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岐阜県の魅力を高めるアイデアを、名古屋市内の大学に通う学生から集めようと、8月26日、愛知大学名古屋キャンパスで「若者ガヤガヤ会議」を開きました。今回は、愛知大学の学生17名が参加し、人口減少や少子高齢化など岐阜県の状況について説明を受けたあと、意見を出し合いました。
学生からは「駅に大きな二次元コードを設置すると話題になると思う。観光の情報にアクセスできるといい」とか、「伝統工芸の後継者が減少しているので、子どもの頃から伝統工芸品に触れる体験をさせては」などという意見が出されました。
県の担当者は「今後の施策に活用できる意見がたくさんあると感じました。これからも岐阜県に関心を持っていただけるとうれしいです」と話していました。
ガヤガヤ会議に参加した、法学部3年の比田井友里(ひだい ゆり)さんは、「岐阜県を離れる人には、興味関心が強い人や海外への視野が広い人が多いので、その人たちをサポートできるワークショップや起業支援がもっと岐阜県全体で広がると、岐阜県を将来の生活の拠点にしてもらえると思いました。」と話し、また、地域政策学部4年 船場萌恵子(ふなば もえこ)さんは「まちづくりや地域活性化について学んでいます。少子高齢化や過疎化が進む中で、どうしたらいいか正解がないので、議論を重ねることはとても重要だと思う。今回の会議は学部の勉強としてもすごくいい会議だったと思います。今後の仕事にも活かせると思いました」と話しました。