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クマ捕獲用「わな」研修会

クマの目撃が相次ぐ中、被害を未然に防ごうと、市町村の職員などを対象にしたクマ捕獲用のわなの研修会を7月10日、美濃市で開催しました。 
研修会には、市町村の担当者や猟友会の関係者などおよそ80人が参加し、クマの生態や被害を防ぐための対策のほか、捕獲に使う「わな」の特徴や設置方法などを学びました。 
会場では2種類のわなが紹介され、このうち檻タイプのわなは内部の様子を確認しやすいのが特徴で、ドラム缶タイプのわなは捕獲したクマが暴れることが少ないとされています。 
講師は、わなの周辺ではいつクマと遭遇してもおかしくないので、クマスプレーを携行するなど安全対策が重要であることや、 
子グマが捕獲されている場合は近くに母グマがいる可能性があり、特に注意が必要なことを説明しました。 
岐阜県野生動物管理推進センターの森智基特任助教は、 
「今の時期はクマの交尾期で、若いクマや親子連れのクマが強い個体を避けるために里に出やすい時期。 これまでクマがいなかった地域にクマが出没するようになった。まずはクマのことを知りながら安全にかつ確実に対応する心構えと対策を学んでいただきたい」と話しました。 
研修会に参加した市町村の職員は、「人里の出没情報が増えているのでいつ人身被害が起こってもおかしくない状況です。今回の研修で、クマの生態から、わな捕獲のコツやノウハウまで学ぶことができたので、わなの設置場所やエサの見直しにつなげていきたい」と話しました。

研修会の様子