<11時00分から 県庁で、第33回オリンピック競技大会(パリオリンピック)陸上競技男子走高跳出場の赤松諒一 選手が、尾藤義昭 (一財)岐阜陸上競技協会会長らとともに、同大会5位入賞を報告。同選手に対し清流の国ぎふ栄誉賞を授与>

 今年8月10日、パリオリンピックにおいて「男子走高跳」で5位に入賞した赤松諒一選手が、その報告にお越しくださいました。

 赤松選手は、岐阜市出身の29歳。高校在学中に陸上部に入り、高校3年生で岐阜県高校新記録(2m16cm)を樹立。その後、大学、大学院に進学後も競技を続け、現在も県内を拠点に活動されています。今回、男子走高跳で5位入賞されましたが、五輪で日本勢が入賞するのは、1936年ベルリン大会以来、88年ぶりの快挙です。また、予選では今シーズンのベスト記録「2m27cm」を、続く決勝では、自己ベストとなる「2m31cm」を記録して入賞しました。

 赤松選手からは、皆さんからの応援への感謝と、これからの競技への意気込みを、お聞きしました。

 私からは、お祝いを申し上げるとともに、その栄誉を称え、スポーツ等での活躍が顕著で、県の名声を高めた方にお贈りする「清流の国ぎふ栄誉賞」をお渡ししました。さらなる成功を期待しています。頑張ってください。

赤松選手に清流の国ぎふ栄誉賞を授与

<13時30分から ぎふ清流文化プラザで、(一社)岐阜県私立幼稚園連合会創立70周年記念式典に出席>

 (一社)岐阜県私立幼稚園連合会は昭和29年(1954年)に設立され、今年で70周年を迎えました。70年前は、まさに第一次ベビーブームの子ども達が幼稚園に入園する時期。受入れの場が不足するなか、子どもたちの最初の学びの場として、私立幼稚園の果たす役割は、大変大きなものでありました。その後も、社会環境が常に変化する中、幼児教育の向上を図るため、同連合会では、人材確保、教育研究、研修などに一貫して取り組まれています。また、昭和40年から始まったラジオ番組「幼児とともに」は、60年近く続く長寿番組として親しまれており、毎回様々なテーマで家庭における子育て情報などを提供しています。このように長きにわたり、子ども達の成長に大いにご尽力してこられましたことに、深く敬意と感謝を申し上げます。

 本日は70周年の記念式典に出席し、ご挨拶申し上げるとともに、多年にわたり私立学校教育の推進に尽力された幼稚園教職員の皆さんに感謝状をお渡ししました。今後も皆さんと一緒になって、幼児教育の充実に取り組んでいきたいと思います。

(一社)岐阜県私立幼稚園連合会創立70周年記念式典

8月20日(火曜)の公務報告

<15時30分から 国民保護に係る県内市町村との共同訓練を指揮>

 他国から発射された弾道ミサイルが県内に着弾したことを想定し、武力攻撃事態発生時の情報収集、伝達、住民避難への対応などについて、県内市町村や警察、消防、自衛隊など関係機関との共同訓練を行いました。

 今回の訓練は、弾道ミサイルが県内に着弾したことに加え、弾頭に化学剤が搭載されていたと想定して、立入禁止区域の設定、化学剤検知のための部隊派遣、住民避難の要請、支援などを確認しました。

 武力攻撃事態などの不測の事態が発生すると、まさに1分1秒を争う中で必要な措置を迅速に判断し、関係機関と調整、対策を立案・実行して、確実に県民の皆さんの安心安全を守っていくことが必要となります。今回の訓練結果をしっかりと検証しながら、対策に万全を期していきたいと思います。

共同訓練

8月17日(土曜)の公務報告

<13時00分から 県美術館で、清流の国ぎふ芸術祭「第5回ぎふ美術展」表彰式・開場式に出席>

 今回で5回目となる「ぎふ美術展」の表彰式・開場式に出席しました。

 この美術展は、県民の皆さんの創作活動を発表いただく場として開催しており、今回も県内外から880点、年齢では4歳から93歳まで幅広く、ご応募をいただきました。

 また、この美術展の目玉として、審査員に各分野の第一人者の方々に就任いただいておりますが、これらの作品を一つ一つ熱心にご審査いただきました。審査員の皆さんからは、「多様な表現の作品が集まり、力作が多い」「個々の作品が生き生きと存在している」などのご講評をいただいており、展覧会の会場には、入賞、入選した作品362点を展示しています。県美術館で9月1日(日曜日)まで開催していますので、是非、ご覧いただきたいと思います。

