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R元関市立南ヶ丘小学校
令和元年12月17日
関市立南ヶ丘小学校の4年生の社会科、5・6年生の総合的な学習の時間において、県統計課が発行した統計学習副読本「グラフでみるかくふるさと岐阜県」を使って授業を行いました。
当日使用した教材<提供資料>4年生[PDFファイル/4.3MB]5年生[PDFファイル/2.6MB]6年生[PDFファイル/2.8MB]
4年生:「ふるさと岐阜県・関市を知る」
統計学習副読本の第1章「グラフでみるわたしたちの岐阜県」を用いて授業を行いました。
最初に、岐阜県は日本の真ん中であることや、森林率が高く自然豊かであることなどを紹介しました。次に、人口の様子について、岐阜県の人口は全国の中で多い方である一方で、近年は、人口が減少していることなどを棒グラフから読み取りました。その後、岐阜県では工業で働く人が多く、理髪用刃物・包丁などの出荷額が全国1位であることや、関市の金属製品の出荷額が県内1位であることなどを伝えました。最後に、観光や好きな食べ物、農業などについて学習しました。
児童の感想
- 全国で一番柿を購入しているのが岐阜県(岐阜市)ということにびっくりした。
- 関市は刃物と鵜飼だけだと思っていたけど、他にもいっぱいいいところがあるとわかった。
- 岐阜県にはいろいろないいところがあって、うれしいと思った。
5年生:「これであなたもグラフの達人」
統計学習副読本の第2章「わたしのまちのグラフ工房」を用いて授業を行いました。
最初に、家計調査をもとにした食品あてクイズからデータをグラフにする有用性を確認し、グラフを読み取るコツについて紹介しました。次に、関市の人口の様子について、人口の推移を棒グラフで、出生数・死亡数の推移を折れ線グラフで作成しました。棒グラフからは、平成17年ごろから人口が減少していること、折れ線グラフからは、平成18年ごろから出生数が死亡数を下回ったことに気づき、人口減少の原因について考えました。最後に、関市の人口の推移と将来の予測を紹介し、データがあれば現在と過去の比較や将来の予測ができることを確認しました。
6年生:「これであなたもグラフの達人」
統計学習副読本の第2章「わたしのまちのグラフ工房」を用いて授業を行いました。
最初に、家計調査をもとにした食品あてクイズから、データをグラフにすることによりデータの分析がしやすくなることや、グラフを組み合わせることにより新たに発見できる時があるなど、グラフを読み取るコツについて紹介しました。次に、岐阜県の人口は全国で多い方であるが、近年は減少していること、関市も人口が減少していることを確認してから、平成7年と平成27年の年齢3区分別の人口割合を帯グラフで作成し、比較しました。グラフから、15歳未満と15〜64歳の割合が低下したことや、65歳以上の割合が上昇したことを読み取りました。最後に、関市の年齢3区分別人口割合の推移と将来の予測を紹介し、データがあれば現在と過去の比較や将来の予測ができることを確認しました。