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美濃の国に生まれた、円空上人を彷彿させる現代の芸術家を表彰する「円空大賞」の授賞式を、1月23日、県美術館で行いました。式では、円空大賞を受賞したマレーシアのアーティスト、イー・イランさんら5名の受賞者に、古田知事が賞状とトロフィーを手渡しました。
イーさんは、「とても感動しています。作品にはたくさんの人に関わっていただきました。この賞を皆さんと分かち合いたいです。」と喜びを語りました。
続いて、古田知事と受賞者らがテープカットで、円空大賞展の開場を祝いました。会場には、イーさんがボルネオ島の先住民と共同制作した「ティカ」という手織りのマットなど、受賞者の作品66点と円空仏8体が展示されています。
「第12回円空大賞展」は、岐阜市の岐阜県美術館で3月9日まで開催しています。