県では、田植え直後の水稲を食害し、稲作に甚大な影響を及ぼす国指定有害動物であるジャンボタニシ※を一斉駆除するため、県内の被害が多発する6地域を対象に「ジャンボタニシクリーン作戦」を順次実施しています。
この度、岐阜市、ぎふ農業協同組合、生産者等と県が協力し、下記のとおり作戦を実施しますので、お知らせします。
「ジャンボタニシクリーン作戦」の日時等
1 日時 |
令和6年6月13日(木曜日) 9時00分から10時30分
- 天候により、延期となる可能性があります。
- 駐車場の都合上、取材希望者は、6月11日(火曜日)迄に担当者へ連絡ください。
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2 実施場所 |
岐阜市下土居(報道発表資料参照) |
3 実施規模 |
約15ヘクタールの水田 |
4 実施内容 |
「ジャンボタニシ被害対策マニュアル(岐阜県・岐阜大学応用生物科学部、令和5年3月発行)」に基づき、田植え直後に以下の実施可能な対策を行う。
- ドローンによる農薬の散布
- 水路における成貝駆除
- 水路における卵塊除去
- トラップ設置による捕殺
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※「ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)」について
- 「スクミリンゴガイ」は、1980年代前半に食用のため台湾などのアジア各国から導入されました。しかし、商業市場は発達せず、養殖業者の廃業等によって放置され、農業用水路や水田で野生化しました。その後、本種は、生育初期の水稲を加害し、稲作へ甚大な影響を及ぼすようになりました。
- 岐阜県においては、岐阜、西濃、揖斐、中濃、可茂、東濃地域で確認されています(2022年調査時点、病害虫防除所調べ)。
発表資料
<外部リンク>
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