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若者の意見やアイデアを県政に取り入れようと、「若者ガヤガヤ会議」を、6月20日、関市内の大学で行いました。
今回は、日常的に家族の介護や世話を過度に行っている子ども「ヤングケアラー」をテーマに、中部学院大学の学生19名が参加しました。
初めに県の担当者が、ヤングケアラーは本人の自覚がないことが多いうえ、家庭内のデリケートな問題で表面化しづらく効果的な支援に繋がりにくい現状を説明しました。
続いて、学生たちが、ヤングケアラーに支援を届けるにはどうしたらいいか、意見を出し合いました。
この中では、「自分がヤングケアラーだったら、交流する場や経済面を相談できる窓口が欲しい」とか、「SNSやコンビニのほか学校内の掲示板に広告を出すといい」といったアイデアが出されました。
参加した学生は、「スマートフォンを持っていなかったり、情報が届きにくい人もいたりするので、支援が必要な人を見つける工夫が大切だと思いました」と議論を振り返っていました。
県では、いただいた意見を県の施策に反映していきます。