ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 県政ホットニュース > 2025年 > 2025年3月 > Digi田甲子園で県森林研究所の研究成果が内閣総理大臣賞

本文

Digi田甲子園で県森林研究所の研究成果が内閣総理大臣賞

記事ID:0425288 2025年3月31日更新 広報課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

 Digi田(デジでん)甲子園で内閣総理大臣賞を受賞した、県の研究所の職員が、3月21日、県庁で江崎知事に結果を報告しました。
 Digi田甲子園は、デジタル技術を活用して地域課題の解決に取り組む優れた事例を表彰する内閣府の事業で、美濃市にある岐阜県森林研究所の研究成果が、55件の本選出場者のうち地方公共団体部門で最高賞の内閣総理大臣賞を受賞しました。
 森林を管理するための道路を作るのに適した場所を見つけるために、これまでは現地確認や測量を繰り返して検討していました。今回の研究では、最新の道路設計ソフトや航空レーザー測量による地形データなどのデジタル技術を活用して、高い精度で最適な場所を推測し、作業用道路の整備計画を支援するデジタル地図を開発しました。
 報告を受けた江崎知事は「受賞おめでとうございます」と成果を称え、「この成果を全国に広げていってください」と激励しました。
 研究リーダーの臼田寿生(うすだ ひさお)主任専門研究員は、インタビューで「この地図を活用することで、これまでよりも確実に土砂災害が起こりにくい道路整備が進んで、安全安心な生活に役立つと思います」と話していました。

研究成果を江崎知事に説明する職員