<第5回ぎふ美術展についてはコチラ>

https://www.gifu-art.jp/<外部リンク>

第5回ぎふ美術展表彰式 第5回ぎふ美術展開場式

8月12日(月曜)の公務報告

<9時00分から 長良川スイミングプラザで、「RIE KANETO Memorial Cup 2024 ~岐阜から全国へ。そして世界へ!~」開会式に出席>

 2016年リオデジャネイロオリンピック金メダリストの金藤理絵さんは、2011年から2018年の現役引退までの7年間、岐阜県を拠点に活動。リオ五輪はもちろん、ぎふ清流国体など国内外の大会で活躍されるとともに、引退後も、競泳の普及・強化に向けて積極的に活動いただいています。こうした金藤さんの活躍を称えるとともに、アスリートの育成につながる大会として、昨年、今大会を立ち上げました。第2回となる今回は、金藤さんの思いを受け、ジュニア世代の小学生から高校生までを対象とする大会とし、約540人の選手が出場されました。開催にご尽力いただいた皆さまに、お礼申し上げます。

 また、今大会の名誉会長である金藤さんには、出場選手とハイタッチしたり、表彰のプレゼンターを務めらたり、声掛けいただくなど、子ども達と直接交流いただきました。選手の皆さんにとっても、大変励みになると思います。この大会を通じて、刺激を受け、さらにレベルアップし、長く競技を続けていこうとする選手が増えていくことを期待しています。

RIE KANETO Memorial Cup2024開会式

8月10日(土曜)の公務報告

<19時30分から 岐阜市内で、第2回ぎふ長良川花火大会を観覧>

 岐阜市の長良川で行われる花火大会は、長い間、夏の風物詩として多くの皆さんに愛されてきました。コロナ禍での中止を乗り越え、昨年(2023年)、実行委員会が主催する「ぎふ長良川花火大会」としてリニューアルしました。

 第2回目となる今回は、県内外から約12万人の皆さんが訪れ、心地よい夜風を感じながら、約1万発の花火を観覧しました。約1時間の大会プログラムには、能登半島地震で被災された方々への希望の光となることを願い、石川県の煙火会社の花火が打ちあがるなど、それぞれのテーマに応じて、スターマインやナイアガラなどの花火が夜空を彩りました。私も皆さんと一緒に花火を堪能しましたが、ストーリー性がはっきりした内容の花火で、大変素晴らしいものでした。

花火 花火

8月8日(木曜)の公務報告

<9時00分から 県庁で、第8回東アジア農業遺産学会(ERAHS)開会式に出席>

 本県では「清流長良川の鮎」が平成27年12月に世界農業遺産に認定されていますが、今回、日本、中国、韓国の世界農業遺産認定地域が交流し、研究成果や取組などを発表する同学会を本県で初めて開催しました。

 今回は、「次世代へ繋ぐ農業遺産~伝統的な農林漁業と文化~」をテーマに、各認定地域が取り組んでいる後継者の確保・育成や伝統的な漁業の保全、農業遺産を活用したツーリズムや景観保護、ブランド化など多岐にわたり、取組成果や研究成果が発表されました。

 また、参加いただいた皆さんには、鵜飼を体験いただくとともに、県魚苗センターやあゆパークなどの現地視察も行う予定です。清流に育まれた伝統工芸や漁業資源が連環する「里川」の仕組みに触れていただきながら、大いに交流し、世界農業遺産の更なる発展につなげていただきたいと思います。

第8回東アジア農業遺産学会(ERAHS)開会式

<15時00分から 記者会見>

 5点について、記者会見をしました。

 1点目は、「清流の国ぎふ」文化祭2024公式ガイドブックの完成と開会式の出演者決定について。10月14日(月・祝)からスタートする「清流の国ぎふ」文化祭2024に向けて、皆さんにいち早く文化祭のイベントを紹介するダイジェスト版が完成しました。300を超える文化祭イベントのうち、145事業をピックアップして紹介しています。また、開会式には、応援大使の4名のほか、伝統・郷土芸能団体や合唱団、能登半島地震復興を祈念して石川県の御陣乗太鼓保存会、ポーランドの舞踏団「シロンスク」の出演が決定しました。県内各地で数多くのイベントを開催しますので、多くの皆さんにご参加いただきたいと思います。

