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可児市大森地内における土壌汚染について

本日(3月28日)、東海旅客鉄道株式会社から中央新幹線第一中京圏トンネル(大森工区)の本坑掘削工事に伴い発生した土壌を調査したところ、土壌汚染対策法に規定する土壌溶出量基準を超える「ヒ素」が検出された旨、可茂県事務所に報告がありました。

1 報告内容
(1)調査地点
可児市大森地内
(2)調査結果の概要
土壌溶出量調査
項目:ヒ素
調査検体数:1
基準超過検体数:1
調査結果:0.012 mg/L
土壌溶出量基準:0.01 mg/L以下
基準超過倍率:1.2倍
※非常口トンネルと本坑の交点から品川方面へ約1,080mの地点。
※ヒ素以外の有害物質7項目についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
  自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
  なお、周辺地域には、ヒ素を原料に使用する工場・事業場はありません。

3 今後の対応
(1)地下水調査について
   今後も工事の延伸に伴い、基準値を超えて「ヒ素」が検出される可能性があるため、県は、可児市の協力を得て、基準超過地点から掘削方向(品川方面)に900mの区間において、「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、半径250mの範囲内で井戸水の利用状況調査及び水質検査を実施します。なお、大森地内では令和5年度にもヒ素の基準超過があり、既に井戸水の利用状況調査及び水質調査を実施している地域は除きます。
(2)地域住民への情報提供について
井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。
(3)事業者に対する指導について
   汚染土壌の適正な管理等を行うよう指導します。

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