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ぎふ清流GAP評価制度(きのこ類)
ぎふ清流GAP評価制度(きのこ類)
GAPの実践
GAP(Good(良い)Agricultural(農業)Practice(実施))は、農林水産省では「農業生産工程管理」と訳されており、食品安全、環境保全、労働安全などの観点から、農業生産工程に潜むリスクを管理し、持続的に農業を行うための取組みです。
GAPをめぐる情勢
平成29年3月、GAP(農産物についてはGAP認証の取得、または農林水産省が定める「農業生産工程管理(GAP)の共通基盤に関するガイドライン」に準拠した都道府県GAP)が、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の選手村等で提供される飲食の食材調達基準に採用されました。
これを契機として、国内の大手小売・食品メーカーが取引の際にGAP認証の取得を要件とする動きが高まりつつあり、今後、農産物の輸出や国内流通において、生産者に対してGAP認証取得の要求がさらに高まることも想定されます。
生産者や産地がGAP手法を導入することにより、食品の安全性向上、環境保全、労働安全の確保はもとより、栽培経営の改善・効率化が進むとともに、消費者や実需者の信頼を高めることが、ひいては本県農林業の発展にもつながります。
このため、「2030年までに、ほぼ全ての県内産地でGAPが実践されている状態とすること」を目標としており、県林政部としてきのこ類生産者のGAPへの取組みを支援しています。
これを契機として、国内の大手小売・食品メーカーが取引の際にGAP認証の取得を要件とする動きが高まりつつあり、今後、農産物の輸出や国内流通において、生産者に対してGAP認証取得の要求がさらに高まることも想定されます。
生産者や産地がGAP手法を導入することにより、食品の安全性向上、環境保全、労働安全の確保はもとより、栽培経営の改善・効率化が進むとともに、消費者や実需者の信頼を高めることが、ひいては本県農林業の発展にもつながります。
このため、「2030年までに、ほぼ全ての県内産地でGAPが実践されている状態とすること」を目標としており、県林政部としてきのこ類生産者のGAPへの取組みを支援しています。
ぎふ清流GAP評価制度について
「食品安全」「環境保全」「労働安全」等についての農場の運営システムや手法を点数評価し、生産者が取り組みやすく、かつ上級グレードの国際水準GAPを目指せる制度として、令和2年11月から「ぎふ清流GAP評価制度」の運用を開始しました。
★評価制度の対象品目として、林産物ではシイタケ、ナメコ、キクラゲなどの「きのこ類」での取組みが実践されています。
GAP・有機JAS関係補助事業(きのこ類)
★県産材等生産体制強化施設整備事業(きのこ関係)
きのこ生産におけるGAP(ぎふ清流GAP含む)又は有機JASの認証取得及び当該認証品目の生産拡大に必要な施設等の整備を支援します。
【補助対象経費】
きのこ類の生産施設の整備・改修及び機械・備品の購入に要する経費
【補助事業者】
県内きのこ生産者(個人を含む)
【補助率・補助金額】
補助対象事業費の2分の1以内(上限事業費3,000千円)