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「清流長良川の鮎」の世界農業遺産認定までの歩み
世界農業遺産「清流長良川の鮎」認定までの歩み
- 『清流長良川の鮎』のリーフレットを紹介しています(認定前のものです)
外面[PDFファイル/344KB]/内面[PDFファイル/407KB] - 世界農業遺産とは?→詳しくはこちら[PDFファイル/88KB]
- 『清流長良川の鮎』とは?→詳しくはこちら[PDFファイル/104KB]
世界農業遺産に認定決定!
平成27年12月15日(火曜日)に国際連合食糧農業機関(FAO)で開催された世界農業遺産運営・科学合同委員会において、「清流長良川の鮎」が世界農業遺産(GIAHS)に認定されました。
イタリア・ローマの様子
知事によるプレゼンテーション
認定証授与
3県合同記者会見
「清流長良川の鮎」世界農業遺産認定証
岐阜県庁で行われた認定イベントの様子
認定の伝達・祝賀行事
懸垂幕お披露目行事
認定に係るコメント
古田知事(清流長良川の農林水産業推進協議会名誉会長)コメント
ただいま、FAOの世界農業遺産運営・科学合同委員会において、本県の「清流長良川の鮎」が認定されました。
「清流の国ぎふ」が世界に向かって大きく踏み出した、この歴史的瞬間を203万県民の皆様とともに喜びたいと思います。
これまでご尽力・ご支援をいただいた多くの関係者や県民の皆様に対し、あらためて厚く御礼を申し上げます。
今回の世界農業遺産の認定を新たなスタートとして、「清流長良川」と「鮎」の魅力にさらに磨きをかけ、国の内外へ一段と力強く発信してまいりたいと思います。
また、「長良川システム」は内水面漁業の国際的なモデルとされており、発展途上国への技術支援など、国際的な貢献も果たしていきたいと考えております。
玉田会長(清流長良川の農林水産業推進協議会会長)コメント
「清流長良川の鮎」がFAOの世界農業遺産に認定されました。清流長良川を守ってきた我々の活動が評価され、世界に認められたことを誇らしく思います。
これまでご尽力・ご支援をいただいた多くの関係者や県民の皆様方に対し、あらためて厚く御礼申し上げます。
今回の世界農業遺産の認定を弾みにして、「長良川システム」の象徴である「清流長良川の鮎」を前面にうちだした観光誘客、農林水産業の振興、伝統漁法や文化の継承、地域ぐるみでの河川や環境の保全など進めてまいります。
世界農業遺産認定に向けた取り組み
世界農業遺産国際シンポジウムが開催されました(2015年8月29日)
「清流長良川の鮎」を世界に発信していくため、世界農業遺産基金代表であるパルヴィス・クーハフカン氏、国連大学上級副学長である武内和彦氏、東京大学大学院農学生命科学研究科の八木信行准教授、石川県農林水産部農業政策課長の清水正雄氏を招き、国際シンポジウムを開催しました。
開催日時 平成27年8月29日(土曜日)9時30分-11時45分
開催場所 じゅうろくプラザホール(岐阜市橋本町1丁目10番地11)
参加者数 650名
パルヴィス・クーハフカン氏による基調講演
武内和彦氏による基調講演
パネルディスカッションでの八木准教授
パネルディスカッションでの清水課長
FAO科学委員会による世界農業遺産認定に向けた現地調査が実施されました( 2015年05月25日-26日)
平成27年5月25日-26日にかけ、FAO科学委員会の委員による現地調査を受けました。
概要説明
郡上釣り
小瀬鵜飼
曽代用水
世界農業遺産専門家会議委員による現地調査が実施されました(2014年9月30日-10月1日)
平成26年9月30日から10月1日にかけ、世界農業遺産専門家会議委員による現地調査を受けました。
概要説明
水源林育成事業の説明
技術伝承等の説明
瀬張り網漁の説明
世界農業遺産シンポジウムの開催(2014年8月29日)
清流長良川は鮎を育み、地域の経済や食、歴史文化と深く結びついている。一方、清流と鮎の恵みを受ける流域に暮す人々は、水を大切にし、水環境の保全活動を進めることで、清流を守っています。この循環は、人の生活、水環境、漁業資源がつながりをもった世界に誇るべきシステムであり、世界に向け発信していくためシンポジウムを開催しました。
開催日時 平成26年8月29日(金曜日)13時30分〜15時30分
開催場所 わかくさ・プラザ多目的ホール(関市若草通2-1)
開催内容 詳しくはチラシ[PDFファイル/1.3MB]をご覧ください
参加者数 300名
シンポジウムの様子
会長あいさつ
清流長良川の鮎について
基調講演
清流長良川の農林水産業推進協議会
登録推進母体となる「清流長良川の農林水産業推進協議会」を流域の農林水産業等関係団体、関係市と共に、平成26年7月24日(木曜日)に設置しました。
設立総会の様子
総会全景
会長あいさつ
申請内容の説明