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3年に1度開催している「国際陶磁器フェスティバル美濃」のメインイベント・「第13回国際陶磁器展美濃」の入賞作品の展示会が、多治見市のセラミックパークMINOで開かれています。今回の公募には、陶芸部門と陶磁器デザイン部門に計3,890点の応募があり、会場にはその中から選ばれた入賞・入選作品203点が展示されています。
グランプリに輝いたのはウクライナ出身の陶芸作家、イェリザベタ・ポートノヴァさんの作品「Kiln(キルン)」です。ポートノヴァさんの作品は、壊れた古い電気釜の破片や部品を集めて四本足の動物をかたどり、新しい命を生み出しています。
また、金賞には、金沢市のデザイン会社 雪花(せっか)が制作した作品「AMU」(あむ)が選ばれました。糸の編み目のような陶磁器の小さな部品を交互に組み合わせ、編み物のような見た目で、柔らかさを感じるようです。
第13回国際陶磁器展美濃は多治見市のセラミックパークMINOで、11月17日まで開かれています。