本文
農業遺産に関する研究成果を共有して関係者の連携を深めようと、8月8日、県庁で第8回東アジア農業遺産学会(ERAHS(エラス))を開催しました。
学会には、日本、中国、韓国3か国の世界農業遺産認定地域の研究者や関係者270名あまりが参加しました。
学会の中村浩二(なかむら こうじ)代表議長は、「GIAHS(ジアス)サイト(世界農業遺産に認定された地域)の自然と文化を保全、活用して地域や国の活性化を実現していきましょう」と呼びかけました。
古田知事は、「東アジア地域の交流や意見交換が世界をリードしていくものだと思います。活発な議論や交流に期待します。」と話しました。
学会では、FAO(国際連合食糧農業機関)や各国関係者の基調講演、研究発表のほか、「清流長良川の鮎」をはじめ、認定地域の取り組みや研究成果を紹介するポスター発表などを行いました。