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国土交通省中部地方整備局多治見砂防国道事務所(以下「砂防国道事務所」という。)が、一般国道19号瑞浪恵那道路事業地周辺の概況(地域特性)を把握するため、事前に周辺地下水を調査したところ、地下水環境基準を超える「ふっ素」が検出されたため、本日(3月14日)、砂防国道事務所から東濃県事務所に報告がありました。
1 報告内容
(1)調査地点
瑞浪市釜戸町地内
(2)調査結果の概要
調査時期:令和7年1月
地下水調査
項目 | 調査 検体数 |
基準超過 検体数 |
調査結果 | 地下水環境基準 | 基準 超過倍率 |
---|---|---|---|---|---|
ふっ素 | 4 | 1 | 0.09 mg/L から 2.6 mg/L | 0.8 mg/L 以下 | 3.3 倍 |
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
なお、周辺地域には、ふっ素を原料に使用する工場・事業場はありません。
3 今後の対応
(1)地下水調査について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、瑞浪市の協力を得て、基準超過地点から半径500mの範囲内にある家庭及び事業場を対象に、井戸水の利用状況調査及び水質検査を直ちに実施します。
(2)地域住民への情報提供について
井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。