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R6県立岐阜各務野高等学校
令和6年12月9日、10日
県立岐阜各務野高等学校(ビジネス科)2年生の簿記の時間に、「統計データを活用して課題探究」をテーマにデータ活用講座を行いました。(1日目:座学、2日目:演習)
当日使用した教材<掲示資料1 [PDFファイル/4.46MB] 掲示資料2 [PDFファイル/4.88MB]>
1日目の座学では、初めにクイズに挑戦し、統計データの活用により説得力が増すことを学びました。そのうえで、PPDACサイクル(データを活用した問題解決プロセス)の手順に沿って、問題の見つけ方、調査計画の立て方、データの集め方を学びました。次に、集めたデータについて、平均値や中央値などの代表値を使って、グラフを分析する際のポイントを学びました。最後に、岐阜県統計グラフコンクール入賞作品を参考にしながら、情報のまとめ方を考えました。
2日目の演習では、各生徒がタブレット型パソコンを使用し、データ収集とデータ分析に取り組みました。まず、データ収集演習として、岐阜県統計課のホームページや、e-Stat(政府統計の総合窓口)のデータベース機能を用いて、必要となるデータを見つけて入手する方法を学びました。次に、データ分析演習として、入手したExcelデータ(数値)を使って、岐阜県の市町村別面積をわかりやすくグラフ化するという課題が提示され、生徒各自が試行錯誤しながらグラフ作成に取り組みました。
生徒の感想
(1日目:座学)
- 統計データに関して、あまり重きを置いたことがなかったが、今回の講座で、統計データがあることによって、より理解が深まると感じた。
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いろいろなデータがe-Statで公開されているということを初めて知った。これからデータを元に何かを作る際には、ぜひ活用したいと思う。
(2日目:演習)
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どんなグラフを作成するのか、自分で考えることの大切さと難しさを感じた。
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授業で習っていたExcelのグラフ作成を、今回活かすことが出来たのが良かったし、良い復習にもつながったと感じた。
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「わかりやすいグラフを作る」ということを、自分ではあまり考えてこなかったので、今回、相手に伝えることを考えながらグラフ作成できたので良かった。
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就職して会議資料を作るときなどに、ソースがしっかりしているサイトの知識や統計データの扱い方を知っていると、役に立つと感じた。