 2点目は、「清流の国ぎふ芸術祭」特別企画の開催について。今年は文化イヤーということで、2つの特別企画イベントを開催します。一つは10月19日(土曜日)、20日(日曜日)に県庁20階「清流ロビー」でワークショップとダンスパフォーマンス公演を開催。もう一つは、11月4日(月・休)に県庁1階「ミナモホール」で日本画家千住博さんなどが出演するシンポジウムを開催します。是非、お楽しみいただければと思います。

 3点目は、「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」の開催について。10月16日(水曜日)、高山市街地を舞台にフランスのアルザス欧州自治体関係者をお招きして、交流の拡大、地域活性化を目指して開催します。コースは、古い町並み、朝市、高山祭屋台会館、高山陣屋など観光スポットを回りながら、道中、飛騨の食材、地酒、郷土料理、またアルザスゆかりの食べ物も楽しみながらウォーキングします。本日(8月8日)から申し込みを開始しますので、是非、ご参加いただきたいと思います。

 4点目は、ニジマス管理釣り場の設置及び運営手続きの見直しについて。今年2月、長良川の管理釣り場においてニジマスが施設外に流出する事案がありました。その後、検証作業を行い、再発防止策として、ニジマスの管理釣り場の設置、運営に関する手続きを見直しましたので、報告しました。

 5点目は、清流の国ぎふ総文2024の開催結果について。7月31日(水曜日)から8月5日(月曜日)までの6日間にわたり、全国や海外から約2万人の高校生に参加いただくとともに、県内外の関係者あわせて約10万人の大交流を実現することができました。また、生徒たちが、一生懸命に汗をかいている姿、はつらつとした姿が大変印象的でした。こうした流れを、秋の国文祭にしっかりとつなげていきたいと思います。

 最後に、私自身の出処進退について。今年は、総文祭をはじめ上期の諸行事、課題もクリアすることができましたので、残る大きなテーマとしては国文祭です。現在、5期20年にあたりますが、一つの区切りのタイミングと思っています。平成17年2月から「はじめの一歩」としてスタートしていますが、この国民文化祭が「最後の一歩」になると考えており、全力で取り組んでいきたいと思います。

記者会見

8月7日(水曜)の公務報告

<14時00分から 間龍一郎 はざま酒造(株)取締役会長、杉浦元嗣 同代表取締役CEO、岩ヶ谷雄之 同取締役社長が、平岩正光 県議会議員とともに、世界最大規模の酒類コンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2024」純米酒部門におけるトロフィー(最高賞)受賞を報告>

 中津川市にある「はざま酒造」の皆さんが、5月に英国で行われたコンテストで部門最高賞を受賞した旨、報告にお越しくださいました。

 このインターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)は、40年前の1984年に設立され、現在では、世界最大規模かつ最も権威のあるブラインドテイスティング審査会の一つとされています。2007年にSAKE部門が追加されてからは、海外で行われる日本酒審査会としては最大かつ大きな影響力を有しています。今回のIWC2024には、SAKE部門に1500以上のエントリーがある中、部門最高賞である「トロフィー受賞酒」として同社の「恵那山 純米」が選ばれました。はざま酒造の皆さんからは、岐阜の米や水を使った酒が受賞できた喜びをお聞きしました。私も早速、先月のウズベキスタンやドイツ渡航時に、要人の皆さんに贈らせていただきました。最高賞の受賞、おめでとうございました。

はざま酒造(株)による最高賞受賞報告

<15時30分から 加藤孝義 ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長らから、「花きの日(8月7日)」のPRとして県産花きを受領>

 本日8月7日は「8(は)7(な)」と読めますが、本県の「岐阜県花きの振興に関する条例」で定めた「花きの日」です。

 この「花きの日」に合わせて、県産花きのPRと花や緑を楽しむ文化の普及を図ることを目的として、同コンソーシアムの皆さんから、ひまわりやバラ、トルコキキョウなど花きや花飾りをいただきました。

