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麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について


麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起について

 岐阜県在住の方1名が、麻しんに感染したことが判明しました。また、他人に感染させるおそれがある期間に接触者が特定できない施設を利用していたことが分かりました。

 本公表は、患者と接触した方への注意喚起として、広く情報提供するものです。

【麻しん患者の利用施設】

利用日時 施設
3月15日(土曜日)10時から21時頃 どんどん庵一宮尾西店(愛知県一宮市篭屋3丁目7-3)
3月15日(土曜日)22時から22時15分ごろ ドラッグユタカ林町店(岐阜県大垣市林町10丁目1339番地1)
3月20日(木曜日)

近鉄タクシー(岐阜県大垣市内)

患者の乗車後に同車両で下記移動をされた方

・14時30分から15時00分頃 大垣駅から長松町

・15時30分から15時45分頃 西之川町から大垣駅

【上記日時に当該施設を利用された皆様へ】

 利用日から3週間(21日間)の間に麻しんを疑う症状が現れた場合は、最寄りの保健所までご連絡ください。

県内の保健所連絡先
保健所名 電話番号
岐阜保健所 058-380-3004
西濃保健所 0584-73-1111
関保健所 0575-33-4011
可茂保健所 0574-25-3111
東濃保健所 0572-23-1111
恵那保健所 0573-26-1111
飛騨保健所 0577-33-1111
岐阜市保健所 058-252-7187

平日時間外及び休日の場合は、アナウンスに従っていただくと守衛室等を経由して保健所につながりますので、「麻しんの件」とお伝えください。

※岐阜県外の方は、お住まいの地域の保健所へご連絡ください。

 

 ○患者概要

 患者:20歳代 女性
 主な症状:発熱、咽頭痛、咳、頭痛、結膜充血、発疹
 予防接種歴:不明
 渡航歴:なし

 3月15日 発症(発熱、頭痛、咽頭痛)
 3月20日 医療機関を受診、麻しん発生届(臨床診断例)、県保健環境研究所において遺伝子検査実施、麻しん陽性確定

 


発表資料

 報道発表資料(令和7年3月22日) [PDFファイル/210KB]

 


麻しん(はしか)について


症状等

 潜伏期は通常10日から12日間であり、発熱、咳、鼻汁、結膜充血などの症状が現れます。2日から3日発熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。


感染経路

 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われており、感染する時期は、発症の1日前から解熱後3日までとされています。また、空気中での麻しんウイルスの生存期間は2時間以内とされています。

 免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。また、ワクチンの効果は非常に高く、ワクチン接種を受けた人の95%以上が免疫を獲得します。


潜伏期間

 約10日から12日間


治療

 特異的な根治療法はなく、対症療法を行います。


麻しんの報告数

過去5年の報告数(診断日で集計)
年次 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年 令和6年 令和7年
岐阜県 0 0 0 0 1 2
全国 10 6 6 28 45 22

 ※岐阜県:令和7年は速報値(令和7年3月22日時点、本件含む)、全国:令和6年、7年は速報値(令和7年3月12日時点、本件含まず)


留意事項

 麻しんを疑う症状があった場合は、速やかに保健所に連絡をするとともに、医療機関を受診する際は必ず受診前に医療機関に連絡し、麻しんを疑う旨を伝えた後、医療機関の指示に従い受診してください。

 また、受診の際は、周囲に感染を拡げないよう公共交通機関の利用は避けてください。

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