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本文

関市新迫間地内における地下水汚染について

 株式会社ブリヂストン関工場(以下「ブリヂストン」という。)が、自社敷地内の井戸水を自主的に調査したところ、地下水環境基準を超えるヒ素が検出されたため、本日(7月5日)、ブリヂストンから中濃県事務所に報告がありました。

​1 報告内容
  (1)所在地
     関市新迫間地内

  (2)調査結果の概要 

 水質調査

項目

調査
検体数
基準超過
検体数
調査結果
(mg/L)
地下水環境基準
(mg/L)
基準
超過倍率
ヒ素 6 1 0.005未満から0.011 0.01以下 1.1倍


    

※その他の物質についても調査を実施していますが、基準超過はありません。 

2 汚染の原因

 周辺にヒ素を使用する工場・事業場はなく、現時点で原因は不明です。

3 今後の対応

(1)地下水調査について

 「岐阜県地下水の適正管理及び汚染対策に関する要綱」に基づき、基準超過が確認された井戸から半径500mの範囲を対象に、井戸水の利用状況及び水質調査を実施することとしていますが、調査範囲に井戸がないことを確認しています。

4 発表資料
  関市新迫間内における地下水汚染について [PDFファイル/166KB]

 

 

○参考

【ヒ素】
 ヒ素は、金属と非金属の両方の性質を持つ半金属元素であり、合金の添加材(硬さを高めるため)、半導体の原料、ガラスの消泡剤や脱色剤、花火の着色剤、塗料用の顔料、木材の防腐剤等に使用されています。
また、ヒ素は、地殻の表層部には重量比で 0.0005%存在し、水中や土壌中、岩石、大気中に広く存在しています。ヒ素に汚染された井戸水の飲用による慢性の中毒症状としては、皮膚の角質化や色素沈着等が報告されています。
参考:化学物質ファクトシート‐2012 年版‐(環境省)
土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン(環境省水・大気環境局)

 


  

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