本文
フタスジサナエ
フタスジサナエ | Trigomphusinterruptus(Selys) | 情報不足 |
---|
(環境省:準絶滅危惧) | トンボ目サナエトンボ科 |
---|
選定理由 | 生息地が限局されており危険性が高いと判断されるが、現状についての情報が乏しく判断できない。 | |
---|---|---|
形態の特徴 | 腹長は32〜35mmで、オグマサナエに似るが、胸の横の黒条が2本あることが識別点である。 | |
生息環境 | 平地から丘陵地にかけての古い溜池で見られる。平地や台地にある浅い池沼や水田など、止水域に生息する。 | |
生態 | 成虫はタベサナエ・オグマサナエより少し遅れ4月下旬頃より羽化が始まり、6月末頃まで見られる。生態は同属の他種とほとんど変わらない。 | |
分布状況 | 日本固有種。本州中部から四国、九州南部にかけて分布している。しかし、分布は一様ではなく、山陰地方や九州では大きな空白地帯がある。県内では、美濃市、加茂郡などで確認記録がある。 | |
危険要因 | 生息環境となる溜め池の減少による。本種の生息する丘陵地は、人間の生産活動の活発な場所でもあり生息環境が消失している。 | |
保全対策 | ||
特記事項 | ||
参考文献 |