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瑞浪市日吉町地内における土壌汚染について

​ 東海旅客鉄道株式会社がリニア中央新幹線日吉トンネル(南垣外工区)の本線トンネル掘削工事に伴い発生した土壌を調査したところ、土壌汚染対策法に規定する土壌溶出量基準を超えるセレン及びヒ素が検出されたため、本日(3月3日)、同社から東濃県事務所に報告がありました。

1 報告内容
(1)調査地点

   瑞浪市日吉町地内

(2)調査結果の概要
     土壌溶出量調査

 
項目 調査
検体数
基準超過
検体数
調査結果 土壌溶出量基準 基準
超過倍率
セレン 1 1 0.011mg/L 0.01mg/L以下 1.1倍
ヒ素 1 1 0.025mg/L 0.01mg/L以下 2.5倍

※非常口トンネルと本線トンネルの交点から名古屋方面へ約2,330mの地点。
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。

2 汚染の原因
      自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
  なお、周辺地域には、セレン又はヒ素を原料に使用する工場・事業場はありません。

3 今後の対応
(1)地下水調査について

 今後も工事の延伸に伴い、基準値を超えてセレンが検出される可能性があるため、県は、瑞浪市の協力を得て、基準超過地点から掘削方向(名古屋方面)に900mの区間において、「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、半径80mの範囲内で井戸水の利用状況調査及び水質検査を実施します。
 なお、ヒ素については前回報告のあった令和7年2月14日以降、基準超過地点から掘削方向(名古屋方面)に900mの区間において、半径250mの範囲内で井戸水の利用状況調査及び水質検査を実施中です。

(2)地域住民への情報提供について
 井戸水を利用している場合は、水質検査結果が判明するまでの間、飲用自粛を呼びかけます。

(3)事業者に対する指導について
 汚染土壌の適正な管理等を行うよう指導します。

 

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