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県では、水質汚濁防止法第15条の規定に基づき、地下水の常時監視を毎年計画的に行っているところですが、東濃県事務所が採水した2地点のうち、1地点でふっ素の環境基準超過が判明しましたのでお知らせします。
○ 地下水の常時監視
県内の可住地域を2kmメッシュ(約800区画)に区切り、事業場の立地状況、飲用への地下水依存度等を勘案して調査頻度を設定しており、その調査頻度に基づいて毎年調査区画を選定し、各区画の中の井戸1箇所について調査を実施しています。
令和5年度の調査地点数:県内49地点(岐阜県実施分)
1 検査結果
採水場所:瑞浪市日吉町地内の井戸
採 水 日 :令和5年9月27日(水曜日)
判 明 日 :令和5年10月26日(木曜日)
分析機関:県保健環境研究所
項目 | 分析結果 | 地下水環境基準 | 基準超過倍率 |
---|---|---|---|
ふっ素 | 2.1 mg/L | 0.8 mg/L 以下 | 2.6 倍 |
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
現時点では不明です。
なお、周辺地域には、ふっ素を原料に使用する工場・事業場はありません。
3 今後の対応
(1)地下水調査について
「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、瑞浪市と連携して、基準超過が確認された井戸から半径500mの範囲内にある家庭及び事業場を対象に、地下水の利用状況調査及び水質検査を直ちに実施します。
(2)地域住民への情報提供について
周辺地域は上水道が普及していますが、井戸水を利用している家庭及び事業場に対しては、水質検査結果が判明するまでの間、井戸水の飲用の自粛を呼びかけます。
発表資料 | 報道発表資料 [PDFファイル/361KB] |
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