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白川村大字荻町における土壌汚染について

中日本高速道路株式会社が、東海北陸自動車道飛驒トンネル2期線工事の検討にあたり、事前に土壌調査を実施したところ、土壌環境基準を超えるヒ素が検出されたため、本日(12月24日)、同社から飛騨県事務所に報告がありました。

1 報告内容
(1)調査地点
白川村大字荻町地内(飛驒トンネル北坑口付近)
(2)調査結果の概要
○調査時期:令和7年7月から10月
鉛直及び水平ボーリング調査
項目:ヒ素
調査検体数:18
基準超過検体数:1
調査結果:0.001 mg/L未満から0.031 mg/L
土壌溶出量基準:0.01 mg/L以下
最大基準超過倍率:3.1倍
※基準超過は飛驒トンネル北坑口から水平に約40m地点
※その他の項目についても調査を実施したところ、土壌溶出量基準超過はありません。

2 汚染の原因
  自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
  なお、周辺地域には、ヒ素を原料に使用する工場・事業場はありません。

3 今後の対応
地下水調査について
   「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、土壌溶出量基準超過地点から半径250mの範囲を調査したところ、井戸がないことを確認しているため、周辺地下水調査は実施しません。

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