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H27陽南中学校
岐阜市立陽南中学校
平成27年7月1日
陽南中学校の総合的な学習の時間(インテンシブ学習)で、統計を選択した生徒の皆さん29名に授業を行いました。
当日使用した教材 <説明資料[PDFファイル/4.2MB]><ワークシート[Excelファイル/190KB]>
授業の最初には、森林率全国2位、水力エネルギー量全国1位など、岐阜県の特徴を示すデータを、グラフ等を用いながら解説を行いました。
次に、データ分析の実践として、岐阜県の自家用乗用車の保有台数は47都道府県の中で多い方なのか少ない方なのか、平均値や中央値等を使って分析しました。総数で比べた場合、保有台数は平均値よりは少ないが、中央値は上回り、全国で17位であることが分かりました。その後、保有台数を一人当たりの台数で表したデータについても調べました。この場合、岐阜県は、平均値・中央値共に上回り、全国で8位と多い方であることが分かりました。このように、「総数」の比較だけでなく「単位量当たりの大きさ」の比較をすることで、結果の見え方が変わることを学びました。
最後に、家計調査のデータから、各都道府県民の好きな食べ物などについて楽しいクイズを行い、とても盛り上がりました。
生徒の感想
- 今日はいろいろなグラフなどで人口のことが分かって楽しかったです。僕もグラフなどを使って様々なことを調べてみたいと思いました。(1年生男子)
- 昨年勉強した「資料の整理と活用」の内容がたくさん出てきました。岐阜県は田舎だと思っていたけれど、中央値などをみてみると人口が多いということが分かってびっくりしました。これからもデータを調べて、いろんなことを知ることができるといいです。(2年生女子)
- 人口が多いから車の所有台数が多いとは限らない。一人あたりを考えていくと、特徴が分かったりする。また、平均値ではなく、最頻値、中央値を用いると、人口の順番がよく分かった。(3年生男子)