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古川土木事務所が飛騨市宮川町塩屋地内で土壌調査を実施したところ、土壌汚染対策法に規定する土壌溶出量基準を超えるヒ素が検出されましたのでお知らせします。
なお、この調査は、古川土木事務所が国道360号種蔵打保(たねくらうつぼ)バイパスの整備を予定している箇所について事前に土壌調査を行ったものです。
1 調査の概要
(1)所 在 地:飛騨市宮川町塩屋地内
(2)調査目的:整備を予定している箇所について、事前に土壌調査を実施したものです。
2 調査の結果
[採 取 日] 令和6年6月18日
[結果報告日] 令和6年7月22日
土壌溶出量調査
項 目 |
調査 検体数 |
基準超過 検体数 |
調査結果 |
土壌溶出量基準 |
基準 超過倍率 |
ヒ素 |
7 |
1 |
0.005mg/L未満~0.04mg/L |
0.01mg/L以下 |
4.0倍 |
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
3 汚染の原因
周辺地域には、ヒ素を原料に使用する工場・事業所はなく、現時点では不明です。
4 今後の対応
飛騨県事務所において、基準超過地点から半径250mの範囲内に井戸がないことを確認していますので、「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づく周辺の地下水調査は実施しません。