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岐阜県と石川県は、さまざまな交流事業を通じて、両県の文化への理解と交流の絆を深め、文化を通じた両県の発展を目指す協定を締結することになり、7月11日、金沢市内で両県の知事が協定書に署名しました。この協定では、文化・芸術の発信や相互理解に関すること、文化の担い手の育成など4つの項目について両県が連携していくことを定めています。
馳知事は、「さまざまな分野で連携のある岐阜県と協定を結ぶことで、お互いに助け合える県民同士の機運醸成に繋がる」と期待を寄せました。
また、古田知事は、「(昨年)石川県から岐阜県に国民文化祭の旗を受け継いだ。これを一過性の出来事に終わらせず、両県の心と心が繋がる大事な文化協定にしたい」と話しました。
今後両県では、県立美術館の所蔵品の相互貸し出しや、地域に根付いた伝統芸能の相互交流など、具体的な連携事業について協議を進めていくことにしています。