 出席者の皆さんからは、花の魅力が若い世代にも広がって欲しい旨、お話がありましたが、岐阜は花の王国。この機会に、皆さんにも岐阜の花きをご覧いただければと思います。

ぎふ花と緑の振興コンソーシアム理事長らより県産花きを受領

8月6日(火曜)の公務報告

<13時30分から 都内で、東海北陸自動車道建設促進同盟会・東海環状道路建設促進期成同盟会の令和6年度整備促進大会に出席>

<15時00分から 財務省で、中島朗洋 財務省主計局次長に対し、新田八朗 富山県知事、一見勝之 三重県知事、宇佐美晃三 大野町長、成原茂 白川村長らとともに、東海北陸自動車道の早期全線四車線化並びに東海環状自動車道の整備推進に関する提言書を提出>

<15時40分から 国土交通省で、堂故茂 国土交通副大臣に対し、同メンバーとともに、同提言書を提出>

<16時00分から 吉岡幹夫 国土交通事務次官に対し、同メンバーとともに、同提言書を提出>

 東海北陸自動車道の早期全線4車線化、東海環状自動車道の一日も早い全線開通に向けて、富山県の新田知事、三重県の一見知事をはじめ、沿線の首長、議員、経済団体などの皆さんと一緒に、整備促進大会に出席しました。

 両自動車道の整備効果は観光交流、災害対応、企業進出など多岐にわたることから、着実に整備を進めていくことが重要です。

 東海北陸自動車道は、今年度、未事業化区間となっていた飛驒清見ICから白川郷IC間のうち、約4kmが事業化され、最大の難所である約10Kmの飛驒トンネルを含む約12kmが事業化に向けて調査を行う準備調査個所に選定されました。大きな一歩を踏み出したところですが、現トンネルの貫通に約9年4ヶ月を費やすなど、完成までに長い時間を要することから、残る区間を一刻も早く事業化してほしいと思います。

 東海環状自動車道については、今般、各ICの名称が発表されるなど、令和8年度中の全線開通に向けて着実に前進しています。今回の能登半島地震でも広域道路ネットワークの重要性を改めて認識しましたが、同自動車道は南海トラフ地震で震度6強以上を想定される地域を迂回するよう設計されており、大規模災害時には、緊急輸送道路としての役割を発揮することが期待されています。県境トンネル工事が難航していますが、今後も様々な工夫を凝らし、安全第一で工事を着実に進めてほしいと思います。

 大会後には、大会参加者約180人の皆さんの整備促進に向けた思いを、国土交通省の堂故副大臣、吉岡事務次官、財務省の中島主計局次長にお伝えしてきました。今後も、様々な機会を通じて、地域の皆さんの思いを、しっかりと国にお伝えしながら、強く働きかけていきたいと思います。

東海北陸自動車道・東海環状自動車令和6年度整備促進大会 財務省にて提言活動 国土交通省にて提言活動 国土交通省にて提言活動

8月5日(月曜)の公務報告

<11時15分から 都内の農林水産省で、鈴木憲和 農林水産副大臣に対し、全国知事会の「豚熱・アフリカ豚熱対策と感染拡大防止に向けた提言書」及び「農林水産物の輸出拡大のための提言書」並びに農福連携全国都道府県ネットワークの「農福連携の促進に向けた提言書」を提出>

 全国知事会のCSF(豚熱)対策と農林水産物輸出拡大のプロジェクトリーダーとして、また、農福連携全国都道府県ネットワークの会長として提言を取りまとめましたので、農林水産省で鈴木副大臣に提言書をお渡ししました。

 豚熱・アフリカ豚熱対策については、ワクチン接種や農場の飼養衛生管理の向上、経口ワクチン散布をはじめとする野生いのしし対策への支援など8項目を提言。特に世界中で感染拡大しているアフリカ豚熱は、日本とのフェリー航路もある韓国・釜山で確認されており、国内侵入リスクが高まっていることから、水際対策の強化・徹底と、万が一の侵入に備えた初動体制の整備についてお願いしました。

 農林水産物の輸出拡大については、検疫条件など輸出障壁の除去、原発事故関連の輸入規制の撤廃など5項目を提言。全国知事会としても、今年10月にフランスで開催される世界最大規模の食品総合見本市「SIAL Paris2024」で、初めての海外プロモーションを実施することを報告しました。今回の出展で、農水省、ジェトロ、都道府県が連携する枠組みができましたので、今後も三者が連携して海外にアプロ―チすることや各自治体への財政支援策についてお願いしました。

