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国土交通省中部地方整備局岐阜国道事務所が、一般県道松原芋島線川島大橋の災害復旧工事に伴い発生した土壌を自主的に調査したところ、土壌溶出量基準を超える「ヒ素」が検出されたため、本日(10月31日)、岐阜国道事務所から岐阜地域環境室に報告がありました。
1 報告内容
(1)調査地点
各務原市川島河田町地内(工事発生土の仮置場)
(2)調査結果の概要
項目 |
調査 検体数 |
基準超過 検体数 |
調査結果 |
土壌溶出量基準 |
基準 超過倍率 |
ヒ素 |
1 |
1 |
0.022 mg/L |
0.01 mg/L以下 |
2.2倍 |
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
なお、周辺地域には、ヒ素を原料に使用する工場・事業場はありません。
3 今後の対応
(1)地下水調査について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、各務原市と連携して、川島大橋の工事現場(川島笠田町及び川島松原町)及び工事発生土の仮置場(川島河田町)から地下水の流向を考慮した半径250mの範囲内にある家庭及び事業所を対象に、井戸水の利用状況調査及び水質検査を直ちに実施します。
(2)地域住民への周知について
井戸水を利用している家庭及び事業所に対しては、水質検査結果が判明するまでの間、飲用の自粛を呼びかけます。
(3)汚染土壌の対策について
汚染土壌の適正な管理等が講じられるよう岐阜国道事務所に助言します。
発表資料 | 報道発表資料 [PDFファイル/181KB] |
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所属 | 岐阜地域環境室環境保全係 |
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電話 | 直通:058-272-1920 |