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学生を対象とした華道のコンクールで最優秀賞を受賞した、県立大垣東高等学校3年の岡部莉子さんが、3月25日、県庁を訪れ、古田知事に受賞を報告しました。このコンクールは華道家元の池坊が主催する「学校華道インターネット花展」で、作品の写真を送って競います。全国から5,392点の応募があり、岡部さんが最高賞に輝きました。
岡部さんの作品のテーマは「信じる」。
受験勉強のまっただ中で不安な気持ちを抱えながら、将来の自分の姿への思いを込め、強くしなやかなアレカヤシと、夢に見る大学生活を鮮やかなピンクガーベラで表現しました。
古田知事は、「おめでとうございます。一目見たときにハッとする、魅力ある作品ですね。」と祝福しました。
岡部さんはインタビューで、「この作品の一番の特徴は、アレカヤシという大きな葉っぱをデザイン的にカットしたところにあります。葉っぱを切ると鳥の羽みたいになってそれがすごく躍動感を感じられて、自分も活けながら元気をもらいました。」と振り返り、「目標通り、自分の行きたかった大学に合格が決まってとてもうれしいです。」と話しました。