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古代の土器焼成坑がみつかりました【芥見町屋遺跡(県事業)】
令和6年度芥見町屋遺跡発掘調査(県事業)概要報告2
芥見町屋遺跡における古代土師器の生産
芥見町屋遺跡(県事業)の調査では、長良川に近接する今年度の発掘区において、7世紀後半頃と考えられる古代の土器焼成坑を確認しました。
南西側(写真手前)は熱を受けた痕跡が少なく、北東側(写真奥)の底部や側壁に被熱面が認められました。遺構内からは、甕や甑などの土師器片が数多く出土しており、生活に必要な器種の生産が行われていたことがわかりました。国事業の調査でも同様な遺構がみつかっていることから、当遺跡一帯で、古代に土師器の生産が行われていたと考えられます。