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埼玉県八潮市において下水道管の破損に起因すると思われる道路陥没が発生したことを受けて、昨日(1月29日)、県が管理する下水道施設 ※1を緊急点検しました。
なお、県が管理する下水道施設は、国土交通省から要請があった緊急点検の対象施設 ※2ではありませんが、県独自で実施したものです。
1 緊急点検結果(いずれも調査時点)
(1)マンホール内部調査
下水道管が破損し土砂が管内部に流入していないか把握するため、各幹線下水道管の合流地点に設置されているマンホール5箇所において、マンホール内部に異状な土砂の堆積がないか確認
→ 現時点では全5箇所において異状な土砂の堆積がないことを確認 ※詳細地点は別紙
(2)道路陥没調査
道路に陥没がないか把握するため、全ての道路占用箇所(下水道管の埋設箇所)において、地表面に変状がないか確認
→ 現時点では国道、県道及び市町道における下水道管の埋設箇所全てにおいて、地表面に変状がないことを確認
2 今後の対応予定(いずれも県独自)
・ 口径2,000mm 以上の下水道管路について腐食等の異常により道路陥没の恐れがないか目視やカメラによる緊急点検を実施します
・ 県管理の下水道管路及びマンホールのうち腐食の恐れが大きい箇所を抽出し、 疑わしい箇所があれば現地調査を実施します
※1:県では、木曽川右岸流域下水道事業として、各務原浄化センターにおいて、木曽川及び長良川流域4市6町(岐阜市、美濃加茂市、各務原市、可児市、岐南町、笠松町、坂祝町、川辺町、八百津町、御嵩町)の汚水を広域的に処理しています。
※2:流域下水道管理者が管理する晴天時1日最大処理量300,000m3/日以上の大規模な下水処理場に接続する口径2,000mm 以上の下水道管路
報道発表資料(埼玉県八潮市の道路陥没を受けた県管理下水道施設の緊急点検の状況について) [PDFファイル/142KB]
別紙(マンホール内部調査箇所図) [PDFファイル/608KB]