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岐阜関ケ原古戦場記念館(以下「記念館」という。)では、令和5年10月に発足した関ケ原研究会の情報発信事業として、岐阜県及び滋賀県の自治体と連携し、近江国と美濃国の国境に所在する山城を中心に、その魅力や調査研究で分かった新知見などを紹介する山城イベント「江濃境目の城」を下記のとおり開催します。
併せて、令和6年1月から3月にかけて関ケ原の戦いと関連するテーマの講演会・企画「関ケ原講演会」を下記のとおり開催します。
1.山城イベント「江濃境目の城」
(1)山城パネル展示「江濃境目の城」
期間 令和6年1月27日(土曜日)から3月24日(日曜日)
会場 記念館1階広域観光情報コーナー(関ケ原町関ケ原894-55)(無料)
内容 近江・美濃国境付近の米原市、長浜市、関ケ原町、垂井町に位置する山城について、縄張図、赤色立体図、復元イラスト、最新の発掘成果などをパネルやジオラマで紹介します。
(2)講演会「関ケ原合戦と美濃の城-岐阜城・黒野城・大垣城-」
日時 令和6年1月28日(日曜日)13時30分から15時
会場 記念館3階セミナールーム(関ケ原町関ケ原894-55)(入館料が必要)
定員 100名(先着順)※応募方法は下記「3.応募詳細」をご覧ください。
応募期間 令和5年12月15日(金曜日)から令和6年1月21日(日曜日)※往復はがきでご応募の場合は1月19日(金曜日)必着です。
講師 内堀信雄(岐阜市文化財保護課主幹)
内容 岐阜市で長年にわたり岐阜城などの発掘調査に携わってきた内堀信雄氏が、美濃に所在するそれぞれの城が関ヶ原合戦で果たした役割や合戦後にどうなったかについて、発掘成果を加味して講演します。
(3)山城シンポジウム「江濃境目の城」
日時 令和6年2月11日(日曜日)10時30分から15時30分
会場 関ケ原ふれあいセンター大ホール(関ケ原町関ケ原894-29)(無料)
定員 400名(先着順)※応募方法は下記「3.応募詳細」をご覧ください。
応募期間 令和5年12月15日(金曜日)から令和6年2月4日(日曜日)※往復はがきでご応募の場合は2月2日(金曜日)必着です。
午前の部 基調講演「江濃境目の城」
講師 中井均(滋賀県立大学名誉教授)
時間 10時30分から12時
内容 山城研究の第一人者である中井均氏が、織田信長の天下統一や関ケ原の戦いなどに際して、築城や改修が行われ、戦いの舞台となった近江・美濃両国の国境の山城について講演します。
午後の部 リレー報告「学芸員が語る山城調査、最前線」
時間 13時から15時30分
内容 近江・美濃両国の国境に所在する戦国時代の山城の魅力を、最前線で調査などに携わる自治体の学芸員らが報告します。知られざる山城の魅力、発掘調査の裏話、おすすめの鑑賞ポイント、山城調査の基礎知識など、学芸員ならではの視点で語ります。
※報告の順番は前後する可能性があります。
2.関ケ原講演会
(1)講演会「於大の方の血をひくものたち-徳川家康と久松松平家-」
日時 令和6年2月4日(日曜日)13時30分から15時
会場 記念館3階セミナールーム(関ケ原町関ケ原894-55)(入館料が必要)
定員 100名(先着順)※応募方法は下記「3.応募詳細」をご覧ください。
応募期間 令和5年12月28日(木曜日)から令和6年1月28日(日曜日)※往復はがきでご応募の場合は1月26日(金曜日)必着です。
講師 石神教親(桑名市ブランド推進課)
内容 徳川家康の母である於大の方は、松平広忠と離縁後に久松家に再嫁し、生まれた子の一人が桑名藩三代藩主松平定勝です。2024年は定勝没後400年にあたり、家康と久松松平家について講演します。
(2)講演会「秀次事件による政局の混乱と関ヶ原合戦」
