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可児市久々利地内における土壌汚染について

中日本高速道路株式会社が、東海環状自動車道久々利第一トンネル建設工事に伴い、事前に土壌調査を実施したところ、土壌環境基準を超えるヒ素が検出されたため、本日(8月7日)、同社から可茂県事務所に報告がありました。

1 報告内容
(1)所在地:可児市久々利地内(久々利第一トンネル)
(2)調査方法:水平ボーリングによる試料採取
(3)調査結果の概要
 土壌溶出量調査
項目
調査:ヒ素
検体数:31
基準超過検体数:7
調査結果:0.001未満から0.092(mg/L)
土壌環境基準:0.01以下(mg/L)
最大基準超過倍率:9.2倍
※基準超過地点は、久々利第一トンネル北側坑口から150mから185mの地点。
※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。
2 汚染の原因
  自然由来による汚染の可能性が高いと考えられますが、現時点では不明です。
  なお、周辺地域に工場・事業場はありません。
3 周辺地域の井戸の有無について
 今後、トンネル掘削工事が実施される、基準超過地点からトンネル終点(北坑口から202m)の区間において、「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、半径250mの範囲内を調査したところ井戸が無いことを確認しているため、周辺の地下水調査は実施しません。
4 事業者に対する指導について
汚染土壌の適正な管理等を行うよう指導します。

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