 最後に農福連携については、支援体制や障がい者の皆さんが働きやすい環境の整備、農福連携の国民的運動としての浸透など10項目を提言。特に、効果的なPR活動については、昨年度、岐阜県農業フェスティバルに併せて開催した「全国農福連携マルシェ」の取組みを報告しました。今年も引き続き10月下旬に開催予定であり、昨年の倍となる約50団体に出店いただく見込みです。国においても、このような機会に是非参加いただきながら、情報発信や支援を充実するよう、お願いしました。

提言活動

8月4日(日曜)の公務報告

<10時00分から 中津川市内で、古屋圭司 衆議院議員、平岩正光 県議会議員、森益基 県議会議員、小栗仁志 中津川市長、島崎保人 同市議会議長とともに、「なかつがわ 森の木遊館」開館記念式典に出席>

 「ぎふ木遊館」の初サテライト施設である「なかつがわ 森の木遊館」の開館記念式典に出席しました。

 ぎふ木遊館は、コロナ禍の令和2年(2020年)7月に岐阜市内にオープンし、4年経った今年6月に来館者15万人を達成し、先月には秋篠宮皇嗣妃殿下に御視察いただきました。ぎふ木育の拠点として、多くの皆さまに愛される施設となっていますが、より多くの方に、より身近に体験していただけるよう、県も支援しながら「ぎふ木育の全県展開」を進めています。

 今回オープンした同館は、中津川市が、「道の駅花街道 付知」の多目的ホール等を改修して整備しました。ぎふ木遊館と同様、木製遊具や木のおもちゃでの遊びを通じた木育体験ができる環境となっており、当日式典に参加した近隣の園児達も元気いっぱいに遊んでいました。施設の方からの説明では、木に親しみをもつ、森林に関心をもつ、伝統文化を知るキッカケとなる木育活動拠点を目指していきたい、との話がありました。

 ぎふ木育の全県展開を目指す中、記念すべき第一号が完成しました。この施設を核として、この地域のぎふ木育が進むこと、また、中津川市をはじめ多くの皆さんに長く愛される施設になることを期待しています。

なかつがわ森の木遊館開館記念式典 木遊館内部

8月1日(木曜)の公務報告

<9時30分から 県美術館で、日比野克彦 県美術館長らとともに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下の「清流の国ぎふ総文2024」美術・工芸部門の御覧に随従>

<10時45分から 県庁で、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下の庁舎御視察に随従>

<13時25分から ソフトピアジャパンセンターで、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下の「清流の国ぎふ総文2024」花いけバトル部門の御覧に随従>

<15時00分から 関ケ原ふれあいセンターで、西脇康世 関ケ原町長、谷口輝男 同町議会議長らとともに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下の「清流の国ぎふ総文2024」郷土研究部門の御覧に随従>

<16時00分から 岐阜関ケ原古戦場記念館で、小和田哲男 同館館長とともに、秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下の同館御視察に随従>

 秋篠宮皇嗣同妃両殿下並びに悠仁親王殿下のお成り2日目です。

 はじめに、県美術館で総文祭の美術・工芸部門を御覧いただき、私も随従しました。会場には絵画や版画、デザイン、工芸、彫刻など高校生である今しか表現できない、感性溢れる作品、約400点が展示されています。悠仁親王殿下からは、作品を制作した同世代の生徒らにご質問いただくなど、御交流いただきました。

 ソフトピアジャパンセンターで行われた「花いけバトル」は、全国から選抜された15校から精鋭の高校生が出場。即興の美、あふれる若い感性が観る人の心に感動を与える「花いけバトル」に青春をかける高校生たちの熱戦を御覧いただきました。
 また、岐阜県庁舎では、1階ホワイエにある作品「岐阜を舞う」や、県内地場産品や、本県の自然、文化、歴史、匠の技などの魅力を紹介する「GALLERY GIFU」、20階の清流ロビーからの眺望を御覧いただきました。

 最後に関ケ原町に移動し、総文祭の郷土研究部門の研究発表をご覧いただくとともに、岐阜関ケ原古戦場記念館を御視察いただきました。

県美術館 総文祭の美術・工芸部門 岐阜県庁

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