日時 令和6年2月18日(日曜日)13時30分から15時
会場 関ケ原ふれあいセンター大ホール(関ケ原町関ケ原894-29)(無料)
定員 400名(先着順)※応募方法は下記「3.応募詳細」をご覧ください。
応募期間 令和5年12月28日(木曜日)から令和6年2月12日(月・祝)※往復はがきでご応募の場合は2月9日(金曜日)必着です。
講師 矢部健太郎(國學院大學教授)
内容 秀次事件は、老いた秀吉の暴走、「武家関白制」の自己否定と捉えられてきましたが、史料の見直しにより、秀吉の意に反した「想定外」の事態であったことが明らかになりました。秀吉は、本来どのような政権を目指し、それがいかにして破壊され、徳川幕府成立に向かったのか、最新の研究成果を踏まえて考えます。
(3)特別企画「石田三成と関ケ原-太田浩司×小和田哲男-」
日時 令和6年2月25日(日曜日)13時から15時15分
会場 関ケ原ふれあいセンター大ホール(関ケ原町関ケ原894-29)(無料)
定員 400名(先着順)※応募方法は下記「3.応募詳細」をご覧ください。
応募期間 令和5年12月28日(木曜日)から令和6年2月18日(日曜日)※往復はがきでご応募の場合は2月16日(金曜日)必着です。
(1)講演会「関ヶ原合戦の真相-三成の戦略と誤算-」
講師 太田浩司(淡海歴史文化研究所所長)
時間 13時から14時
内容 石田三成を長年研究している太田浩司氏が、三成が関ヶ原合戦で何を考え、どんな戦略を立てていたか、それがどのような誤算が重なって瓦解していったかについて、最新の研究成果もふまえて講演します。
(2)スペシャルトーク太田浩司×小和田哲男「家康vs三成 関ケ原における戦略・戦術」
対談者 太田浩司(淡海歴史文化研究所所長)、小和田哲男(岐阜関ケ原古戦場記念館館長)
時間 14時15分から15時15分
内容 秀吉の死去から関ケ原の戦いに至るまでの徳川家康・石田三成双方の戦略と戦術、これに対する評価などを、小和田哲男館長が徳川家康の立場から、太田浩司氏が石田三成の立場からお話しします。
(4)講演会「井伊直政 関ヶ原合戦勝利への道」
日時 令和6年3月10日(日曜日)13時30分から15時
会場 記念館3階セミナールーム(関ケ原町関ケ原894-55)(入館料が必要)
定員 100名(先着順)※応募方法は下記「3.応募詳細」をご覧ください。
応募期間 令和6年1月26日(金曜日)から3月3日(日曜日)※往復はがきでご応募の場合は3月1日(金曜日)必着です。
講師 野田浩子(立命館大学非常勤講師)
内容 「徳川四天王」の一人として知られ、徳川家康の天下取りに最も貢献した重臣、井伊直政。徳川の「外交官」として敵・味方との交渉に奔走し、関ヶ原合戦で徳川方へ勝利をもたらした手腕について講演します。
3.応募詳細
(1)応募方法
岐阜関ケ原古戦場記念館公式HP(https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/<外部リンク>)の応募フォームまたは往復はがきにてお申込みください。山城パネル展示を除く各講演会・企画はすべて先着順です。岐阜関ケ原古戦場記念館公式HPに、募集開始に合わせて順次、各講演会・企画の応募フォームのリンク先を掲載しますので、募集開始後に応募してください。各講演会・企画ともに定員に達し次第、応募を締め切ります。
(2)往復はがき送付先
〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原894-55 岐阜関ケ原古戦場記念館 企画連携係「関ケ原講演会」担当者宛
※住所、氏名、電話番号、申込人数、参加を希望する講演会・企画名を明記してください。1枚につき2名様までご応募いただけます。
※講演会・企画ごとにご応募が必要です。
※応募期間前に到着したものは無効です。