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第5回観光振興・まちづくり部会を開催しました
平成26年1月29日(水曜日)、岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会第5回観光振興・まちづくり部会を開催しました。
部会には、県内の観光団体、県及び市町村の担当者計36人が出席しました。
「リニア活用戦略」にかかる観光振興・まちづくり分野のとりまとめ(案)について、事務局が説明し、意見交換を実施しました。
観光振興・まちづくり分野で重点的に展開する施策
- 明知鉄道や国道257号沿線の観光資源開発、中山道を生かした街道観光の振興等により、リニア岐阜県駅から東西・南北への新たな観光軸を形成
- リニア走行車両のビューポイントの整備や中部車両基地の一般公開など、リニア中央新幹線の観光資源としての活用
- リニア中央新幹線開業を契機とした商品開発、県産品を活用した商品開発
- 農業体験、林業体験などの体験観光と連携した移住・定住人口の拡大
- 移住・定住、起業などにワンストップで対応できる体制整備などによる空き家のオフィス活用
会議での主な意見
- リニアによって短時間で岐阜県に来た観光客が、ゆっくりと滞在するための仕組みやプラン、ツアー等を作っていく必要がある。
- 体験型、着地型のツアーを開発し、地元や岐阜県の名前を売っていくことが非常に大切である。
- 観光客数を伸ばしている東海道新幹線の駅では、まちづくりに力を入れている。魅力的なまちづくりを長期的に実施し、リニア開業時に必ず観光客に来てもらえるよう取り組んでいく必要がある。
今後は、本日の観光振興・まちづくり部会、1月27日に開催した産業振興部会、今後開催予定の基盤整備部会での意見交換結果等を踏まえ、今年度末までにリニア活用戦略を取りまとめる予定です。